Archive2016年08月 1/1

江戸川乱歩『暗黒星』

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 江戸川乱歩『暗黒星』(『江戸川乱歩推理文庫〈22〉暗黒星』講談社 1988 所収) 震災を免れた東京の麻布は、古びた建物や瓦礫が点在する淋しい地域である。そこには風変わりな資産家が暮らす西洋館があった。災厄の前兆はごく些細な出来事だった。館の室内の小物がいつの間にか移動しており、資産家の長男は家族が殺害される夢をたて続けに見た。気に留めなければなんて事のない出来事。ところが長男が見た夢の通りの事件が発生し...

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MODEL Art (モデルアート) 2016年 10月号 No.950

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  MODEL Art (モデルアート) 2016年 10月号 No.950 もう8月も終わりだ。めっちゃ早かった。結局この夏はどこにも行けなかった。好きな本がどちゃっと出たおかげで、読書だけはいつもより捗ったのが救いだ。あと映画も見れたし。 10月号の特集は「零戦 ~製作と、再考の基本塗粧~」。「何はともあれ零戦」って人にはオススメの一冊です。「零戦」の塗装については古くから色々な雑誌で取り上げられてきたけど、今回のような贅...

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佐藤有文『日本妖怪図鑑 復刻版』

 佐藤有文『日本妖怪図鑑 復刻版』復刊ドットコム 2016 復刊ドットコムから『日本妖怪図鑑 復刻版』が届いた。散々書いているようにジャガーバックス・シリーズ屈指の人気作品だ。イラストレーター石原豪人による生々しく、目力の強い妖怪画の数々は必見である。 今回も美しく復刻されているが、『世界妖怪図鑑』(←前の記事へのリンクです)と同様、手元の原書と比較すると判型や発色、細部のデザインに差異がある。もともと長期...

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GTV2.0TS(GH-91620G)のエアコンフィルターの交換について

 今日はいつもと傾向の違う記事ですが、同じような作業をする人がいるかもしれないので、参考までに載せておきます。 最近フロントウィンドウの内側が変に曇る、曇りを除去するとギラギラするのでちょっと調べてみたら、エアコンのフィルターが汚れてる可能性ありってことで、交換することにしました。購入したのは上の「BOSCH」のフィルター。対応車種はちょっと古めのアルファ、ランチア、フィアットです。インストには日本語...

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幸田露伴『骨董』/『魔法修行者』

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  幸田露伴『骨董』 幸田露伴『魔法修行者』(『幻談・観画談 他三篇』岩波書店 1990 岩波文庫 所収)『骨董』 先日久々に実家に帰ったところ、前にちょっと書いた庭の雑な築山の頂上に妙なものが置かれていた。それはカマクラの形をした高さ40センチくらいの黒い物体で、モダンなデザインの石灯篭みたいなものらしかった。電気を引けば光らせることもできるとのことだが、ゆるい築山の上に鎮座したそれは、どーみても黒い乳首だ...

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SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 09月号 Vol.111

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  SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 09月号 Vol.111 夏といえば海! ってことで、前号の水上機特集に続いて、今回の特集は「飛行艇読本 2016」。夏らしい。表紙の「サボイア」のかっこよさに、中身を見る前から期待が高まる。サボイアはこれまでにも何度か表紙を飾ってきたし、過去には今回と似た感じで木目を強調した作例も載っていたが、個人的には今回の作例が一番好みだ。単に木目が描かれているだけじゃな...

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『本当にヤバイ ホラーストーリー 友だち地獄』

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  永遠幸 地獄少女プロジェクト, 瀬田ハルヒ, 寿えびす, 秋本葉子, 瑞樹しずか著『本当にヤバイ ホラーストーリー 友だち地獄』講談社 2012 講談社コミックスなかよし 1360 各社から少女向けのホラーアンソロジーが刊行されるなか、全巻共通の「~地獄」というおどろおどろしいタイトルが特徴的なのが、この「本当にヤバイ ホラーストーリー」シリーズ。通称「ヤバホラ」。「~」には「ヒミツ」「放課後」「ケータイ」など各巻...

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読書メモ まとめ (2015年08月11日~2016年08月10日)

 画像のミニカーはレズニー/マッチボックス「Superfast」シリーズの「ランボルギーニ・マルツァル」(“Lamborghini Marzal”)です。1967年に発表されたコンセプトカーで、「ミウラ」(“Miura”)のベルトーネによるデザイン。数年前、実車がオークションに出品されて、ちょっとした話題になってました。当時の落札価格は151万2000ユーロ、日本円でおよそ1億7000万円。 実は別のミニカーを載せるつもりだったのですが、試しにこの車を...

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ブライアン・マクノートン『食屍姫メリフィリア』

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  ブライアン・マクノートン(Brian McNaughton), 夏来健次訳『食屍姫メリフィリア』(“Meryphillia” ワインバーグ&グリーンバーグ(Robert E. Weinberg and Martin H. Greenberg)編著, 夏来健次, 尾之上浩司訳『ラヴクラフトの遺産』("Lovecraft's Legacy")東京創元社 2000 創元推理文庫 所収)「その墓地において、メリフィリアは最も例外的な食屍鬼(グール)だった。彼女を美女と呼ぶ者がいたわけではなかったものの、しかしほか...

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『シン・ゴジラ』について

 ギターやってる風の親戚の兄ちゃんっていうと、誰しも一人や二人は思い当たる人物がいるかと思う。俺がそうだったよって人もいるに違いない。それらしいポスターが壁にべたべた貼られた部屋に遊びに行くと、ギターは触らせてくれないが、スモーク・オン・ザ・ウォーターの最初のところだけ弾いてくれる、そんな人。初めて「あのゴジラ」を見たのは、そんな兄ちゃんの部屋でたまたま発見した雑誌の表紙だった。燃え上がる真っ赤な...

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ARIA (アリア) 2016年 09月号 いなだ詩穂著, 小野不由美原作『悪夢の棲む家 ゴーストハント』最終回

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  いなだ詩穂著, 小野不由美原作『悪夢の棲む家 ゴーストハント』最終回 - エピローグ -  帰宅途中、広田は電車の中でたまたま麻衣を見かける。あの事件からどのくらい経ったのかは分からない。一週間やそこらではなさそうだ。依頼者は結局、あの家から引っ越してしまったらしい。 平日のかなり遅い時間である。これからバイトに行くという麻衣を、半ば強引にオフィスまで送るという広田。道すがら二人は何気ない言葉をかわす...

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『原始獣レプティリカス 冷凍凶獣の惨殺』

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 『原始獣レプティリカス 冷凍凶獣の惨殺』 現在絶賛公開中の『シン・ゴジラ』(2016)、いつになったら見に行けるのか不安な数日を過ごしてたのだが、ようやく今週中に劇場に行けそうなメドが立った。めっちゃ楽しみ! きっとすごい作品に違いない。見もしないうちになに言ってんだ、と思われるかもしれないが、とにかくあの「シン・ゴジラ」のデザイン&造形が好きなので、アレにOKを出したスタッフならきっと素晴らしい作品を作...

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