SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2013年 11月号 Vol.94

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serpent sea
 

 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2013年 11月号 Vol.94

 第一次大戦機ファンにとっては最高の一冊。そのあたりの機体に興味がある人にはすごくおすすめです。表紙の「ソッピースキャメル」はハセガワのミュージアムモデルで、なんとあのキットに羽布を張ってる!

 この11月号はいくつかの連載を除いて、ほぼWWⅠ機関連の記事で構成されている。テクニック的なことについては、前回の特集でかなり詳しく書かれていたので今回は少なめ。作例のスケールは1/72〜1/32で、ウイングナットウイングスのキットばかりかと思いきや、意外にもメーカーの方もスケール同様いい感じにばらけていてバランスがいい。いつもなら「今回とくに印象的だったのは〜」とか書くんだけど、今回はマジでどれもいいので困った。なじみ深さでいうと「アルバトロス D.Ⅲ」と「フォッカー E.Ⅱ/E.Ⅲ」、どちらの作例も濃厚な表現で、深みのある仕上がり。もちろん最初に書いた「ソッピースキャメル」は凄いし、『名機100』の「ロイド C.V」はいつか作ってみたい機体だ(塗装が……)。

 ずらっと並んだWWⅠ機は、それぞれの機体のモザイクのような質感が実に美しい。素材剥き出しのままのパーツが多い、WWⅠ機ならではの醍醐味だ。またそれを表現する手法が、作り手によって全然異なっているのもおもしろい。例えば木目の表現ひとつとっても千差万別で、それが味わい深い手作り感を醸し出しているように思う。
 実はこれまで英軍機をまともに作ったことがなくて(←キットは買ってる)、あの複雑な張り線でめげてしまっていたのだけれど、この張り線さえ頑張ればキャノピーがない分、WWⅠ機はWWⅡ機以降の機体よりも作りやすいんじゃないかって気がする。機体も小さくて塗装も楽だし。

 今月号を見て感じた唯一の要望は、次回はぜひ1/72の機体をもっとでっかく載せて欲しいってことくらいだった。



 - 作例リスト (掲載順) -

『ソッピース キャメル F.1』ハセガワ1/16

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『アルバトロス D.Ⅲ』ローデン 1/32
『ソッピース スナイプ 後期型』ウイングナットウイングス 1/32

『デハビランド D.H.4』ローデン 1/48 ※カラーバリエーションが5例
『フォッカー E.Ⅱ/E.Ⅲ』ウイングナットウイングス 1/32
『SE.5a 'Hisso'』ウイングナットウイングス 1/32
『マークⅣ 戦車 雌型』エマー 1/35 ※戦車の作例

連載記事『飛ぶ理由 連載第12回』
『ガンプG』フルスクラッチビルド 1/350 ※小林誠によるオリジナルメカ

連載記事『北関東航空技術局[仮]』
『1/32スケールT-7 フルスクラッチビルド備忘録 その4』フルスクラッチビルド 1/32

連載記事『ハイブリッド プレーン ワークス Vol.12』
『ビーチクラフト SD17S レーサー』ローデン 1/48

連載記事『夢見る翼 第34回』
『フォード 5-AT トライモーター』エアフィックス 1/72

連載記事『名機100 第90回』(本文では第89回と表記)
『ロイド C.V』スペシャルホビー 1/48

『SAML S.2』ジョイスティックモデル 1/72
『ヴィッカース ヴィミー Mk.Ⅳ』フロッグ 1/72
『ハンザ・ブランデンブルグ D.1』TOKO 1/72
『ユンカース D.1』ローデン 1/48
『フェリックストゥ F.2A』ローデン 1/72

『NOSE ART QUEEN Vol.34』今野杏南



 次号の特集はこれまた楽しみな「現代ロシア戦闘機」。振り幅が大きいな。先月号に続いて表紙に「NOSE ART QUEEN」が載ってないけど、なかにはしっかり載ってます。それから「HEAD LINE INFORMATION」にアオシマ1/72の新製品「五式戦 乙型 涙滴風防」のアナウンスがあった。12月発売とのこと。

 

ソッピース キャメル F.1』ハセガワ 1/16

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