南山宏『謎の未確認生物 UMAミステリー』

 

 南山宏監修, オフィスJ.B 他編集『謎の未確認生物 UMAミステリー』双葉社 2011 双葉文庫 V-01-06

 この本は2009年に出た同タイトルのコンビニ本を再構成したもので、元の本を持ってるからスルーするつもりでいたのだが、もうちょいで送料無料になるよってことで購入。こういう時は色々迷わずに、持ってないUMA本を買うことにしている。で、買ってみるとやっぱ電車で読むには文庫サイズは最適で、丸々二日も楽しませてもらった。コンビニ本と比べて紙質がいいのと、縮小された画像がクリアに、生々しく見えるのも良かった。
 内容は下記の通り全部で五つの章に分かれている。一般的?なUMA本では大抵「海のUMA」「陸のUMA」といった生息地域や、「シーサーペント」「獣人」って感じのおよその見た目、もしくは両方のいいとこ取り(混合)による分類が定番なんだけど、本書の場合は自由というか大雑把というか少々変わっていて、それが大きな特徴になっている。各項目は基本1項目につき3ページ、細かくキャプションの付いたグッとくる(かっこいい・グロい)画像を中心に、あと付随情報が載っている。掲載されてる画像にはネット上に出回っているものも多く、フェイクだろうと何だろうと、ほぼ「真物」の体で押していくスタイル。

「口絵」
「巨人」「グロブスター」「妖怪ミイラ」などのいい感じの画像を掲載。

「第一章 異界からの訪問者? 不気味な怪物たち」
 第一章から微妙な怪物のオンパレード。「ドーバーデーモン」から「人魚」まで16項目、14種が紹介されている。空飛ぶ怪獣「ジーナ・フォイロ」や、オーストラリアの水陸両棲獣「バンイップ」といった正体不明の怪獣もこの章に収録されている。また雑誌『ムー』とその別冊の読者にはおなじみの「翼猫」が、ここに堂々と取り上げられている。大出世だ。『化物語』のヒットを受けての抜擢だったりして。あとコティングリーの妖精写真が未だに現役。「ほとんどフェイクだが1枚だけはマジで本物」という撮影者の証言を紹介している。

「第二章 伝説なんかじゃない! 日本の幻獣たち」
 ノスタルジックな日本のUMA「イッシー」「ツチノコ」「ヒバゴン」と、妖怪「河童」×2「鬼」「烏天狗」の7項目、6種が収録されている。「鬼」「烏天狗」は各地に残る「妖怪ミイラ」を紹介。「鬼」については我々が考える以上に実在していた可能性が高いとのこと。日本産の怪物を取り扱う場合、UMAと妖怪がごちゃまぜになるのはよくあることなんだけど、UMA本なだけに妖怪の方が多いのはどーかと思う。ただ近年の日本産UMA事情を考えてみると、メジャーなのは「スカイフィッシュ」と「グロブスター」くらいで、非常に寂しいことになってるのだが……。

「第三章 世界各地で目撃! ナゾの巨大生物の正体は?」
 最も収録項目の多い章。22項目、21種が収録された本書のメインである。「ネッシー」「モケーレ・ムベンベ」「チャンプ」「ミゴー」などの主だった水棲UMAをはじめ、コンゴの一角獣「エメラ・ントゥカ」ノルウェーの「セルマ」など、生息域、マイナーメジャーは問わず、とにかくでかいUMAが集められている。中には小さめの「タッツェルヴルム」なんかも混ざっているが、「大蛇」や「グロブスター」もこの章。
「タッツェルヴルム」については、1934年に撮られた有名なフェイク写真が掲載されていて(p.137)、偽物と断じられたこともきちんと解説されている。UMAファンの人なら一度は見たことがあると思うが、妙に表情のある白いコイみたいな生き物が写った白黒写真である。自分はこのとぼけた写真が大好きなのだ。パッと見てこりゃ偽物だろ?? と思いつつも、ほんの少し(超少し)だけ「もしかすると……」って可能性も感じさせる。見事な出来栄えである。同様にとんでもサイズの大蛇が写り込んだモノクロの空撮写真(p.135)も素晴らしい。

