Archive2014年05月 1/1

レイ・ブラッドベリ『万華鏡』

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 レイ・ブラッドベリ(Ray Bradbury)著, 川本三郎訳『万華鏡』("Kaleidoscope"『万華鏡』サンリオ 1978 サンリオSF文庫 所収)尽きることのない甘く苦い記憶をたどっている浅い眠りのあと遥かな旅飛び立つ二度と逢えないかもしれないけど微笑み見せ「すぐに戻るさI Love you 」(※1) これは今から二十年近くも前に発表されたヤプーズのアルバム『ヤプーズ計画』の収録曲、『宇宙士官候補生』の一節。東京創元社から出てた同じタイト...

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MODEL Art (モデルアート) 2014年 07月号 No.896

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  MODEL Art (モデルアート) 2014年 07月号 No.896 今月号の特集は去年の10式戦車以来のAFV特集「ナースホルンと最強71口径88mm砲塔載車輌」。このあたりの車輌は戦車にあまり詳しくなくても(ガルパンと模型雑誌で得た知識しかなくても)、かっこよさが分かりやすい。表紙に載ってるタミヤの新製品「ナースホルン」を筆頭に、88mm砲塔載車輌が7輌取りあげられている。そのうち2輌がタミヤの「ナースホルン」の作例。ディティール...

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『怪獣ゴルゴ』のプラモデルについて その3

『GORGO(怪獣ゴルゴ)』MONARCH(モナーク)/プラッツ ノンスケール キット ……その2からの続き。 そんなわけで恐る恐る箱を開けてみた。するとやはりパーツは裸のままで、どちゃっと入れられている。予想と違っていたのは、ランナーから分離してパーツが踊っていたのではなくて、ほとんどのランナーが丁寧に取り除かれていたこと。雑なのか丁寧なのか判断しづらい。おそらくランナーのサイズの問題なんだろうけど。 それより驚いた...

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伊藤潤二『うずまき 第11話 臍帯』

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 伊藤潤二『うずまき 第11話 臍帯』(『うずまき』小学館 2000 ビッグ コミックス ワイド 所収) 前回、体中を蚊に刺されて入院し、吸血鬼化した妊婦たちが揃って出産する。前回の出来事はどう処理されたのか、びびっているのは桐絵一人で、病院も患者たちもみな通常営業だ。産まれた赤ん坊たちには一見なんの異常もなかった。かわいらしい普通の赤ちゃんだが、しかしよく見ると腹部が異様に膨らんでいるし、その泣き声は桐絵にと...

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島田荘司『出雲伝説7/8の殺人』

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  島田荘司『出雲伝説7/8の殺人』光文社 1988 光文社文庫 バラバラにされた七つの女性のパーツが、それぞれ異なった電車で運ばれて、七つの駅に漂着する。犯行の動機も、なぜそんな面倒な手段で死体をばらまいたのかも分からない。なにより頭部が見つからないから、被害者の身元さえ確定できない。休暇で山陰地方を訪れていた警視庁捜査一課の吉敷竹史は、たまたまこの犯罪の渦中に巻き込まれていく。 この本を買ってきたのは...

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『怪獣ゴルゴ』のプラモデルについて その2

『GORGO(怪獣ゴルゴ)』MONARCH(モナーク)/プラッツ ノンスケール キット ……その1からの続き。『怪獣ゴルゴ』のプラモデルが届きました! 予想外に早かった! そしてなにより発売されたことが本当に嬉しい! パッケージは2ピースの紙箱。多少(?)デフォルメされて、劇中のイメージよりでかく、彩度の高いゴルゴのイラストが味わい深い。ちょっと振ってみると、箱のなかでパーツがジャラジャラと鳴る。うわーめっちゃ不安。こりゃ裸で...

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レイ・ブラッドベリ『霧笛』

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 レイ・ブラッドベリ(Ray Bradbury)著, 伊藤典夫訳『霧笛』("The Fog Horn"『恐竜物語』("Dinosaur Tales")新潮社 1984 新潮文庫 所収) 先日からの続き。 プラモデルが発売されるってことで、日曜日は半日、雑誌の『怪獣ゴルゴ』(1959)関連の記事を眺めながら、DVDを見て過ごした。先月は後先考えずに散財してしまって月末やばかったが、今月はまだ『でろでろ』の新装版と文庫2冊雑誌1冊、それから安めのミニカー(BRUMMの)を1個...

