SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2017年 09月号 Vol.117

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 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2017年 09月号 Vol.117

 何回めかの零戦特集号。今回は新旧の1/32キット限定の特集で、作例はハセガワの新旧「五二型丙」、タミヤの「五二型」(ジオラマ作品)の3例のみ。作例の数としては少々寂しいけれど「HOW TO BUILD」とあるだけに、お題のハセガワ新キットの製作過程をじっくり見せる、初心者や今まさにこのキットに取り掛かろうって人向けの構成になっている。一日目の胴体内部から始まって、三日目で完成(はやっ! ! )。途中写真はカラー4ページ。
 ハセガワ旧キットは連載記事の『改造しちゃアカン リターンズ!』で取り上げられていて、こちらはプラ板を駆使した途中写真と味わい深いイラストで製作上のホイントが示されている。このキット、以前書いたように海軍機しか買ってくれない祖父に買ってもらったことのある思い出深いキットだ。当時(小学生の頃)はブリスターに入ったメタルパーツが付属していて、高級感たっぷりだった反面、手の着けようがなかったことを思い出す。作例はコクピットの自作、外板の凸凹(リベットラインのうねり)の再現など、全体に手が入った凄みのある仕上がりで、完成品の画像が多いのもよかった。

 今回、特集記事の作例は少なかったが、全面にアルミのテープを貼られたハセガワ1/48改造「NF-104A」や、ハセガワ1/32「雷電」などかっこいい、見応えのある作例が多かった。特に鮮やかな緑で塗られた雷電が印象的だった。この有名な352-20号機、自分も1/72で作ったことがあるんだけど、途中まではまずまず感じよく出来てきてたのに、イナズマのデカールを貼った途端に俄然オモチャっぽくなってしまった。で、実機写真を見てみたら、実機もそんな感じだったという……。作例は細部の繊細な工作もさることながら、このイナズマのマーキングと、機体の緑、日の丸の赤のバランスが絶妙で、実機よりもリアルでスマートな感じに仕上げられている。



 - 作例リスト (掲載順) -

特集「1/32 ZERO」
『三菱 A6M5c 零式艦上戦闘機 五二型丙』ハセガワ 1/32

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『三菱 A6M5c 零式艦上戦闘機 五二型丙』ハセガワ 1/32 ※旧キット

『三菱 A6M5 零式艦上戦闘機 五二型』タミヤ 1/32 ※ジオラマ作品

『Red Bull Air Race Team Yoshi Muroya Commemorative Aircraft Model 2017Ver.』グッドスマイルカンパニー ノンスケール ※塗装済み完成品改造

連載記事『夢見る翼 NO.55』
『ダグラス DC-3』エッシー 1/72

連載記事『ちっちゃいことは、いいことだ!』
「日本海軍 艦上攻撃機 流星」エフトイズ(ウイングキットコレクション) 1/144 ※モノクロ記事

連載記事『Alternative modeling garage Vol.15 小物製作編 その1』
『椅子&テーブルetc』セミスクラッチビルド 1/32 ※モノクロ記事

連載記事『飛ぶ理由 連載第35回』
『大日本帝国特務艦エピメテウス』フルスクラッチビルド 1/1000 ※小林誠によるオリジナルメカ

『ロッキード NF-104A』ハセガワ「F-104J」+モデルアート製コンバージョンキット 1/48

『三菱 J2M3 局地戦闘機 雷電 二一型』ハセガワ 1/32

『川西 H8K2 二式大型飛行艇 一二型』ハセガワ 1/72

『NOSE ART QUEEN Vol.57』森園れん



 次号の特集は「林周一の世界」。

 

日本海軍 三菱 A6M5c 零式艦上戦闘機 52型 丙」ハセガワ 1/32


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Posted byserpent sea

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