「第四章 原人か? エイリアンか? 遭遇多数! 巨人・獣人」
「イエティ」「ビッグフット」「ヨーウィ」などなど、獣人タイプのUMAが一通り収録されている。15項目、13種。このブログでも何かにつけて触れてきた「オラン・ペンデク」もここ。最近新たに展開があった「ホモ・フローレシエンシス」についてもしっかり解説されている。突然「狼男」が紛れ込んでいて、なんだこりゃ?? って思ったけど、確かに獣人だ。変身するけど。それから「アルマス」の雌の想像図が腰まで垂れる勢いの巨乳でインパクトがあった。

「第五章 遺伝子組み換え・プラズマなど 新型UMA登場!」
 登場したかと思ったら、あっという間に退場してしまった感のあるUMAも含まれているが、とりあえず2011年の時点で最新のUMAが集められている。収録されているのは「フライング・ヒューマノイド」「チュパカブラ」「スカイフィッシュ」「クリッター」「怪生物」の5項目。「怪生物」にはロシア(←名指し)の遺伝子組み換え実験によって誕生した生物が紹介されている。この系統の生物をUMA扱いするのって、なんかちょっと違うなーと思う。もしその辺を歩いてるの見かけたら、うお! UMA?? ってなるかもしれないけど、それ作ってる博士にとっては完全に「確認済み生物」なわけで、「未確認生物」って括りからは盛大に外れてしまっている。

 上記の各章の他に「宇宙のUMA! 火星にビッグフット出現?」など3編の「UMAコラム」も収録されている。
 色々思うところはあったものの、雑多な感じが楽しかった。子供のころ以来UMA本買ってないなーって人には、まずはオススメできると思う。中身の変わってなさに驚くかもしれないけど。



『謎の未確認生物 UMAミステリー』
 双葉社 2011 双葉文庫 V-01-06
 監修:南山宏
 編集:オフィスJ.B 他

 ISBN-13:978-4-5757-1377-5
 ISBN-10:4-5757-1377-0


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美堀真利『コックリさんの不思議』

 美堀真利『コックリさんの不思議 簡単にできる交霊術のすべて』日本文芸社 1986 舵輪ブックス

 HOW TO コックリさん本。

 この本は随分前に古書店の均一棚で発見して、見かけない本だし一応買っとくかなーって感じで購入したものだ。ぴらぴらっと読んでそれっきりになってたのを、この前コックリさん関連のエピソードがいくつも載ってた『ほんとにあった怖い話〈3〉読者の恐怖体験談集』(←前の記事へのリンクです)を読んだのをきっかけに、引っぱり出してきて再読してみた。

 表紙がまずこんな感じ↓

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 ……ゆるい。というのが第一印象。確実に以前読んでるはずなのに、まったく記憶に残ってなかった。カバーの解説には「この本では、だれにでもできる「コックリさん」をメインにして、あらゆる交霊術の基礎をやさしく説明しています。どうぞ “不思議の国” へいらしてみませんか!?」とあり、コックリさんがまるで「○○語会話」や「××ダイエット」みたいな扱いになっている。中身もまさにそんな感じで、構成は↓
「PART1 コックリさんは交霊術 (コックリさんの人気は抜群)」「PART2 コックリさんで幸せに (全国からのお便りを紹介)」「PART3 コックリさんのあれこれ (不思議なコックリさん)」「PART4 コックリさんのやりかた」「PART5 コックリさんで霊障害 (霊障のおきた人たちの実話紹介)」「PART6 霊が憑いたとき (ほっておけない低級霊)」「PART7 世界の交霊術 (交霊術は世界中で行なわれる)」「PART8 世界の交霊術師 (あらゆる霊と交信可能)」……という8章。( )は中見出し。

「PART1」はコックリさんの概要と「交霊」の作法についての簡単な解説。コックリさんは霊能力がゼロの人でも手軽に行うことができるので、「現代まですたることなく行われている人気ナンバーワンの交霊術です」(p.10)とのこと。作法として服装や道具、場所、時間のほか、トイレに行っておくとか睡眠不足時は避けるとか、細々とした注意事項が書かれている。
 コックリさんの効果効能について書かれた「PART2」では、全国からのお便りを紹介。「おかげで事業が大成功」「大ケガから救われた」「コックリさんで命びろい」「コックリさんが縁結び」「幸せな結婚へ」「計画はすべて順調」などなど、誇大広告っぽい「お便り」が並んでいる。このブログはトンデモ本に突っ込みを入れる系のブログではないのだが、それでも「コックリさんのおかげでこんなにハッピーになりました!」的な、無性に突っ込みたくなるような「お便り」が盛り沢山だった。

