Archive2015年10月 1/1

小松左京『秋の女』

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 小松左京『秋の女』(『ハイネックの女』徳間書店 1983 徳間文庫 所収) 四十がらみの主人公が山口から下関周辺を巡り、かつての乳母を訪ねる一人旅の途上、四人の女性(乳母、人妻、シスター、庵主さん)と再会したり知り合ったりする。だだそれだけの話。一つ怪異が生じているが、夢のように曖昧模糊として現実感はない。 ごく静かな本作、それじゃ何が書かれているのかというと、主人公が行く先々で目にする町並みや建造物など...

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小隅黎『宇宙戦争大図鑑 復刻版』について

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 昨日届いた「復刊ドットコム」のお知らせメールの中で、ジャガーバックスの『宇宙戦争大図鑑』の復刊が告知されていた。この8月に復刊された『宇宙怪物(ベム)図鑑』(←前の記事へのリンクです)に次いでの復刊だ。内容は「宇宙戦艦、惑星基地、光速ロケット、ロボット、タイムマシーンなど SFをもとに豊富なイラストで描いた『宇宙戦争大図鑑』」(「商品内容」より)というもので、『宇宙怪物(ベム)図鑑』の姉妹編って位置付け。立...

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MODEL Art (モデルアート) 2015年 12月号 No.930

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  MODEL Art (モデルアート) 2015年 12月号 No.930 今月号の特集は「ドイツ戦車 パンサーD型」。タミヤの新製品をメインにした特集だ。パンサーと言えばガルパンに先行するミリタリー×美少女コミック『セーラー服と重戦車』の主役車輌(←F型でした)だったなーとか、ガルパンにもちらっと出てたなー(←G型でした)とか、そのくらいのイメージしかないので、D型と言われても全然ピンと来ないけれど、パンサー最初の量産型がこのD型だ...

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SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2015年 11月号 Vol.106

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  SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2015年 11月号 Vol.106 2013年1月号に続く特集「JASDF Part2」。本誌の自衛隊特集は毎度何割り増しかで気合が入ってるような気がする。今回も充実した内容で見応えアリなんだけど、その前に新製品について。7月号(←前の記事へのリンクです)で海洋堂が1/48で完成品を開発中と報じられていた陸自の「OH-1」が、今度はなんとアオシマから1/72で発売されるとのこと。発売時期や価格は...

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高階良子『地獄でメスがひかる』

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 高階良子『地獄でメスがひかる』(『血まみれ観音 横溝正史=原作 ~高階良子傑作集~』角川書店 1995 角川ホラー文庫 H601-6 所収) リアルなさじ加減のブサイクさを理由に両親や腹違いの兄弟から虐げられてきた「ひろみ」は、ある時ついに入水自殺を決行する。が、あえなく失敗。目が覚めるとそこは見知らぬ病院だった。 ひろみを救ったのはその病院の院長の甥で、天才青年無免許医の「巌俊明」である。学会を追放された彼は病...

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松村進吉『「超」怖い話 乙(きのと)』

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  松村進吉『「超」怖い話 乙(きのと)』竹書房 2015 竹書房文庫 この夏に出た「十干」(←甲・乙・丙・丁〜の十干)シリーズの最新刊。印象としては不思議系のメルヘンっぽい話が多く、幽霊がドンと出てくるような話は少ない。「超」が付くほどには怖くはないけど、どのエピソードもよく整っているし、ノスタルジックで味わい深い一冊となっている。全31話収録。なかでも印象に残ったのは↓「きょうだい」姉が結婚した一人の男のた...

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Armour Modelling (アーマーモデリング) 2015年 11月号 No.193

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  Armour Modelling (アーマーモデリング) 2015年 11月号 No.193 今日『セントールの悩み』の最新刊を買いに行ったところ、思わずこの雑誌を表紙買いしてしまった。最近知人から戦車のプラモデルをもらって、それを仮組んだりしてたってこともあるのだが、何よりも表紙のくたびれてあちこちに錆びの浮いた旧ソ連の戦車がめっちゃかっこよかったのだ(表紙の戦車、「JSU-152」ってことが読んでから判明)。買って帰ってざーっと読...

