Archive2013年10月 1/1

『悪夢の棲む家 ゴーストハント』のハロウィンカード

『悪夢の棲む家 ゴーストハント』のハロウィンカード そんな気の利いたブログでもないのに、今日はハロウィン、しかも午後から半休でヒマということで、それらしいネタはないかとそわそわしてしまった。色々考えてみたが、まずぱっと思いつくのがカーペンターの『ハロウィン』(1978)。あとロメロの『フロム・ザ・ダークサイド』(1983)にも確かハロウィンの話があったなぁとか、そんな感じ。それで諦めて普通に感想文を書き始めた...

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奥本大三郎, 岡田朝雄『楽しい昆虫採集』

  奥本大三郎, 岡田朝雄共著『楽しい昆虫採集』草思社 1991 毎年梅雨が明けるころになると、「この夏はクワガタ採りに行こう」って思う。で、思うだけで実行しない。すっかり忘れてしまってるってこともあるんだけど、なにかのはずみで思い出しても、暑いからとか、忙しいからとか、遠いからとか適当な理由を付けてつい先送りしてしまう。そしてまた忘れる→思い出す→先送り→……と繰り返してるうちに夏が終わる。たまに街灯に甲虫...

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MODEL Art (モデルアート) 2013年 12月号 No.882

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  MODEL Art (モデルアート) 2013年 12月号 No.882 今年ももう12月号だって。早い! 今月号の特集はタイムリー過ぎるほどタイムリーな「陸海自衛隊 島嶼防衛訓練「状況開始!」」発売日の早い時間に買ってきたから分からないけど、今回はとくに売れ行きが気になった。特集で取りあげられているのはニュース映像などで見る機会の多い装備品の数々だ。こうして並べて見ると波打ち際の生物のように、特殊な形状をしているものが多い...

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H・P・ラヴクラフト『故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実』

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  H・P・ラヴクラフト(Howard Phillips Lovecraft)著, 大瀧啓裕訳『故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実』("Facts Concerning the Late Arthur Jermyn and His Family"『ラヴクラフト全集〈4〉』東京創元社 1985 創元推理文庫 所収) 創元推理文庫の『ラヴクラフト全集』のなかで、おそらく一番多く読み返しているのが、本作が収録されているこの第4巻だと思う。もともと「アーサー・ゴードン・ピム」が大好きだったっ...

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萩原朔太郎『地面の底の病気の顔』他

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  萩原朔太郎『地面の底の病気の顔』(『萩原朔太郎詩集』三好達治編 岩波書店 1952 岩波文庫 所収) 萩原朔太郎『夜汽車』(同上)『猫町』の感想を書いて以来、たまに『萩原朔太郎詩集』をつまみ読みしてる。探偵小説好きの作者ってことで、それらしい作品は確かに多いんだけど、やっぱり「詩」は難しい。 例えばこんな詩。  地面の底の病気の顔地面の底に顔があらはれ、さみしい病人の顔があらはれ。地面の底のくらやみに、う...

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M・R・ジェイムズ『秦皮の木』

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 M・R・ジェイムズ(Montague Rhodes James)著, 紀田順一郎訳『秦皮の木』("The Ash-Tree"『M・R・ジェイムズ傑作集』東京創元社 1978 創元推理文庫 所収)「魔女」と聞いて最初にぱっと思い浮かぶイメージは『オズの魔法使い』(1939)の「西の悪い魔女」のような鷲鼻の老婆形態の魔女だ。少し考えれば色々な魔女(キキとか)がいるのに、子供のころに接した童話の影響だと思うが、常に老婆形態一強でわれながら面白味がない。これが「...

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飛行機模型スペシャル No.03

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 『MODEL Art (モデルアート) 増刊 飛行機模型スペシャル No.03 2013年 11月号』モデルアート社 2013 表紙は迷彩をまとったサンダーチーフ。毎回書いているけれど、毎回素晴らしいイラストで購買意欲を刺激される。 特集は「ベトナム航空戦パート2 アメリカ空軍機編パート1」。ベトナム迷彩のアメリカ空軍機の特集だ。パート1のガルグレーの機体と比べると、やっぱりこっちの迷彩の方がベトナム戦らしい。 作例は下記のリスト...

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H・P・ラヴクラフト『家のなかの絵』

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  H・P・ラヴクラフト(Howard Phillips Lovecraft)著, 大瀧啓裕訳『家のなかの絵』("The Picture in the House"『ラヴクラフト全集〈3〉』東京創元社 1984 創元推理文庫 所収) ニューイングランドのアーカム近郊で嵐にあった主人公が、風雨をしのぐため古びた木造家屋に身を寄せる。廃屋に違いないと思い込んでいたその家屋には、異様な風体の老人が暮らしていた。老人は『コンゴ王国』なる稀覯書を所持していて、文字はさっぱ...