 著者の体験を交えつつコックリさんの歴史や「キツネ憑き」について語る「PART3」、本書のメイン(多分)「PART4 コックリさんのやりかた」。この「PART4」はかなりすごかった。ポピュラーなコインを用いるスタイルのほか、4例のコックリさんの方法と、その際に用いる図が9例掲載されている。そして現在行われているコックリさん系の「権現(ごんげん)さま」「精霊さま」「霊魂さん」「守護霊さま」「分身さん」「星の王子さま」「キューピットさま」「エンゼルさま」「ラブさま」のなかから、「もっとも人気の高いベストスリー」(p.76)として「エンゼルさま」「守護霊さま」「キューピットさま」を詳しく紹介している。コックリさんと同じじゃないかっ!!(つのだじろう『うしろの百太郎』より)ってのはさて置き、本書ではそれぞれ「エンゼルさま」「守護霊さま」「キューピットさま」にお伺いをたてるという設定。ちなみに「エンゼルさま」「守護霊さま」はシャーペンやマジック、「キューピットさま」では10円玉を用いるらしい。色々突っ込みどころは多いものの、当時どんなコックリさんのバリエーションが流行っていて、どのような方法でそれらが行われていたのか、こうした点の詳細な記述に関しては高く評価できると思う。続いて「PART5」ではコックリさんのリスク、「PART6」ではリスク(霊障)が生じた場合の対処法や呪符が掲載されている。

 全体の印象としては上記の通り、めっちゃゆるく、軽い。70年代のオカルトブームのころのまだまだ土着的だったコックリさんと比較すると、浮世離れ感がハンパないようにも思われるが、実際のところはどうだったのだろう。
 本書は『ほんとにあった怖い話〈3〉読者の恐怖体験談集』が出た前年の1986年に刊行されている。前にも書いたけど雑誌『ムー』では麻原彰晃が空中浮遊を披露し、日渡早紀の「ぼく地球」にインスパイアされたかのような前世の友達募集が、ペンパル欄で異様なオーラを放っていた。『ほんとにあった怖い話〈3〉読者の恐怖体験談集』の感想では「オカルトっぽい出来事に限ってみても、社会全体が狂乱状態に陥っていたかのような印象を受ける」と書いたが、当時行われていたコックリさんやそのバリエーションの交霊の数々は、そんな社会にちょっと疲れた人々が描いた妄想の世界の、理想の自分探しの一環だったのかもしれない。本書の著者は霊能者で占い師、血液型占いやタロット占いなどの著作も多い。


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実吉達郎『世界の怪動物99の謎』

 実吉達郎『世界の怪動物99の謎 幻想と怪奇への招待』産報 1977 サンポウ・ブックス 99の謎シリーズ

 未確認動物を意味する「UMA」(Unidentified Mysterious Animal)という呼称が「UFO」(Unidentified Flying Object)を参考に作られた和製英語であることはよく知られているが、それを作ったのが本書の著者、實吉達郎だ。色々なかたちでTVに出演することも多いので、本は読んだことないけど本人を見たことあるって人も少なくないと思う。著者が「UMA」なる呼称をはじめて提唱したのが1976年、本書はその翌年に刊行されている。

 本書は産報のサンポウ・ブックス「99の謎」シリーズの一冊。自然科学や歴史の広範な雑学に関するシリーズで、UF0や超大陸などオカルト関連の書籍も多い。「~99の謎」という共通タイトルの通り、一つの「謎」に対して2ページの解答という構成で、99の謎について答えている。UMA関連では本書のほかに小畠郁生の『幻の古代生物99の謎』などが有名。

