ARIA (アリア) 2014年 03月号 いなだ詩穂著, 小野不由美原作『悪夢の棲む家 ゴーストハント』連載第10回

0 Comments
serpent sea
 

 いなだ詩穂著, 小野不由美原作『悪夢の棲む家 ゴーストハント』連載第10回

 祝! 連載第10回!!

 マイペースで進んできた『悪夢の棲む家 ゴーストハント』も、とうとう連載第10回を迎えた。隔月掲載だからここまでざっと一年と八ヶ月かかったことになる。今は部屋の片隅に積んであるだけの『ARIA』の定位置も、そろそろしっかり考えないとまずそうだ。
 ちなみに劇中での経過時間は、調査対象物件に入ってから三日目。今回はジョンが登場して早々にひと働き。色々な意味で住人を癒している。

 前回の盛り上がりに対して今月号はその解説編といった感じで、麻衣の例の「夢」の考察をきっかけに、広田(と読者)向けに「霊能者とはなんぞや?」というエクスキューズが展開されている。これが結構な読み応え……というか長かったのだけれど、考えてみれば、これまでのシリーズではこんな感じで、しっかりした定義が語られたことはなかったような気がする。もちろんそれらしいことは何度も書かれてはいたのだけれど、そもそもナルが信じない奴を相手にしてなかったからなー。丸くなったな、ナル。ここではそんなナルの理路整然とした話以上に、ぼーさんの実感の伴った、地に足の着いた話が広田に強く訴えている風なのがおもしろかった。

 今回はこのナルと広田のトークと、ジョンの祈祷のシーンでおしまい。ナルの真砂子たちに寄せる信頼感が語られたのはよかったけれど、肝心の真砂子の出番はほんのちょっとしかなかったのだった。


  いなだ詩穂『悪夢の棲む家 ゴーストハント〈1〉特装版』講談社 2013 プレミアムKC ARIA


関連記事
serpent sea
Posted byserpent sea

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply