いけ『ねこむすめ道草日記〈12〉』

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 いけ『ねこむすめ道草日記〈12〉』徳間書店 2014 リュウコミックス

 久しぶりに『ねこむすめ道草日記』の新刊が出た。リュウコミックスでは他に同じく新刊が出た村山慶の『セントールの悩み』を買ってるんだけど、店頭に2冊並んで平積みになっていて、強烈なほっこりオーラを放っていた。どっちの本も表紙の絵柄をジャマしない帯のデザインが嬉しい。

 この12巻では前巻で番外編っぽいエピソードに登場したエロ(?)妖怪の「川姫」が本格的に参入、表紙をはじめ「第71話 河童が川姫を連れて道草」と「第73話 川姫が海に来たりて道草」に登場して、後半のヒロインみたいになってる。前巻では性格設定がまだはっきり分からなかったのだが、純情だけど妖怪としての特性から人にエロいモーションをかけなければならない、という非常に気の毒な(美味しい)キャラのようだ。川姫は大分、高知などに伝わる女性型の水妖で、男性を誘惑しその精気を吸い取るといわれている。嫉妬深いことで有名な「橋姫」や、『今昔物語集』の「橋の女」(←前の記事へのリンクです)の類縁、同様にルーツに水神を頂く妖怪だろうと思う。

 また川姫という強力な新キャラの登場にも関わらず、レギュラーの面々も大活躍している。狛犬姉弟は相変わらずかわいらしいし、見せ場も多い。「第68話 独楽からの贈り物で道草」は独楽が黒菜にプレゼントする話。衣装も表情も色々で入浴シーンまである。そして一押しキャラの「コックリさん」と、霊感小学生千夏の関係は新たなステージへ。

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 あと前巻の感想(←前の記事へのリンクです)にちょっと書いた群馬県の郷土かるた「上毛かるた」↑をゲットしました。といっても伊香保まで出かけたわけではなくて、ズルして近県在住の知人に送ってもらいました。群馬県の文房具店で長らく売れずにいたのを入手したのだとか。今風ではない味わい深い絵柄で、機会があれば感想書こうと思います。こういうの見てると旅行に行きたくなってくる。


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Posted byserpent sea

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