 本文は「1−日本の怪動物」「2−朝鮮の怪動物」「3−中国の怪動物」「4−欧米の怪動物」「5−南米の怪動物」「6−東南ア・豪州の怪動物」「7−アフリカの怪動物」「8-猛獣人間の謎」「9-巨獣の謎」「10-人食い猛獣の謎」という十章に大きく分かれている。8章はカマラとアマラなどの動物に育てられた人間について。9章はカバやゾウといった既知の大型動物、10章はオオカミ、トラ、ライオンなど人を襲う動物について書かれている。1~7章は地域別のUMAと伝説の怪物が取りあげられているが、アジアで一括りにされがちな朝鮮半島について、独立した章が設けられているのが珍しい。
 かつてエンコリの翻訳BBSで、朝鮮半島のUMA、妖怪、都市伝説に関する情報をさんざん探したことがあったのだけれど、書き込んでいる年齢層によるものなのか、誰に聞いても「トケビ」(独脚鬼←詳しくはwiki等参照)と「九尾の狐」の話、そうでなければ日中米の都市伝説のローカライズばかりでがっかりした覚えがある。本書でも朝鮮関連は四例と少ないものの、その「トケビ」については「26 トッカビ−日本の河童と関係があるか」というかたちで、しっかりと言及されている。

 あと気になる項目を少しあげてみると「1 デエラボッチ−日本にギガントピテクス時代があったか」「12 蟒蛇-日本に大蛇がいるか」「25 ツチノコ−その正体はヒメハブか」「43 バジリスク-中世的妄説と一笑に付してよいか」「45 ハーキンマー-フラットヘッド湖の怪物はコリソサウルスか」「53 ボイウーナ-全長五〇メートル以上のヘビは実在するか」「54 ミニョコン-大型の淡水海牛か」「58 タセク・ベラの "大蛇"-アパトサウルスでないとすれば何か」「60 ディプロトドン−古代獣の "遺体" は何を語るか」「71 コンガマトー-翼龍生存説は成り立つか」などなど、おもしろそうな設問が目白押し。99の謎全部あげたくなるほどだ。「45」のハーキンマーとは「スクリューのガー助」(参考『なぜなに世界の大怪獣』←前の記事へのリンクです)のことで、例の写真もしっかり載ってる。解答は科学的な考証というより関連の文献を紹介する感じのものが多く、基本的にUMAファンが喜びそうな方向。ただし「25」のツチノコに関してはヒメハブ説が有力とのこと。

 この「99の謎」シリーズ、かなり古いし知名度も高いのに、今でもとくにプレミア価格がつくこともなく、古書店のしかも均一棚なんかで見かけることも多い(古すぎてBOOKOFFとかでは無理かも)。もともと軽い読みものって感じで企画された本だと思うが、中身は相当マニアック。濃い内容が分かりやすく解説されていて、とても楽しい本になっている。


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宇留島進『日本の怪獣・幻獣を探せ!』

 宇留島進『日本の怪獣・幻獣を探せ! 未確認生物遭遇事件の真相』廣済堂出版 1993 廣済堂文庫 ヒューマン・セレクト

 ツチノコ単体本を除くと本書のような日本産UMA限定の本って、わりと珍しいのではないだろうか。表紙をぴろっとめくったところの著者の略歴には「国際隠棲動物学会」「日本フォーティアン協会」所属とあって、こりゃ結構いいかもって期待が膨らむ。

 本文は全部で六つの章に分かれているが、それぞれの章に共通するフォーマットはなくて、例えば第1章はツチノコ単体で40ページ以上、第4章~第6章では複数のUMAを取りあげるといった、かなり自由な構成となっている。個人的には後半のマイナーなUMAについての章をとくに興味深く読むことができた。またこのブログではおなじみの並木伸一郎、山口直樹らが資料や写真の提供者として名を連ねていて、写真や新聞記事、目撃者のスケッチなどは非常に充実している。ただ新聞記事の文字が一部潰れてしまっているのが残念。

「第1章 怪蛇、幻のツチノコを追う」
 日本一有名なUMAだけに目撃例も多く、前述の通り「ツチノコ」単体にまるまる一章が充てられている。以前感想を書いた山口直樹著『幻のツチノコを捕獲せよ!!』(←前の記事へのリンクです)など、ツチノコ単体本が成立するほどの情報量があるわけだから当然の構成だろう。ただそうした本との記事の重複は避けられないところで、この手の本をよく読む人にとっては物足りないかもしれない。記事自体は手堅くまとめられていて好印象。図や写真も多い。

