名和昆虫博物館について

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 前回の「天神神社(伊久良河宮跡)」(←前の記事へのリンクです)に続いて、以前から行きたいと思ってた「名和昆虫博物館」にも足を運んだ。「岐阜城」の建ってる「金華山」のふもとの「岐阜公園」にあるので、今度はほとんど迷わずに楽々到着することができた。

 この博物館のかっこいい建物は、京都の清水寺の近くにあるカフェ「五龍閣」などを設計した建築家武田五一(フランク・ロイド・ライトとも親交があったとか)によるもので、価値ある近代建築物として登録有形文化財に登録されている。建物の周囲をぐるっと見て回れるので、この手の建築物が好きな人にもおすすめ。館内も古き良き博物館って感じで実に居心地が良かった。住みたいくらい。

 下の「続きを読む」から館内の様子、おみやげなど。


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 一階展示室。この博物館の標本は全体にとても美しく展翅・展足されていて、保存状態も良好。これは「世界のカブト・クワガタ」の展示。一階には他に「世界の珍虫・奇虫」「身近な昆虫」などの展示があり、二階には昆虫のクイズコーナーなどが設けられている。収蔵標本は約12,000種、30万以上という日本有数の昆虫博物館である。

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「タマムシ」の展示。青いのが欲しいやつ。嬉しいことにこの博物館は写真撮影OK。入館の時に案内がありました。

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「ギフチョウ物語」のコーナーを階段の途中から。
「ギフチョウ」は「アゲハチョウ」の仲間で、アゲハを小ぶりに、もっとフサフサさせた感じの美しい蝶で、この博物館を設立した昆虫学者の名和靖によって、明治時代に発見(再発見)、命名された。和名は採集地(岐阜県郡上郡祖師野村)に由来している。それだけにこのコーナーは博物館の看板コーナー、とても充実していた。
 この蝶はいくつかの自治体で天然記念物に指定されており、絶滅が危惧されることもあって、マスコミで取り上げられる機会が多い。図鑑でも特別に詳しく解説されていることが多く、うちにあった児童向けの図鑑では、この蝶と「ヒメギフチョウ」を比較して「黄もんがずれる」とか書いてあったけど、なんのことかよく分からなかったことを覚えている。

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 おみやげ。昆虫の下敷きとか、館名入りのギフチョウストラップ。標本はブラジル産の「ムラサキオオニジダイコクコガネ」です。動物の糞を食べる「コガネムシ」の仲間で、セントロサウルスみたいな一本角と青い体色がかっこいい。以前ネット上で見たのよりも少々高かったけど、来館記念ってことで買ってみた。美しく展足されてるし、標本の状態も抜群。

 この博物館のことは随分前から知っていて、たまにサイトを見たりしていた。きっかけは前に感想を書いたこの本→奥本大三郎, 岡田朝雄共著『楽しい昆虫採集』(←前の記事へのリンクです)。この中で「日本と世界の昆虫展示 採集・標本用具・昆虫標本も販売」(注1)と紹介されている。「昆虫標本も販売」ってところがポイント。博物館に展示されてるものと同様のもの(種類は限られているけど)が帰りに買えるなんて、考えてみると結構すごい。
 展示は子供にも分かりやすく見やすいように工夫されていて、昆虫好きの子ならきっと大喜びすると思う。もちろん大人も。開館時間や入館料については下の公式サイトから。


 ※1. 奥本大三郎, 岡田朝雄共著『楽しい昆虫採集』草思社 1991 p292

 ※ 名和昆虫博物館のサイト→ http://www.nawakon.jp


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