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楳図かずお『神の左手悪魔の右手 HORROR-1 錆びたハサミ』

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  楳図かずお『神の左手悪魔の右手 HORROR-1 錆びたハサミ〈1〉』(『神の左手悪魔の右手〈1〉』小学館 1987 ビッグコミックス 所収) 楳図かずお『神の左手悪魔の右手 HORROR-1 錆びたハサミ〈2〉』(『神の左手悪魔の右手〈2〉』小学館 1987 ビッグコミックス 所収)『神の左手悪魔の右手』は傑作SFホラー『わたしは真悟』に続いて、雑誌『ビッグコミックスピリッツ』に連載された著者のオカルト系作品の集大成である。中学生の姉...

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いけ『ねこむすめ道草日記〈10〉』

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  いけ『ねこむすめ道草日記〈10〉』徳間書店 2013 リュウコミックス「道草日記」の新刊が出た。半年ぶりの新刊なんだけど、たまに読み返してるので全然久々って気がしない。今回も前巻に続いてサブキャラメインの話が多め。個人的には「コックリさん」が出てくれば結構満足してしまうのだけれど、全体の印象はかなり前巻と異なっているように思う。妖怪と人間が混ざってなくて、くっきり別チームに分かれているような感じ。初期...

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SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2013年 11月号 Vol.94

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  SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2013年 11月号 Vol.94 第一次大戦機ファンにとっては最高の一冊。そのあたりの機体に興味がある人にはすごくおすすめです。表紙の「ソッピースキャメル」はハセガワのミュージアムモデルで、なんとあのキットに羽布を張ってる! この11月号はいくつかの連載を除いて、ほぼWWⅠ機関連の記事で構成されている。テクニック的なことについては、前回の特集でかなり詳しく書かれていたの...

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木村心一『これはゾンビですか?〈3〉いえ、それは爆発します』

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  木村心一『これはゾンビですか?〈3〉いえ、それは爆発します』富士見書房 2010 富士見ファンタジア文庫 アニメ二期の放送が終わってからしばらく経つが、「これゾン」はローテーションにしっかり残っていて、もう何度か見返している。ミストルティン先生がぶっ壊れてから復活するまでのアホな展開は、何度見ても飽きの来ない素晴らしさだ。アニメと原作ではあちこち異なってるがどっちも面白い。 この第3巻はまだアニメでい...

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山口直樹『幻のツチノコを捕獲せよ!!』

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 山口直樹著, 並木伸一郎監修『幻のツチノコを捕獲せよ!!』学習研究社 1989 MU SUPER MYSTERY BOOKS 空前のツチノコブームから十数年後の1988年、奈良県で開催された賞金付きのツチノコイベントをきっかけに、再びツチノコブームが起きた。当時の記事を改めて見返してみると、マスコミや地方自治体によって形成されたブームだったことがよく分かる。それが第二次ツチノコブームの特徴だったといえるかもしれない。本書はそんなブ...

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福島正実『地底怪生物マントラ』

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 福島正実『地底怪生物マントラ』朝日ソノラマ 1975 ソノラマ文庫 著者は『S-Fマガジン』の初代編集長にして作家、評論家、翻訳家で、日本にSF小説を定着させた功労者だ。個人的には江戸川乱歩をもっとエキセントリックに、先鋭化した感じの人だったのかなと勝手に想像している。そんなSF業界の巨人の著したジュブナイルは、30年後に製作される『ガメラ2 レギオン襲来』(1996)を彷彿とさせるような、ものすごいSF怪獣小説だった...

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伊藤潤二『うずまき 第4話 窯変』

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 伊藤潤二『うずまき 第4話 窯変』(『うずまき』小学館 2000 ビッグ コミックス ワイド 所収) 秀一の両親の葬儀以来、火葬場の煙が上空で渦を巻くようになった。空を覆うようなでっかいうずまきは、しばらくすると桐絵の家のそばのトンボ池に吸込まれるようにして消える。そんなトンボ池の泥を用いて桐絵の父親が作った陶器は、窯のなかでことごとく捻れ、うずまきの紋様で覆われていた。「窯変」(ようへん)が生じたのだ。桐絵は...

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池谷仙克『怪獣幻図鑑 池谷仙克画集』

 池谷仙克『怪獣幻図鑑 池谷仙克画集』東宝株式会社出版事業室 1990 数々の作品を手がける映像美術の第一人者のデザイン画集。怪奇系の作品では京極夏彦原作の『姑獲鳥の夏』(2005)『魍魎の匣』(2007)における仕事が記憶に新しい。最近ではCS局のおかげで、ほとんど毎月のように、著者が携わった作品を見ることができる。先月に続いて今月も『帝都物語』(1988)や『台風クラブ』(1985)をやってるし、来月はATGの『星空のマリオネ...

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