「第2章 中国山脈に棲む、獣人ヒバゴン」
「ヒバゴン」は中国山地に棲息するとされるイエティタイプのUMAで、1970年代には各媒体で取りあげられて結構な盛り上がりだったらしい(当時の児童書にもしっかり載ってる→『なぜなに世界の大怪獣』)。1974年に写真に収められて以降ぱったりと姿を消してしまったが、海外のUMA関連本でも紹介されるなど一応日本を代表するUMAの一つだ。
 この章ではヒバゴンの目撃情報のほか、ヒバゴンに続いて広島県内で目撃が相次いだ同系統のUMA「ヤマゴン」「クイゴン」についても言及されている。目撃者のスケッチが面白い。

「第3章 池田湖の護神か? 怪竜イッシー」
 鹿児島県の池田湖で目撃の相次いだ「イッシー」は、屈斜路湖の「クッシー」と並んで日本の水棲UMAとしては最もメジャーな未確認生物だ。ビデオで撮影された映像がニュースやワイドショーで流れ、すっかり過去のUMAになりつつあったイッシーが、一躍ビデオ時代の代表的なUMAとなったのは1991年のことだった。ニュース映像をなんとか録画しようと、TVの前で待ち構えていたことを思い出す。
 この章では1960年代から1970年代にかけてのイッシーブームのさなかの目撃例、上記のビデオ以降の目撃例とプチブームの状況を、新聞記事などを交えて手際よく紹介している。

「第4章 山麓の池に棲む巨大魚と湖底水棲獣」
 この章には5体の水棲未確認生物、山形県の大鳥池の「タキタロウ」、新潟県糸魚川市の高浪の池の「巨大魚」、屈斜路湖の「クッシー」、洞爺湖の「トッシー」、本栖湖の「モッシー」の目撃情報がまとめられている。クッシーは目撃例も多くそれらしい写真も撮られているのだが、近年目立った活躍がなかったことからここに収められたようだ。やたらに「~シー」の愛称が並ぶなか、「タキタロウ」のネーミングセンスが光る。
 水棲UMAは大好きなジャンルなんだけど、違法放流されたアリゲーターガーがその辺の河川や池で見つかる現状に、巨大魚系のUMAのアイデンティティは……。

「第5章 現代に生きる伝説の幻獣たち」
 この章では伝説の生き物、「カッパ」、奄美大島の「ケンムン」、沖縄の「キジムナー」など、いわゆる「妖怪」のたぐいを未確認生物として捉え、その目撃例やミイラなどの遺物を紹介している。どれも妖怪としてはメジャーなものばかりだ。
 カッパに関しては対馬の路上で発見され、ワイドショーなどでも取りあげられた「カッパの足跡」と、宮崎県で起こった民家へのカッパの侵入事件に多くのページが割かれている。足跡が点々と写った現場写真も掲載されているが、さすがにモノクロだと見づらい(確か雑誌『ムー』誌上には、同じ写真がカラーで掲載されていた)。

「第6章 全国各地で起こった未知動物遭遇事件」
 大蛇をはじめその他諸々の未確認生物について。各地で目撃されたり抜け殻や骨が見つかった「大蛇」をメインに、摩周湖の「巨大ザリガニ」、目撃者のスケッチが印象的な長良川の「ハッシー」、岩手県山形村の「ガタゴン」などの目撃例が紹介されている。
 大蛇については四国にある剣山の「大蛇騒動」が大きく取りあげられている。これもTVや新聞で報道されたらしい。1970年代はじめの出来事だ。目撃された大蛇は長さ10メートル、胴回り1メートルもあったとか。日本には数多くの大蛇にまつわる伝説が伝えられているが、UMAとしての大蛇もとても魅力的だ。「日本の大蛇」本とか読んでみたい。

 以上のように本書は、目撃談を中心に新聞記事やスケッチをそのままの形で載せるという、期待以上にまっとうな「資料本」だった。取りあげられることの少ないマイナーなUMAについての目撃例もしっかり収集されている。著者の主観があまり入ってないため、最後まで偏ってるなーなんて印象は無く楽しく読むことができた。日本のUMAの概要を知りたい人にはもってこいの本。


