Archive2014年04月 1/1

岩井宏實『暮しの中の神さん仏さん』

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 岩井宏實『暮しの中の神さん仏さん』河出書房 1989 河出文庫 諸星大二郎の「妖怪ハンター・シリーズ」に『六福神』というエピソードがある。宝船に乗った「六福神」が毎年七人目を求めてさまよっているという話だ。七人目が見つからないときは「寿老人」が長い頭をちぎって、自分のコピーである「福禄寿」を作っているらしい。おもしろい記述がある。「そもそも「七福神」というものは室町時代に既にあったらしいが、七人のメン...

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MODEL Art (モデルアート) 2014年 06月号 No.894

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  MODEL Art (モデルアート) 2014年 06月号 No.894 今月号は前号に続いてWWⅡの日本軍機特集「日本陸海軍高速機 - 美しくそして速かった、600km/h越えの荒鷲! -」。珍しく速度で絞り込んだ特集だ。珍しいといえば、今月号の表紙は一風変わってる。特撮!?って感じ。 特集記事の作例は全部で6例、1/32、1/48/、1/72の各スケールが2例ずつというバランスのとれた構成だ。72もしっかり2例あるのが嬉しい。なかでも「彩雲」は1/48、1...

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スティーブン・キング『トウモロコシ畑の子供たち』

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  スティーブン・キング(Stephen Edwin King)著, 高畠文夫訳『トウモロコシ畑の子供たち』("Children of the Corn"『ナイトシフト〈Ⅱ〉トウモロコシ畑の子供たち』扶桑社 1988 扶桑社ミステリー 所収) 80年代のホラー(ビデオ)ブームのころ、著者が出演していた『クリープショー』(1982)なんかに紛れて、ムック本などでちょこちょこ紹介されてた映画『チルドレン・オブ・ザ・コーン』(1984)の原作がこの作品だ。当時なけなしの小...

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飛行機模型スペシャル No.05

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 『MODEL Art (モデルアート) 増刊 飛行機模型スペシャル No.05 2014年 05月号』モデルアート社 2014 この17日に出た『飛行機模型スペシャル』の5冊目。実は今回わけあって、この雑誌を買おうかどうかギリギリまで迷っていた。それで中身を見てから決めようと思ってたんだけど、表紙を見た瞬間に購入決定。見ての通り表紙の白い零戦のイラストが↑怖ろしくかっこよかったからだ。この表紙のイラスト、できれば文字のないバージョ...

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松村進吉『「超」怖い話 Ξ(クシー)』

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  松村進吉編著, 久田樹生共著『「超」怖い話 Ξ (クシー)』竹書房 2009 竹書房文庫 先日は20年以上も前の本について書いたので、今日は同じシリーズでももうちょっと最近の本を取りあげようと思う。とはいえこの本も、出てからすでに5年も経ってるのだけれど。 本書は勁文社版から数えて25冊め、著者はじめての編著担当本だ。ほどよい長さの、粒揃いのエピソードが40話収録されている。「まえがき」も「あとがき」もないことに...

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樋口明雄『続「超」怖い話』

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 樋口明雄編著『続「超」怖い話』勁文社 1993 勁文社文庫21 Q-016「「超」怖い話・シリーズ」の変遷については前に少し書いたので割愛。本書は勁文社文庫版の二冊めで、1992年に刊行された新書判『「超」怖い話2』を再編集したもの(2話削られている)。この時点で編著者が交代している。  中身は「霊の章」「妙の章」「奇の章」「妖の章」「変の章」という五つの章に分かれていて、それぞれにゆるく分類されたエピソードが収録さ...

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SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2014年 05月号 Vol.97

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  SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2014年 05月号 Vol.97 4月もまだ半ばだというのに、生活を圧迫するほど散財してしまって非常にやばい今日このごろ。残り半月……、いや26日までって考えると、あと十日くらいだ。幸いCSでゴジラとダリオ・アルジェント特集をやってるからそっちはいいとして、あとはずーっと読書とプラモで過ごそう。 そんなわけで今月号は「U.S.NAVY CARRIER BASED AIRCRAFT」、アメリカ海軍の現用...

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伊藤潤二『うずまき 第10話 蚊柱』

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 伊藤潤二『うずまき 第10話 蚊柱』(『うずまき』小学館 2000 ビッグ コミックス ワイド 所収) この「ビッグ コミックス ワイド版」には全部で20話が収録されているから、この第10話でようやくちょうど半分。単一のテーマ限定の連作ってことで、さすがにいいかげんネタ切れしそうなものだけど、著者の想像力は尽きることなく増々シフトアップしていく。 前回「黒い灯台」の一件で負傷した桐絵は、町内の病院に入院することにな...

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いなだ詩穂著, 小野不由美原作『悪夢の棲む家 ゴーストハント〈2〉』

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  いなだ詩穂著, 小野不由美原作『悪夢の棲む家 ゴーストハント〈2〉』講談社 2014 プレミアムKC この7日に出たばかりの第2巻を買ってきた。表紙はナルと広田でちょっと地味。でも裏表紙の真砂子がかわいいのはよかった。 毎回感想を書いてるけど、一話読み切りの要素が全然ない作品だから、やっぱりこうやってまとめて読むと読みやすい。とくに連載だとある回は真っ黒、ある回は真っ白って感じで、くっきり分かれすぎていて作...

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森浩一『巨大古墳』

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  森浩一『巨大古墳 - 治水王と天皇陵』講談社 2000 講談社学術文庫 日本列島には大小様々なサイズの古墳が15万基以上もあるのだそうだ。150,000基、ちょっと調べてみたらコンビニのおよそ3倍くらいの数だ。うちの場合、徒歩で行ける範囲にコンビニが3店舗あるから、単純計算で9基の古墳があるはずなんだけど、見当たらない! きっとどこかの地域が古墳を独占しているに違いない。そういえば三重県出身の知人によると、リフォー...

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つのだじろう『学園七不思議〈2〉』その2 完

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   つのだじろう『学園七不思議 赤尾学園編』(『学園七不思議 (2)』秋田書店 2002 秋田文庫 所収) ──『学園七不思議〈2〉』その1から続く。「学園七不思議」最後の舞台は「私立黄泉学園」。「黄泉」は「よみ」でなく「こうせん」と読む。学園のある「黄泉町」は山間の温泉町で、硫黄の吹き出す泉源があることからその名が付けられたらしい。 主人公は黄泉学園3年A組、放送委員の「三条みずえ」。「一条みずき」「二条みずほ」...

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つのだじろう『学園七不思議〈2〉』その1

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  つのだじろう『学園七不思議 赤尾学園編』(『学園七不思議 (2)』秋田書店 2002 秋田文庫 所収) 舞台を「赤尾学園」に移して新たな「学園七不思議」のはじまり。今回もこれまでと同様に全7話で構成されている。 作品全体の概観は以前の記事に書いてます↓ つのだじろう『学園七不思議 第一話~第七話』 つのだじろう『学園七不思議 青嵐学園編』 主人公は典型的な巻き込まれキャラで「つのだフェイス」の「二条みずほ」。霊...

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