Archive2013年01月 1/1

ARIA (アリア) 2013年 03月号 いなだ詩穂著, 小野不由美原作『悪夢の棲む家 ゴーストハント』連載第4回

No image

  いなだ詩穂著, 小野不由美原作『悪夢の棲む家 ゴーストハント』連載第4回 今月号は近所の本屋では売れ行きがよいらしくて、発売日翌日にはもう残り2冊になってた。今日『娘TYPE』を買いにいったついでに、ちらっとチェックしてみたら、すでに売り切れ。危うく買い逃すところだった。『悪夢の棲む家』の連載はこれで4回目。まだ4回かよって思う反面、たった4回にしては相当詰め込んでるようにも感じられる。連載ってことで説明...

  •  0
  •  0

江戸川乱歩『白昼夢』

No image

 江戸川乱歩『白昼夢』(『江戸川乱歩推理文庫〈2〉屋根裏の散歩者』講談社 1987 所収) この作品が収録されている「江戸川乱歩推理文庫」をはじめて読んだのは、江戸川乱歩にポプラ社の旧「少年探偵シリーズ」のイメージくらいしかなかったころだった。暗号を用いた古典的な推理小説をとんとんと調子よく読み進めて、おっ明智君が出てきたよ、なんて喜んでたら、次に収録されていたのが、このほんの数ページ足らずの作品。なんだ...

  •  2
  •  0

MODEL Art (モデルアート) 2013年 03月号 No.864

No image

  MODEL Art (モデルアート) 2013年 03月号 No.864 今回の特集は「トレンドチェック 最新1/72エアモデル徹底解説」。「1/72」と銘打っての特集って、随分昔に雑誌『SCALE AVIATION』で見て以来なんじゃないかな。かつて飛行機のプラモデルというと、このスケールがメインだったらしいけど、今ではすっかり1/48にその座を譲り渡している。1/72のキットはパーツ数が少なくて作りやすいし、レシプロの単発機なら手のひらサイズでか...

  •  0
  •  0

諸星大二郎『栞と紙魚子と青い馬』

No image

  諸星大二郎『栞と紙魚子と青い馬』朝日新聞社出版局 2008 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 胃の頭町の異界化は着々と進行しているようだ。それに伴ってほんの少しずつだけど、確実に作品の雰囲気も移り変っていく。前に少し書いたけれど「栞と紙魚子」シリーズ初期においては、街全体が怪異に見舞われるようなスペクタルな展開は少なく、不吉な感じの、いかにも「事件」って規模の出来事が中心となっている。またなんとなく切さ...

  •  0
  •  0

萩原朔太郎『猫町』

No image

 萩原朔太郎『猫町』(中島河太郎, 紀田順一郎編『現代怪奇小説集〈上〉』立風書房 1978 所収) 萩原朔太郎は大正から昭和のはじめにかけて活躍した、日本を代表する詩人。この『猫町』は著者の数少ない小説のひとつで、アンソロジーに収録されることの多い作品だ。著者は探偵小説好きとしても知られていて、江戸川乱歩との交流もあった。本職の詩の方でも探偵や殺人事件をモチーフにした作品をいくつも発表している。 本書の巻末...

  •  0
  •  0

『福来博士記念館』

 一昨日に引き続き飛騨高山ネタ。福来友吉博士については前にも少し書いたけど、明治の終わりから大正にかけて、透視や念写の実験で注目された後、盛大なバッシングを受けて学会から追放された人物。高山市の出身である。映画『リング』(1998)の登場人物「伊熊平八郎」(演 伴大介)のモデルともいわれている。 前に書いた記事↓福来友吉『心霊の現象』(古本の観賞) http://serpentsea.blog.fc2.com/blog-entry-33.html 駅など...

  •  0
  •  0

『氷菓名場面ポストカード』

『氷菓名場面ポストカード』 所用で飛騨高山に行ってきた。降り続く雪で町は真っ白、めちゃ寒い。これでも高山の人にとっては、まだまだって感じの積雪&寒さなのだそうだ。そんななかで自由に行動できる時間は2時間弱。となると目当てはもちろん、TVアニメ『氷菓』の聖地巡礼……じゃなくて「福来博士記念館」 実は『氷菓』は見てなかったので、高山の町に着いてから土産品店のポスターやチラシなどで、この町が舞台になっている...

  •  0
  •  0

いけ『ねこむすめ道草日記〈6〉限定版』

No image

  いけ『ねこむすめ道草日記〈6〉限定版』徳間書店 2011 リュウコミックス この第6巻には「第30話」から「第35話」までの6話と、各1ページのおまけが5編収録されている。全体に粒揃いで、これまで感想を書いた6冊のなかでも最高の一冊だと思う。キャラと作画とストーリーとが、しっかり噛み合って、劇的な展開や感動話はないけど、充分に楽しめる作品になっている。とくに人間と妖怪との距離感が絶妙で、様々なコンタクトの形が...

