『虐殺の週末』

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serpent sea
 虐殺の週末

 昨日アニマックスでコナンの見たことないエピソードをやってたから、楽しみに帰ってきたら予約録画を失敗してた。録れてたのは最初の30分。再放送も少し先っぽいので、夕飯を食べつつ、まとめて買ってまだ見てなかったDVD『虐殺の週末』を見た。愛読してたスクリーンネオブックスの『THE HORROR MOVIES』で紹介されてたので、タイトルだけ知ってた作品だ。

 タイトルバックはどこかの森の中を逃げ惑う白いワンピースの女と、ぬぼーっと立ってる少々頭の足りなそうな男、唸りをあげるチェーンソーのカットバックに、だらっとした感じのギターのストリングス。画質も荒れてるし、予算の少なさが丸分かりの予想通りのスタートだが、森の緑がやけに綺麗。
 ストーリーはニューヨーク在住のヒロインが、離婚した元夫に子供を押し付けて、新たな恋人や友人と一緒に田舎の別荘でセックス&パーティ漬けの週末を過ごそうとしたところ、奇怪なマスク(↑ジャケット参照)の殺人犯が現れ、男ばかりが次々と殺されていくというもの。『悪魔のいけにえ』(1974)や『ハロウィン』(1978)と同じジャンルの作品だ。びっくりするほどセリフが少なく、登場人物が目的もなくふわふわだらだら動いてるような印象を受けるが、だからと言って演出その他でそれを補う必要があるほどの内容でもない。よく言えばその辺の人をぼんやり写したような、不自然なくらいの自然さがある。シーンの繋ぎはかなりぶつ切りで雑な感じ。

 ヒロインをはじめ登場する女性は総じて太り肉で、横になると自然に流れる天然おっぱいをどんどん晒している。濡れ場も多め。殺人シーンはいくつかあるけど、内臓が飛び出したり、血がドバッと噴き出すような描写はない。ただし足の裏に刺さった釣り針をペンチで引き抜いたり、長い針を耳に刺して殺したりと、地味ながらいたたたたたたたたたってシーンがあるので、おっぱいだけを目当てに見ると痛い目を見る。あと特筆すべきは俳優陣のいい仕事ぶりで、死に際に見事に痙攣するゲイの人、ガーターベルト姿で緊縛される女優の本気の抵抗っぷりなど、迫真の演技が印象に残った。焼ごてのシーンも良かった。
 この映画はもともとドライブインシアター用に製作されたらしく、言われてみれば確かに超ぼんやり見てても、ながら見でもわりと大丈夫な作りになっている。なのでプラモとか作りながら70年代っぽいスラッシャームービー流したい人にはオススメ度65%。もちろんしっかり集中して見れば、次のシーンはエロが来るのか、それともグロか(←そんなグロでもないけど)っていう微妙な緊張感だかなんだかを楽しめること受け合い。



『虐殺の週末』(“SAVAGE WEEKEND”)
 1979 アメリカ
 監督:クロード・プシュキン
 出演:クリストファー・オールポート/ジェームズ・ドゥアー/デヴィッド・ゲイル/リリン・ハムリン
 上映時間:88分


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Posted byserpent sea

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