Archive2013年11月 1/1

ARIA (アリア) 2014年 01月号 いなだ詩穂著, 小野不由美原作『悪夢の棲む家 ゴーストハント』連載第9回

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  いなだ詩穂著, 小野不由美原作『悪夢の棲む家 ゴーストハント』連載第9回 扉に「加速する面白さ!」とある通り、今月号ではでっかい出来事がまとめて二つも起きて、これまでになく盛り上がっている。何度か読み返す必要があったほど情報も詰め詰めだ。 でっかい出来事の一つ目は、今回の調査対象である「家」の来歴が、ナルのオブジェクトリーディング(劇中では「サイコメトリ」と表記)と麻衣の例の「夢」によって明らかにな...

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MODEL Art (モデルアート) 2014年 01月号 No.884

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  MODEL Art (モデルアート) 2014年 01月号 No.884 今月号は特集の前にCGIクレオスの新しい水性カラー「アクリジョン」の「発売直前 緊急レポート」や、連載記事の『日本機大図鑑』、インクスの1/32「Bf109F」の紹介記事などが載ってる。『日本機大図鑑』では特集に合わせて「紫電改(前期型)」の細部が、詳細なイラストで紹介されている。 特集は「海鷲降臨! 日本海軍機 新アイテム総チェック!」。日本海軍機とはいうものの、...

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グレアム・マスタートン『シェークスピア奇譚』

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  グレアム・マスタートン(Graham Masterton), 夏来健次訳『シェークスピア奇譚』("Will" ワインバーグ&グリーンバーグ(Robert E. Weinberg and Martin H. Greenberg)編著, 夏来健次, 尾之上浩司訳『ラヴクラフトの遺産』("Lovecraft's Legacy")東京創元社 2000 創元推理文庫 所収)「クトゥルー神話」系のオカルト伝奇小説。著者は『エクソシスト』(1973)の大ヒットの影響下で制作された、あの『マニトウ』(1978)の原作小説も手...

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江戸川乱歩『蜘蛛男』

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 江戸川乱歩『蜘蛛男』(『江戸川乱歩推理文庫〈8〉蜘蛛男』講談社 1987 所収) 前に英国製のドラマばかり見てるっぽいことを書いたけれど、日本製のドラマも大好きで、これ何回めかなあとか思いながらもつい録画してしまう。最近だとAXNミステリーでやってる『新・赤かぶ検事奮戦記』や『浅見光彦ミステリー』なんかの古いやつ。『新・赤かぶ検事奮戦記』は今年のはじめに高山にいってきたこともあって、以前にも増して楽しく見れ...

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つのだじろう『学園七不思議〈1〉』その2

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  つのだじろう『学園七不思議 青嵐学園編』(『学園七不思議〈1〉』秋田書店 2002 秋田文庫 所収) ──『学園七不思議〈1〉』その1から続く。『学園七不思議』「無印」に続いて、ホラーマンガ雑誌『サスペリア』に掲載された「青嵐学園編」。目の前には太平洋、背後には切り立った崖のような山が迫る町の学校、「私立青嵐学園」が舞台となっている。どうやら伊豆周辺がモデルとなっているらしいが、ちょうど『うずまき』(←前の記...

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つのだじろう『学園七不思議〈1〉』その1

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  つのだじろう『学園七不思議 第一話~第七話』(『学園七不思議〈1〉』秋田書店 2002 秋田文庫 所収) この『学園七不思議 第一話~第七話』は、ホラーマンガ雑誌『サスペリア』に1986年から1987年にかけて掲載されている。続いて「青嵐学園編」「赤尾学園編」「黄泉学園編」がタイトルの通りきっちり7話ずつ掲載されるが、今回の最初の7話は各話ごとに舞台となる学校が異なるため「~学園編」というサブタイが付けられていない...

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A・ブラックウッド『移植』

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 アルジャナン・ブラックウッド(Algernon Blackwood)著, 紀田順一郎訳『移植』("The Transfer"『ブラックウッド傑作選』東京創元社 1978 創元推理文庫 所収) 主要登場人物三人がみんな異能者、超能力者という設定で、常人には感知できない異能バトルが展開される。……こんな風に書くとライトノベルのあらすじみたいだけれど、実際にはSFサイキックバトル的な派手さは全く無く、語り手が妙齢の女性ということもあって、情感豊かな...

