『ガールズ&パンツァー 設定資料集』

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『ガールズ&パンツァー 設定資料集』ムービック(movic) 2012

 以前感想を書いた『ガルパン戦車読本』は、アニメ本編に携わる人のインタビューが載ってたり、その内容の充実ぶりからうっかり勘違いしそうになるけど、同人誌という扱いだった。本書はTVアニメ『ガールズ&パンツァー』のオフィシャル設定資料集。
 表紙はすごく綺麗なカラーだけど、本文はモノクロのみの片面印刷で80ページ、各キャラクター(女の子のみ)の全身や表情などの線画が収められている。これまでにムービックから出た他のアニメの設定資料集と同様の構成。
 実際のアニメの制作に用いられた設定資料をまとめたものなので、一見味気ない。いかにも資料って感じ。コレクションとしての価値はさて置き、イラスト描いたりフィギュア作ったりでもしない限り、本としてはどうよ? って気がするかもしれない。しかしじっくり見てみると意外にもおもしろいのだ(←実はアニメ『こいこい7』あたりから、気に入ったアニメのものだけは買うようにしてる)。

 まずメインの線画のほかに、ちょこちょこ書き込まれている注意書きに注目したい。例えば「ウサギさんチーム」の丸山紗希のページの「少しねこぜ」など。このほんのちょっとの記述から、キャラクターを表現する上でどこが重要視されているのかを汲み取れるのが楽しい。またメインの線画を補足するように描かれた細部のデザイン画や、参考図も見所のひとつ。こんなものまでってのがあったりする。なかでもごちゃごちゃした服装をしてる「カバさんチーム」のページには、マフラー(?)の巻き方や胸当ての装着法など参考図が多い。
 もちろん各キャラクターのメインの線画や表情は一番の鑑賞ポイント。微妙な線の違いで、各キャラターごとの体形、肉付きが見事に表現されている。また本書のおりょうのように、こんな表情もするんだってカットがあると嬉しい。とくにこの作品の場合は登場人物が多くて、大勢でいるシーンも多いから、アニメでは見落としてしまってる表情があるかもしれない。

 少し残念だったのは「あんこうチーム」の私服の設定画と、各キャラクターの身長比較図が載っていなかったこと。キャラクターの身長差をみると、なぜかぐっとくるので比較図は欲しかった。この本、かなり売れているみたいなので、そのあたりを網羅した第二弾を出してくれないかな。もちろんその際には、BDの映像特典で披露されてた水着の設定も漏れなく収録して欲しい。


 さっきmovicのサイトを見てみたら、2月の中旬に再版予定とのこと↓「ムービック(movic)」の通販サイトです。
 http://www.movic.jp/index.php?ctrl=sheet&code=21740

 前に書いた記事↓Gewalt『ガルパン戦車読本』
 http://serpentsea.blog.fc2.com/blog-entry-68.html


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