SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2014年 03月号 Vol.96

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serpent sea
 

 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2014年 03月号 Vol.96

 今月号の特集は「帝国海軍航空隊」。前号では外国のメーカーのキットがメインだったけど、今月号は新旧の国産キットが中心。また緑に日の丸の機体がずらっと並んでいるのかと思いきや、意外にもそういった印象は受けなかった。まだら迷彩の「九七艦攻」(←かっこいい)が1/48、1/72で取りあげられているし、それぞれの作例に工夫を凝らしたウェザリングが施されているからだと思う。またいくつかの作例に配されたフィギュアやベースも、紙面が単調になるのを防いでいるようだ。

 前に緑に日の丸の機体はあまり作ったことがないって書いたけど、子供のころまで遡るとそれなりの数を作ったことがあって、なかでも「九七艦攻」は一号、三号、ついでに簡易インジェクションの二号まで、珍しく新旧各スケールのキットを作ったことのある機体だ。キット自体結構難しかった(←子供には)ってのもあるけど、やはり鬼門は塗装とウェザリング。筆オンリーで果敢にチェレンジしてみたものの、塗れば塗るほどかっこよかった「九七艦攻」は奇怪な物体Xと化していったのだった(シルバー単色の塗装はまあまあ上手くいきました)。緑に日の丸だけだとなんか地味だし、なによりイメージと違うし、でもまだら迷彩や迷彩に見えるほどの激しいウェザリングは難しい……。
 今回の特集ではそんな難しいウェザリングの、作者ごとに異なる様々な表現を鑑賞することができる。「流星改」の塗装の剥落具合や「紫電改」の排気管周辺の美しい表現は、機会があればぜひ真似してみたいと思わせる仕上がりだった。

 連載記事の『夢見る翼』は夕焼けの空がよく似合う(p.47)、ドイツレベルの1/72『ダグラス DC-3』。ツルツルのピカピカ。『名機100』では「赤とんぼ」が取りあげられていて、楽しい紙面作りに一役買っている。



 - 作例リスト (掲載順) -

『三菱 A6M2b 海軍零式艦上戦闘機 二一型』タミヤ 1/32 ジオラマ作品
『三菱 A6M5 海軍零式艦上戦闘機 五二型』

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『中島 B5N1 九七式一号艦上攻撃機』ハセガワ 1/48

『愛知 B7A2 艦上攻撃機 流星改』ハセガワ 1/48 ※ベース付き作品
『愛知 D3A 九九式艦上爆撃機 一一型』サイバーホビー 1/72

連載記事『北関東航空技術局[仮]』
『1/32スケールT-7 フルスクラッチビルド備忘録 その6』フルスクラッチビルド 1/32

『中島 B5N2 九七式三号艦上攻撃機』ハセガワ 1/72

連載記事『夢見る翼 第36回』
『ダグラス DC-3』ドイツレベル 1/72

連載記事『飛ぶ理由 連載第14回』
『大日本帝国空中戦艦大和内火艇[暁]』フルスクラッチビルド 1/48 ※小林誠によるオリジナルメカ

連載記事『ハイブリッド プレーン ワークス Vol.14』
『強風レーサー』タミヤ 1/48「川西 水上戦闘機 強風11型」改造

連載記事『名機100 第92回』
『川西 K5Y2 九三式中間練習機』童友社 1/32

『三菱 A6M2b 海軍零式艦上戦闘機 二一型』タミヤ 1/48 ジオラマ作品
『中島 C6N1 艦上偵察機 彩雲』ハセガワ 1/48
『空技廠 D4Y2改 艦上爆撃機 彗星 二二型』ファインモールド 1/48改造 ※ベース付き作品
『川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改』ハセガワ 1/32

『NOSE ART QUEEN Vol.36』佐野真彩



 次号の特集は「アメリカ海軍現用艦載機」。
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Posted byserpent sea

Comments 2

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serpent sea  
Re: No title

>>ウォーリックさん
こんばんは!
実際のところ怪奇っぽいジャンルのなかの、ほんの少しをうろ覚えって感じです。
この話はかなりインパクトのある無茶な話なので知ってました。確実に騙ってますよねこの妖怪。

コメントありがとうございました!

2014/02/20 (Thu) 00:05 | EDIT | REPLY |   
ウォーリック  
No title

こんばんは!

>>『宇治拾遺物語』の12巻の「陽成院妖物の事」ではないでしょうか。

そうそう凄いww 何でもご存じですね!

2014/02/18 (Tue) 03:08 | EDIT | REPLY |   

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