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『羅漢寺登山 耶馬溪観光 記念繪葉書』「鬼の子供のミイラ」のポストカード

『羅漢寺登山 耶馬溪観光 記念繪葉書』「鬼の子供のミイラ」のポストカード

 前回、山口直樹編著『【決定版】妖怪ミイラ完全FILE』(←前の記事へのリンクです)の感想の中で、大分県中津市本耶馬渓町の「羅漢寺」にかつて保管されていた「鬼の子供のミイラ」について、「昭和18年の火災で焼失しており、現在では絵葉書の写真が残されている」と書いた。その「絵葉書」が手元にあるので、前回の記事の補足って感じで紹介。

 羅漢寺は歴史のある曹洞宗の寺院で、現地の写真を見てみると本堂や山門が、山の中腹の岸壁に食い込むように建立されていて、こういう表現が適切かどうかは分からないが、非常にかっこいいお寺だと思う。1943年の火災で焼失してしまったため、現在見られる本堂は1969年に再建されたものだ。

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 絵葉書は縦構図4枚、横構図6枚の10枚セットで、こんな感じのタトウ(紙の包み)に入っている。紅葉の名所らしいデザイン。

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 絵葉書にはそれぞれ以下のようなタイトルが付けられている。(縦)(横)は構図。
「耶馬渓羅漢寺 寳物圖浮壇金観世音」(縦)「耶馬渓羅漢寺 山門及ビ石橋」(縦)「耶馬渓羅漢寺 開山松」(縦)「耶馬渓羅漢寺 石橋石門」(縦)「耶馬渓羅漢寺 全景」(横)「耶馬渓羅漢寺 陵雲閣ヨリ鐘樓及ビ無漏窟ヲ望ム」(横)「耶馬渓羅漢寺・五百羅漢石像」(横)「耶馬渓羅漢寺 登山口ヨリ飛來峰ヲ望ム」(横)「耶馬渓羅漢寺 高源水下蟠龍洞」(横)「耶馬渓羅漢寺 寳物鬼子」(横)

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「耶馬渓羅漢寺 寳物鬼子」というタイトル以外の説明は一切無い。もともとその由来を記した巻物があったらしいが、ミイラとともに火災で失われている。惜しい。

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 ミイラの葉書のアップ。こうして見てみると、餓鬼そのものって感じの、実に迫力のある顔貌をしている。他の部位も迫真性に富んでいて、見飽きない形状だ。焼けてしまったのが本当に惜しい。でも、モノクロでも写真が残っただけラッキーなのかな……。

 ところでこの絵葉書のセットは以前古書店で購入したもので、確か1000円くらいだったと思う。これ欲しいって人もあまりいないだろうけど、各オークションをこまめにチェックすれば、意外と安く(500円~1500円くらいで)入手することができると思う。


  山口直樹編著『【決定版】妖怪ミイラ完全FILE』学研パブリッシング 2010 ムーSPECIAL


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エルウッド・D・バウマン『怪物 ネッシーを見た!?』

 エルウッド・D・バウマン(Elwooc D. Baumann)著 長谷川善和訳・監修『怪物 ネッシーを見た!?』("THE LOCH NESS MONSTER")日本交通公社出版事務局 1976

 1976年に出版された本。著者はカナダ出身の元教師で、本書が刊行された時点ではスコットランド在住、ネス湖現象調査局会員。翻訳、監修は国立科学博物館古生物研究室・主任研究官(当時)で理学博士の長谷川善和。手堅い感じの本だ。著者は基本的にネッシー肯定派らしいが、本書には否定派の意見をはじめ、偽証や勘違いによる目撃情報もしっかりと取り上げられている。科学者やマスコミに対する不信感たっぷりの記述が目につくものの、全体の印象としては抑制的。若年層の読者を意識してか、とても分かりやすく、くだけた感じの翻訳文になっている。

 内容は1933年、ネス湖の北岸に沿って道路が建設されることになって以降の目撃情報を起点として、目新しい情報や大戦などの歴史的な出来事を区切りに、全部で7章に分かれている。各章ごとにいくつかの問題提起がなされ、それに関連する目撃情報と考察が続く、というのが大まかな構成。例えば「第3章 死骸とエサの謎」では、ネッシーの「代替わり」が取り上げられていて、ミニ(ベビー)・ネッシーについての目撃情報が載っている。目撃者はボートに乗った二人の少年。