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川島のりかず『怨みの猫がこわい!』

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 川島のりかず『怨みの猫がこわい! 恐怖の黒い占い師』ひばり書房 1988 ヒット・コミックス 怪談シリーズ 228「どこからみてもなんの変てつもないただの石だが、少女が狂ったようにその石をみがくと、ただの石が意味をもつ」(p.3-p4) 主人公の「沙里」は少々おてんばでこましゃくれた女の子だ。ある日友達の「圭子」と一緒に、金魚を食べた黒猫に大きな石を投げつけて潰してしまう。多少後味の悪さを感じたものの、一週間も経つ...

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『アリス・スウィート・アリス』

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 『アリス・スウィート・アリス』 前期の深夜アニメは『プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ! 』のおかげで大満足だったが、今期も好みのアニメ〜学園でイチャイチャしたり戦ったりするラノベアニメ〜が何本もあって非常に期待値が高い。さっそく録画スペースを確保しなければ……ってことでRECBOXにファイルを移動してるあいだに、今回も映画を見た(今も移動の真っ最中です)。最近微妙な作品が多かったので、今回は『ザ・クレイジー...

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『ほんとにあった怖い話〈10〉読者の恐怖体験談集』

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『ほんとにあった怖い話〈10〉読者の恐怖体験談集』朝日ソノラマ 1990 ハロウィン少女コミック館 前巻同様、全9話を収録した第10巻。 定番の霊感少女・コックリさんネタの「第一話」~「第三話」は、目新しさこそないものの読みやすい構成で、抑制の効いた怪異の表現にも好感が持てた。何でもかんでも霊の仕業にしてしまう霊感少女が登場する。多少ぎこちなさが残るロリっぽい(←珍しい)作画は、このシリーズ初登場の谷ゆたか。「...

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三津田信三『禍家』

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 三津田信三『禍家』光文社 2007 光文社文庫 両親を亡くし祖母と二人で東京郊外に越してきた「棟像貢太郎」(もうすぐ中1)は、初めて見るはずの町並みに妙な既視感を覚える。町の奥に位置する鬱蒼とした森。その近寄りがたい禍々しさが貢太郎に言い知れぬ不安を感じさせた。隣近所の住人に暖かく迎えられながらも、貢太郎の不安は拭い去れない。そして貢太郎にとって最悪なのは、これから祖母と暮らす一軒家に途轍もなく嫌な気配...

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高階良子『闇におどるきつね』

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 高階良子『闇におどるきつね』(『血まみれ観音 横溝正史=原作 ~高階良子傑作集~』角川書店 1995 角川ホラー文庫 H601-6 所収) 隣の家の男子を「辰巳にいさん」と呼びヘビーに慕っている「あや子」。最近、彼女は身辺にキツネの気配を感じるという。もちろん野生の動物がうろうろしてるわけではない。人に障る霊的なキツネに取り憑かれているというのだ。 きっかけは辰巳にいさんの所属するオカルトクラブの集まりだった。あ...

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ARIA (アリア) 2015年 11月号 いなだ詩穂著, 小野不由美原作『悪夢の棲む家 ゴーストハント』休載

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  いなだ詩穂著, 小野不由美原作『悪夢の棲む家 ゴーストハント』休載 もう確認済みって人も多いと思うが、「ARIA (アリア) 2015年 11月号」の『悪夢の棲む家 ゴーストハント』は残念ながら休載。理由は著者の体調不良とのこと。最近どんどんページ数が少なくなってきてたのも、もしかするとあまり体調がよくなかったからかもしれない。次回第18話は11月28日発売の1月号に掲載予定。それから気になるコミックス第3巻の発売も201...

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