佐藤有文『日本妖怪図鑑 復刻版』について

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「復刊ドットコムからのお知らせです。(中略) ジャガーバックスシリーズ 復刻版第4弾! 佐藤有文&石原豪人の最高傑作とも呼ばれる伝説の『日本妖怪図鑑』がついに復刻!」(復刊ドットコムのお知らせメールより)

 先日、上記のメールが届いた。ついでに「プリズマ☆イリヤ イリヤ&クロ セット発送日決定のお知らせ」も届いた!

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 今回復刊が決まった『日本妖怪図鑑』は、ちょっと前に復刊された『世界妖怪図鑑』と並ぶ名著。「河童」「天狗」などのメジャーな妖怪から、「ほうこう」「天井さがり」「くびれ鬼」などのややマイナーなものまで、生々しくおぞましい(でも美しい)イラストが多数収録されている。人が襲われたり狙われてたりするシーンがやたら多くて、トラウマレベルが高い。まさに石原豪人無双。題材が身近なだけに「世界〜」よりもこっちの方が怖いって人も多いと思う。そこはかとないアカデミックな雰囲気と情報量(正確さはさて置き)については『世界妖怪図鑑』、ストレートな怖さ、気味の悪さでは僅差でこの『日本妖怪図鑑』って感じ。鳥山石燕、円山応挙などの古画も多数引用されている。

 実はこの『日本妖怪図鑑』は子供の頃見たことがあっただけで(「世界~」の方は持ってた)、上の画像の本は以前地方の古本屋で購入したもの。ヤフオクやamazonではかなりの値段がついてるけど、今でも地方の古本市や合同即売会を見て回ってると、均一価格のダンボール箱の中にこのシリーズの本が混じっていることがある。骨董市のダンボールの中で見かけたこともある。古本市では現行の全集本が格安で売ってるかと思えば、ガリ版刷りでペラッペラの「女性の下着の歴史」みたいな本にとんでもない値段がついてたりして、見てるだけでも面白い。興味のある人は覗いてみると、きっと気に入る気になる本が見つかると思う。

 というわけで『日本妖怪図鑑 復刻版』は8月中旬発売予定。特典はオリジナルの「妖怪ポストカード」で、下記のサイトではポストカードの絵柄を決める投票が行われている。なぜか本書を代表する「河童」「天狗」のイラストは絵柄の候補に選ばれてない。不思議。

 ※「復刊ドットコム」の販売ページ↓
 http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68324900


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Posted byserpent sea

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