  •  0
  •  0

加藤一『「超」怖い話 Ι(イオタ)』

No image

  加藤一編著, 松村進吉, 久田樹生共著『「超」怖い話 Ι(イオタ)』 このレーベルにおいて加藤一が編著を担当した最初の一冊。全62話というのはこの本が出た時点では最多収録数だったらしいけど、短い作品ばかりがずらっと並んでるといった印象はなく、1ページに満たないエピソードから数ページに及ぶものまでが、適度なバランスで配置されている。全体の印象としては背筋が凍るというより、不思議な話が多い。なかにはなんとも...

  •  0
  •  0

手塚治虫原作, 桂千穂脚色『〈シナリオ〉ドン・ドラキュラ』

 手塚治虫原作, 桂千穂脚色『〈シナリオ〉ドン・ドラキュラ』(『季刊 映画宝庫 第11号〈新年〉』芳賀書房 1980 所収) TVアニメ『手塚治虫のドン・ドラキュラ』(詳しくはwiki等参照)は不幸な事態に巻き込まれて、史上最短で打ち切りとなった作品として知られているが、東宝で進行していた実写映画もまた中止となってしまった。監督として予定されていた大林宣彦はやる気満々だったみたいだし、そのフィルモグラフィから考えても、...

  •  0
  •  0

手塚治虫『ドン・ドラキュラ〈3〉』完

No image

  手塚治虫『手塚治虫漫画全集 MT250 ドン・ドラキュラ〈3〉』講談社 1982 最終巻。収録全9話のうち、チョコラが完全にメインなのは2話。もちろんほかの話でもヒロインらしく重要な役割を担っている。いつもならそんなチョコラの活躍について書いて満足してしまうのだが、この第3巻には、全巻を通して伯爵が一番かっこいいんじゃないかって話が収録されている。 その話というのは「第1話 かろうじてドラキュラ」。伯爵とチョコ...

  •  0
  •  0

並木伸一郎『世界の未確認動物』

No image

 星香留菜, 並木伸一郎, 志水一夫, ジョン・ホワイト共著『世界の未確認動物』学習研究社 1984 学研ポケットムー・シリーズ 1984年初版だから、雑誌『ムー』の別冊としてはかなり初期の本だと思う。内容もかなりクラシックで味わい深い。カラーページは口絵の4ページのみで、本文はすべてモノクロ、画像や図も少なめで文章主体の構成となっている。似たようなのが色々あるからややこしいけれど、青いカバーの本だ。・第1章 進化...

  •  0
  •  0

夢野久作『白菊』

No image

 夢野久作『白菊』(『夢野久作全集〈3〉』 中島河太郎, 谷川健一編 三一書房 1969 所収) 夢野久作の作品のなかでもとくに好きな『死後の恋』の感想を書いたので、この機会にもう一つこの作品についても書くことにした。著者の卓抜した表現力とロマンチシズムが顕著に顕われた、美しい短編だと思う。 網走刑務所から脱走して虐殺と略奪を重ねた凶悪犯が、窓から漏れる不思議な赤い光に誘われて、とある館に侵入する。侵入すると...

  •  0
  •  0

夢野久作『死後の恋』

No image

 夢野久作『死後の恋』(『夢野久作全集〈1〉』 中島河太郎, 谷川健一編 三一書房 1969 所収) 先日「死ぬまで使えるブックガイド」という煽り文句に釣られて『東西ミステリーベスト100』という本を買ってみた。著者の代表作『ドグラ・マグラ』は見事4位にランクイン。書かれてから80年近く経つ本なのにすごい。ミステリーはあまり読んでないのだけど、1位から4位までは、意外なことにどれも読んだことのある作品だった。別のジャ...

  •  0
  •  0

小松左京『黄色い泉』

No image

  小松左京『黄色い泉』(『霧が晴れた時 自選恐怖小説集』角川書店 1993 角川ホラー文庫 所収) 先日『今昔物語集』の感想文のために、著者の『霧が晴れた時 自選恐怖小説集』を引っぱりだしてきて『まめつま』って作品を読み返したところ、案の定そのままの勢いで他の作品まで読んでしまった。収録されているのは60年代から70年代にかけて書かれたものばかりだけど、どの作品もまったく古びることなく、とにかくおもしろかった...

  •  0
  •  0

Gewalt『ガルパン戦車読本』

 EXCEL, ワダツミ, I-IV共著『ガルパン戦車読本』Gewalt発行 2012 TVアニメ『ガールズ&パンツァー』の同人誌。 表紙は見ての通りプラモデルのボックスアートみたいですごくかっこいい。飾っておきたいくらい。こういうの見ると、戦車にぴったりのフィギュアが欲しくなる。ハッチから少しだけ見えてる麻子の頭部くらいなら、意外に作れそうな気がするけどどうなんだろ。 本文はモノクロ34ページ。メインの記事は大洗女子に所属...

  •  0
  •  0