船尾にいた少年が、異様なものが三つ、ボートのうしろに泳いできているのに気づいた。どれも長さ一メートルくらいだった。〔中略〕はじめウナギではないかと思ったが、すぐにそうではないと思った。よく見ると、胴体の前後に、足が一対ずつあった、前足は小さくて、ヒレのような形をしている。コンシディン(目撃者)の見るところ、前ヒレ?は水中でゆれ動いているだけで、べつにこれといった役割は、はたしていないようだった。うしろの大きな足が手動力で、水をけって進んでいた(p.66)


 あまり他の本では見かけない目撃例なので引用してみた。なかなかしっかりと観察されている。まずウナギに見えたというのが興味深い。サイズからなにから、一般的なネッシーのイメージから大きく外れていたらしく、それがネッシーである可能性に少年たちが全然思い至ってないところがいい。この話自体、後になって「そーいえば」って感じで語られたのだそうだ。ネス湖にはウナギが棲息していることがよく知られているが、サケ漁も盛んで20キロを越えるカマスが獲れることもあるという。

 本書の特徴としては、それぞれの目撃談が昔児童誌に載っていた読物風に、ちょっとした物語仕立てになっているところで、ネッシーに嵌ってスコットランドに移り住んだという著者だけに、ネス湖周辺の情景の描写はとてもいい雰囲気。それから巻末の「訳・監修者あとがきと解説」には、訳者の科学者としての見解が端的に述べられていて、非常に読み応えがあった。巷間言われるような「怪物」の存在はとてもあり得ないが、疑問はどうしても残るとのこと。

 ところでこの本は「日本交通公社」から刊行されていた。交通公社がなんでまたネッシー? と不思議に思ったけれど、最後の最後の「付録」に「ネス湖への交通」って項目があって納得。どうやら観光文化振興の一環らしい。旅行会社の「JTB」はもともとここの一部門で、1963年に分離、民営化されている。

ネス湖への交通
東京―ロンドン
 モスクワ経由で一四時間五〇分、北極まわり (アンカレッジ経由) で一五時間五○分。
 航空運賃=大人片道三〇万三三五〇円 (エコノミー・クラス)、往復はその倍。

ロンドン―インバネス
 直通列車(夜行)で一一時間三〇分 (ロンドンの始発駅はユーストン)
 鉄道運賃=大人片道二等一八ポンド (約一万二六〇〇円)、一等二七ポンド (約一万八九〇〇円)
     探検のついでに、英国内をまわるならブリット・レイルパス(英国均一周遊券)が便利で経済的。
     二等一ヶ月通用で大人三万五〇〇〇円、青年 (一四才-二二才) 二万六〇〇〇円で、期間内なら英国鉄道を自由に乗り降りできる。

インバネス―ネス湖
 インバネスからネス湖の西南端のフォート・オーガスタスまで、湖畔にそって路線バスが運行されている。
                                  (資料は一九七六年二月現在)(p.221)


 1976年といえば、翌1977年にはニュージーランド沖で謎の生物の腐乱死体が引き上げられて、ニューネッシーブームが巻き起こるその前年にあたる。当時大卒の初任給は94,300円だった。

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アンガス・ホール『ネッシーと雪男』

 アンガス・ホール(Anguas Hall)著, 桐谷四郎訳『ネッシーと雪男』("Monsters and Mythic Beaste") 学習研究社 1976 超常世界への挑戦シリーズ〈3〉

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 オカルト専門誌『ムー』の創刊に先立って、学研は「超常世界への挑戦シリーズ」と銘打った全12巻の叢書を刊行した。シリーズを通しての監修は『アウトサイダー』("The Outsider")『オカルト』("THE OCCULT")のコリン・ウィルソンとSF作家のクリストファー・エバンズ。英国で刊行されていたシリーズを翻訳出版したものだった。
 この「超常世界への挑戦シリーズ」のラインナップは、『〈1〉驚異の超能力者たち』『〈2〉戦慄の怪奇人間』『〈4〉幽霊とポルターガイスト』『〈5〉心霊の世界』『〈6〉大予言と謎』『〈7〉魔術と占いの神秘』『〈8〉宇宙よりの来訪者』『〈9〉神秘と怪奇』『〈10〉テレパシーと念力』『〈11〉魔女の恐怖』『〈12〉謎の大陸』というもので、本書はその第3巻。伝説の怪物を博物学っぽい切り口で紹介していて、ケレン味の強いUMA本というより、今なら平凡社あたりからしっかりした装丁で出そうな雰囲気の本である。初期のまだブレーキが効いてた頃の『ムー』には、多少その雰囲気と、グラフィカルな紙面構成が引継がれているように思う(『科学』と『学習』の影響の方がでかいような気がしないでもない)。

