いけ『ねこむすめ道草日記〈2〉』

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 いけ『ねこむすめ道草日記〈2〉』徳間書店 2009 リュウコミックス

 相変わらずのほのぼのぶり。前巻に引き続き、知り合った人間の子供たちと親睦を深めようとする黒菜だが、この手の話になると俄然存在感を発揮するのが「女郎蜘蛛」。その怖ろしい習性も含めて女子力の高い妖怪で、腹の底は窺いしれないが、なにかと黒菜にちょっかいを出してくる。

 また、今後も折りに触れて顔を出す「雪女」の伊吹と、その従者の真白が初登場する。伊吹はどうやら雪女と人間のハーフらしく、人間との付き合いに屈託のない黒菜に親近感を覚えている。子供っぽい女性キャラが多いなか、珍しく大人っぽい女キャラだ。

 黒猫でつり目の黒菜と、白い「狛犬」でドングリ目の独楽は、二人並ぶととても見映えがいい。表紙以外に本編でもペアで行動することが多く、実に微笑ましい。狛犬姉弟の私服は宮司さんの趣味なのかな。

 前巻で目に付いた黒菜を無理矢理押し倒したり、脱がしたりする描写はほぼなくなり、サービスシーンは入浴などより健全でストーリーに沿ったものに方向転換されている。

 全7話収録。


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