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『怪獣ゴルゴ』のプラモデルについて その1

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  Amazonからすごいニュースが届いた。映画『怪獣ゴルゴ』(1959)の主人公怪獣「ゴルゴ」のプラモデルの予約が、ついにはじまったらしい。 ちょっと調べてみたらこのキットがAmazonに登録されたのが2011年の9月で、すぐに「メールでお知らせ」に登録したから、かれこれもう二年半も経っている。最初のころはたまーにチェックしていたのだけれど、最近はすっかりあきらめて(忘れて)しまっていた。このタイミング……もしかすると、...

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作者不詳『ジャックと七人の艶婦たち』

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 作者不詳, 中村康治訳『ジャックと七人の艶婦たち』("A Man with a Maid")富士見書房 1982 富士見ロマン文庫 -59- 1-15 著者が同じかどうかはさて置き、『閉ざされた部屋』『快楽の生贄たち』『背徳の仮面』と続いてきた「A Man with a Maid」(原題は全部一緒)シリーズの最終巻。これまでのヒロインが再登場するほか、『快楽の生贄たち』でさんざんな目にあったモリーの従姉妹の「ジュリア」や、男装の少女「ウイルヘルミナ」と...

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MODEL Art (モデルアート) 2009年 07月号 ~ 12月号 [作例リスト]

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MODEL Art (モデルアート) 2009年 07月号~MODEL Art (モデルアート) 2009年 12月号作例リストです。 ■航空機 ■戦車 ■艦船 ■車/バイク ■その他...

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『今昔物語集 巻第二十六 本朝 付宿報』より「第十」ハッピーな「瓶詰の地獄」について

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『今昔物語集 巻第二十六 本朝 付宿報 土佐国妹兄、行住不知嶋語第十』(山田孝雄, 山田忠雄, 山田秀雄, 山田俊雄校注『日本古典文学大系〈25〉今昔物語集 四』岩波書店 1962 所収 漂流ものといえば、まず思い付くのが夢野久作の『瓶詰の地獄』、それからブルック・シールズの『青い珊瑚礁』(1980) でも『青い珊瑚礁』の二人ってどういう関係だっけ? 兄妹じゃなかった気もするが……などと思いつつ検索してみたところ、ショッキング...

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小栗虫太郎『方子と末起』

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 小栗虫太郎『方子と末起』(中井英夫他著『不思議の国のアリス・ミステリー傑作選』河出書房新社 1988 河出文庫 所収) おもしろかった! 密室殺人に『不思議の国のアリス』をからめた作品。療養所に入院中のグラン・スール探偵が登場する。このキャラ設定はかなり珍しいんじゃないだろうか。 主人公は「方子」(まさこ)と「末起」(まき)という二つ違いの女の子二人。「お姉さま」「末起ちゃん」とたがいに呼び合い、手紙に「末起...

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福満しげゆき『就職難!! ゾンビ取りガール〈1〉』

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  福満しげゆき『就職難!! ゾンビ取りガール〈1〉』講談社 2013 モーニングKC 工業高校出身の著者による最高峰のゾンビ漫画。カテゴライズするなら、日常系恋愛ゾンビ漫画って感じ。絵柄からギャグ漫画なのかと思いきや、全然違っていた。 主人公は零細ゾンビ回収業者「ゾンビバスターズ」に勤務する冴えない青年。最近彼の勤務先にバイトの女の子が入ってきた。いかにも女子向きでない業種だが、就職難のご時世ならではの僥倖...

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木村心一『これはゾンビですか?〈5〉ああ、マイダーリンはロクデナシ』

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  木村心一『これはゾンビですか?〈5〉ああ、マイダーリンはロクデナシ』富士見書房 2010 富士見ファンタジア文庫 前巻で復活した最強の魔装少女リリスの弱点を探るべく、それを知っているという京子を招いての合コンが開催される。アニメでは一話の半分程度に圧縮され、規模自体かなり縮小されていた合コン回だが、原作では一冊まるまる使って合コン(と吸血忍者の会議)をやっている。舞台が合コン会場が中心になるから、いつも...

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