SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2015年 01月号 Vol.101

0 Comments
serpent sea
 

 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2015年 01月号 Vol.101

 落ち着いた雰囲気の表紙とはうって変わって、中身は少々カオスな(いい意味で)Vol.101。特集は「SA Convention 2014 Announcement THE AGE OF BIPLANES 3」

 今回のメインは誌上コンペの結果発表。第一次大戦機は大好物なんだけど、実は今回の特集にはあまり期待していなかった。だいたい模型雑誌のコンペの結果発表って、参加作品のめっちゃ小さい写真がカラーページにずらっと並んでいて、上位入賞作品でさえ、大きめの写真が数枚載ってるだけ……というイメージだ。せっかくのカラーページがもったいないなあ、なんて思うことがこれまでに何度もあったのだが、今回の特集はそんな嬉しくない先入観をあっさり裏切る見応えのあるものだった。

 まず表紙に載ってる大賞作品ローデン1/72「フェリックストゥ F.2A」をはじめ、上位入賞作品5機がカラー17ページにわたって掲載されている。通常の作例かそれ以上の扱いで、ディティールや途中写真、キャプションの形の製作記事がぎっしり。どれも木材、金属、羽布の質感表現が非常に美しく、あーこりゃまず作れそうにないわーとか思いつつ、見惚れてしまうような作品ばかりだった。特集では他にAFVモデラー、マンガ家、声優に第一次大戦機を作ってもらう企画や、前にもやってたけど張り線の上手な張り方(←分かりやすかった)などがあって、読み応えもあるしやる気も出た(ような気がする)。

 連載記事の『改造しちゃアカン リターンズ!』『名機100』でも特集に合わせた作例が掲載されている。『改造しちゃアカン リターンズ!』ではウイングナットウイングスの「DH.9a」と、同スケールのエアフィックスの「MG.K3 マグネット」を製作。どちらも相変わらず素晴らしい出来映えなんだけど、この連載は途中写真がいつも面白い。楽しく製作している様子がよく伝わってくる。『夢見る翼』はタミヤの完成品のリペイント。渋めの作例が並ぶなかでグリーンの「エンブラエル ERJ-175」がひときわ鮮やかだった。



 - 作例リスト (掲載順) -

『フェリックストゥ F.2A 前期型』ローデン1/72
『アルバトロス W.4 後期型』ローデン1/72 ※ジオラマ作品
『FE.2b 後期型』ウイングナットウイングス 1/32 ※ジオラマ作品
『ファルツ D.Ⅲa』ウイングナットウイングス 1/32 ※展示ベース付き作品
『RE.8 "HARRY TATE"』ウイングナットウイングス 1/32
『FE.2b 後期型』ウイングナットウイングス 1/32 ※機首、エンジン周辺とフィギュアを用いたジオラマ作品
『ニューポール 17』アカデミー 1/32
『ソッピース 1 1/2 ストラッター』イースタンエクスプレス 1/72 ※展示ベース付き作品
『ユンカース D.1 前期型』ローデン 1/48 ※ジオラマ作品
『フォッカー E.Ⅲ』ウイングナットウイングス 1/32
『ファルツ D.Ⅲa』ウイングナットウイングス 1/32

連載記事『夢見る翼 第40回』
『エンブラエル ERJ-175 フジドリームエアラインズ』タミヤ 1/100 ※完成品のリペイント

連載記事『飛ぶ理由 連載第19回』
『ZZ級(Q)』フルスクラッチビルド 1/450 ※小林誠によるオリジナルメカ

連載記事『ハイブリッド プレーン ワークス Vol.18』
『Ta152C-R レコードブレーカー』ドラゴン 1/48「フォッケウルフ Ta-152C-0」改造

「ろうがんず杯入賞作品に見る"エンターテイメントとしての飛行機模型情景作品"を考える」
『フォッカー Dr.Ⅲ』エデュアルド 1/48 ※ジオラマ作品

連載記事『名機100 第96回』
『PKZ-2』エデュアルド 1/48

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『DH.9a "NINAK"』ウイングナットウイングス 1/32 ※エアフィックス1/32「MG.K3 マグネット」の作例も掲載

『NOSE ART QUEEN Vol.41』小泉梓



 次号の特集は「紅の豚」。既視感バリバリだけど今回のような嬉しい誤算もあるので、どんな特集になるのか少し楽しみだ。


 ファルツ D.IIIa』ウィングナットウィングス 1/32


関連記事
serpent sea
Posted byserpent sea

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply