SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2018年 11月号 Vol.124

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 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2018年 11月号 Vol.124

 今回の特集は「松本州平と飛行機模型。」機種・機体そのものに関する特集、ハウツー系の特集、宮崎駿特集、コンペ特集などに加えて、最近新たに特集のネタとなった模型製作者(ライター)個人とその作品を取り上げる特集だ。今回の「松本州平」は、古くからのプラモ雑誌の読者にとってトップクラスの知名度を誇るライターの一人。ライター個人のキャラクターが注目されるようになった草分け、というか氏ほどの愛されキャラは他に思い当たらない。かつて雑誌『Hobby Japan』にミニスケールAFVを中心に発表し、「改造しちゃアカン」などのキャッチーなワードで人気を博した。

 少々脱線してしまうが、特集中でデビューした雑誌として紹介されている『Hobby Japan 1982年11月号』は、当時勢いづいていた『Hobby Japan』のなかでも屈指の一冊だ。その中身はというと、1/72「U-2」1/48「Ta152H」のバQキット(バQキット特集号です)、『エイリアン』(1979)から「スペースジョッキー」「フェイスハガー」「ノストロモ号」「リプリー」以上4例のフルスクラッチ、『キャプテンスカーレット』の「超音連絡機」などなど、とんでもないラインナップ。なかでもイマイ「超音連絡機」の徹底工作記事は、今もってこれを超える改造記事は存在しないのではないだろうか。「超音連絡機」作ろうって人には必読の記事だ。松本州平の作例はタミヤ1/35「M-1 エイブラムス」のジオラマ作品、モデラー訪問にも登場している。ちなみに今月号の特集の「表紙になったのは下半分がワシの作例で〜」というキャプションは、おそらく記憶違いではないかと思われる。

 今月号の特集の作例は下記リストの通り、対談にかなりページが割かれているので正味3例と少ないが、この先まずメインを張ることがなさそうな旧キットばかりである。全て1/32。連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』も特集に組み込まれていて、作例は前号の「Me163B-1a」に続いてハセガワ1/32の「Me262 V056」。機首に特徴的な八木アンテナを搭載した「Me262」のバリエーションの中でも特にかっこいい機体だ。途中写真も多数収録されているから、主観的な実機のイメージに寄せていく工作をたっぷり鑑賞することができる。この先積みプラ紹介にあった「ブガッティ 100P」や「コードロン・レーサー」なんかも取り上げてもらえると嬉しい。
 またエアフィックスの 1/72『マクダネルダグラス ファントム FG.1』など、特集記事の以外の記事も読み応えがあった。



 - 作例リスト (掲載順) -

特集「松本州平と飛行機模型。」
『カーチス P-40E ウォーホーク』レベル 1/32
『スーパーマリン スピットファイア Mk.24』マッチボックス 1/32
『ライヤード スーパーソリューション』ウイリアムブラザーズ 1/32
『メルセデス ベンツ SSKL』マッチボックス 1/32 ※カーモデルの作例

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『メッサーシュミット Me262 V056 夜間戦闘機』ハセガワ 1/32

特集「松本州平と飛行機模型。」
『ちいさなひこうきフラップ』オリジナルバキュームキット 1/32・1/48(レジン製モデル)

連載記事『ちっちゃいことは、いいことだ!』
『グロスターグラジエーター Mk.Ⅰ/Ⅱ/J8 海外仕様』マークワンモデル 1/144 ※モノクロ記事

連載記事『飛ぶ理由 連載第42回』
『ラボラトリーアクエリアス』バンダイ 1/1000改造 ※小林誠によるオリジナルメカ。「アンドロメダ」の作例も掲載

連載記事『夢見る翼 連載第61回』
『ANA エアバス A321neo』ハセガワ 1/200

SPECIAL ARTICLE
『航空自衛隊 F-15改 イーグルプラス』タミヤ 1/32改造
『F-16改 ナイトファルコン』タミヤ 1/32改造

SPECIAL ARTICLE
『マクダネルダグラス ファントム FG.1』エアフィックス 1/72

『NOSE ART QUEEN Vol.64』森園れん



 次号の特集は「林周市の世界Ⅱ」。
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Posted byserpent sea

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