SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 11月号 Vol.112

 

 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 11月号 Vol.112

 特集は「巨人機の時代」。第二次世界大戦以後の米軍の大型爆撃機(試作機含む)の特集だ。でかい爆撃機には他の機種にはない見応えがあるから、そればっか集めた今回の特集は、前号に続いてとても充実した内容になっている。それぞれの製作者の個性がよく出た作例は眺めているだけでも楽しいので、爆撃機はあまり……って人にもオススメできると思う。
 今回の作例で最もスケールのでかいキットは1/32の「B-17」(全幅約1m)、表紙に載ってる機体だ。無塗装の実機はもっとギラッとしたイメージだけど、作例は使い込んだアルマイトのヤカンみたいな質感で、ぐだぐたにくたびれた雰囲気。実機云々はさておき、モノとしての充実感がある。金属色の部分も筆で塗られている。
 特集の作例はこの1/32の「B-17」を筆頭に、1/48が2例、1/72が6例。1/48はともにモノグラムのキット「B-24J」「B-29」で、1/72にはノースロップの全翼機「YB-35」や、個人的に目玉の「XB-70」が含まれる。でかいキットばかりで壮観だ。もちろんでかいばかりではなく、どの作例も細かく手が入れられている。なかでも1/72の「B-52」「B-1B」は超精密なディティールアップが施され、怖ろしげな仕上げも素晴らしかった。それから「XB-70」。見るからにモノモノしい機体の並びの最後に「XB-70」の純白の機体が美しい。

 39年も寝かせた末に晴れて完成にこぎ着けたという「B-29」の記事には、色々モヤモヤと思うところがあった。今回の作例の中で唯一キットを持ってる「XB-70」は、作る場所も飾る場所もないからってことで、積んだままになっている。「B-29」は作りかけだったらしいが、うちの「XB-70」は買ってきて中を眺めただけだ。最近はとみにそんな扱いのキットが増えてしまっている。……やっぱプラモはちょこっとずつでも作らないとなー。



 - 作例リスト (掲載順) -

『ボーイング B-17G フライングフォートレス』HKモデル 1/32

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『コンソリデーデッド B-24J リベレーター』モノグラム 1/48

『ボーイング B-29 スーパーフォートレス』モノグラム 1/48

「世界一ヤバい1/72トムキャットを作るための一番冴えた方法はこれだ!」
「グラマン F-14A トムキャット」ハセガワ 1/72+スケールアヴィエーションデカール ※デカールの紹介。モノクロ記事

連載記事『Alternative modeling garage Vol.10』
『ポルシェ 356A スピードスター』トミー 1/32

「New Kit Review」
『グラマン F-14A トムキャット』タミヤ 1/48

連載記事『夢見る翼 NO.50』
『ボーイング 747SP』プラッツ 1/200 ※レジンキット

連載記事『飛ぶ理由 連載第30回』
『ツァーリ・ボンバー』フルスクラッチビルド 1/72 ※小林誠によるオリジナルメカ

連載記事『ちっちゃいことは、いいことだ!』
『B-58A “Recorb Setter”』ホビークラフト 1/144 ※モノクロ記事

『ノースロップ YB-35 フライングウィング』イタレリ 1/72
『コンベア B-36H ピースメーカー』モノグラム 1/72
『ボーイング B-47E ストラトジェット』ハセガワ 1/72
『ボーイング B-52D ストラトフォートレス』モノグラム 1/72
『ロックウェル B-1B ランサー』レベル 1/72
『ノースアメリカン XB-70 バルキリー』イタレリ 1/72

『NOSE ART QUEEN Vol.52』早瀬あや



 次号の特集は「SA Convention 2016 Announcement」、SAコンの結果発表だ。お題は「F-14」。


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