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楳図かずお『神の左手悪魔の右手 HORROR-2 消えた消しゴム』

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  楳図かずお『神の左手悪魔の右手 HORROR-2 消えた消しゴム』(『神の左手悪魔の右手〈2〉』小学館 1987 ビッグコミックス 所収)「想」たちの担任の「みどり先生」は優しい。でも本当に優しいかどうかは、死んでからでないと分からない。人は死ぬと正体を現すって「大輔」ちゃんが言ってた。だからみんなで先生を殺したのに、全然正体を現わさない。仕方なく先生の死体は学校の裏のマンションの建設現場へ……。 みんなで先生を埋...

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作者不詳『快楽の生贄たち』

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 作者不詳, 行方未知訳『快楽の生贄たち』("A Man with a Maid")富士見書房 1979 富士見ロマン文庫 -36- 1-6 前に感想を書いた作者不詳のヴィクトリアン官能小説『閉ざされた部屋』(←前の記事へのリンクです)の続編。本作はシリーズ4部作のうちの2作目にあたる。前作と同様に作者不詳ってことになってるけど、『閉ざされた部屋』には「悲劇」、本作には「喜劇」という「銘」が付けられ、対になって刊行されたというから、少なく...

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ヨナス・リー『エリアスとドラウグ』

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  ヨナス・リー(Jonas Lauritz Idemil Lie)著, 長野きよみ訳『エリアスとドラウグ』("Elias and the Droug" ロアルド・ダール(Roald Dahl)編, 乾信一郎, 他訳『ロアルド・ダールの幽霊物語』("Roald Dahl's Book of Ghost Stories")早川書房 1988 ハヤカワ文庫 所収) ノルウェーにはおなじみのクラーケンをはじめ、数多くの怪物の伝説が語り継がれている。16世紀に描かれた北欧の海図(カルタ・マリナ"Carta marina" ←詳しくはwi...

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スティーヴン・キング『スニーカー』

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 スティーヴン・キング(Stephen Edwin King)著, 吉野美恵子訳『スニーカー』("Sneakers" S・キング他著, 吉野美恵子訳『ナイトヴィジョン スニーカー』早川書房 1990 ハヤカワ文庫 モダンホラー・セレクション 所収) スティーヴン・キングのゴースト・ストーリー。トイレに幽霊が出る話。日本にはトイレの怪談が山ほどあるから、外国のはどんなだろうって興味津々で読み始めたら、出てきたのはドラッグの売人の幽霊だった。 ビ...

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『羅漢寺登山 耶馬溪観光 記念繪葉書』「鬼の子供のミイラ」のポストカード

『羅漢寺登山 耶馬溪観光 記念繪葉書』「鬼の子供のミイラ」のポストカード 前回、山口直樹編著『【決定版】妖怪ミイラ完全FILE』(←前の記事へのリンクです)の感想の中で、大分県中津市本耶馬渓町の「羅漢寺」にかつて保管されていた「鬼の子供のミイラ」について、「昭和18年の火災で焼失しており、現在では絵葉書の写真が残されている」と書いた。その「絵葉書」が手元にあるので、前回の記事の補足って感じで紹介。 羅漢寺は...

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山口直樹『【決定版】妖怪ミイラ完全FILE』

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  山口直樹編著『【決定版】妖怪ミイラ完全FILE』学研パブリッシング 2010 ムーSPECIAL 去年感想を書いたコンビニ本『【決定版】最強のUMA図鑑』(←前の記事へのリンクです)と同じ「ムーSPECIAL」の一冊。表紙には「オールカラー 写真総数約300点!! 闇の精神史を徹底追跡!」とある。一般の書籍なら帯に書かれるような煽り文句だが、「精神史」というところがポイント。巻頭には「妖怪ミイラがテレビ番組などで紹介される場合、「...

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伊藤潤二『うずまき 第5話 ねじれた人びと』

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 伊藤潤二『うずまき 第5話 ねじれた人びと』(『うずまき』小学館 2000 ビッグ コミックス ワイド 所収)「黒渦町には昔から、長屋の廃墟のようなものが点在しています。町のなかにひっそり隠れるように残っているものもあれば、二棟が並んでいるもの。あるいは町の周辺の荒地で、今にも崩れ落ちそうになっているものまで様々です。」(p.140)そんな長屋が舞台の第5話。 主な登場人物は今回ずっと傍観しているだけの桐絵の他、桐絵...

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黒沼健『天空人物語』

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 黒沼健『天空人物語』新潮社 1968 異色読物シリーズ「天空人」とは「宇宙人」の同義語だ。でも言葉から受けるイメージはかなり異なっているように思う。宇宙人と言えばいにしえのタコ型、昨今のグレイタイプ、個人的におすすめの3メートルの宇宙人(フラットウッズ・モンスター)って感じだが、天空人って言うと「そらおと」に出てくるシナプスのマスターや、『幼年期の終り』のオーバーロードっぽいニュアンスが濃くなる。人知の...

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