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 本書は八つの章で構成されていて、↑こんな感じの写真や絵画などがメインの美しい紙面が特徴。また本文、キャプションの漢字には丁寧にルビが振られている。それぞれの章をざっと紹介する。

「1 神話と人間の心に生き続けるドラゴン」
 古代から現代に至る「ドラゴン」の伝説と、東西のドラゴン観の違いについて。数多く引用されている中世のヨーロッパの騎士vsドラゴンの絵画やタペストリーが美しい。日本の龍については「日本のドラゴンの話は、西欧とよく似ている。日本のドラゴンは年に一度、処女のいけにえを要求した」(p.20)とある。

「2 人魚と一角獣」
 前章のドラゴン同様、各地各時代の「人魚」の伝説について。20世紀の中頃まではかなり明確な目撃情報もあるらしい。水から飛び出して船のデッキに上がってくると、しっぽを使ってまっすぐ立ったという。まるでむろみさんだ。
「一角獣」の場合は「角」というはっきりした証拠があったものの、18世紀にはすでに実在が疑問視されていて、宗教的な象徴のひとつと考えられていたようだ。また人魚と一角獣は、ともに性的な意味合いを持っている点で共通しているという。有名な『貴婦人と一角獣』("La Dame à la licorne"『機動戦士ガンダムUC』に出てきたアレ)が引用されている。

「3 深海の怪物たち」
 この章からいよいよUMA編、タコ、イカ、「シーサーペント」だ。ディーダラス号のシーサーペントなど、UMA関係の本には決まって載ってる有名目撃談が多数紹介されている。「深海」とあるがカナダの「オゴポゴ」についてもかなり詳しく記述されている。

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 Gino d'Achilleによる素晴らしいイラスト。大迫力。他に「雪男」や「マンモス」など五つの作品が掲載されている。

「4 ネス湖の怪物」
 聖コランバ(コロンバ)伝から始まって、1974年頃までの主な目撃例や調査の概要。これもまたUMA関係の本ではよく目にするものばかりだ。この章の目玉は1934年1月の『イラストレーテッド=ロンドン=ニュース』("THE ILLUSTRATED LONDON NEWS")の挿絵が大きく掲載されているところ。これは十数人分の「ネッシー」の目撃談を真面目にイラスト化したもので、小さいコマに背景や湖面の状態までしっかりと描かれていて見応えがある。

「5 恐竜は生き残ったか」
 白人の博物学者や探検家がアフリカの奥地で見聞きした「恐竜らしい怪物」について。これまた目撃報告と伝聞ばかりだけれど、どれも詳細な内容でかなりリアルだ。「シーラカンスが活きてるなら、もしかして恐竜も……」という論調。引用されている恐竜の絵がいちいち旧復元でかっこいい。

「6 ヒマラヤの雪男」
 例によって登山家のエリック・シプトンが発見した足跡の話から始まって、1970年頃の目撃例まで。「足跡と、ときどき見かけるという言葉が、唯一の証拠であり、科学的理論を形成するほどのものではない」(p.115)としている。ブータン政府が発行した「イエティ」の記念切手が載っていて、物欲を刺激される。

「7 北アメリカの怪物たち」
 雪男に続いては「ビッグフット」。そして「ミネソタのアイスマン」、未だに続く定番の構成である。パターソンフィルムと、動物学者のアイヴァン・サンダーソンによるアイスマンの図が大きく取り上げられている。

「8 怪物映画」
 まとめの章。ユニバーサルのモンスターと『キングコング』(1933)など映画に登場する古めの怪物を紹介。そして「怪物とか伝説の動物についての私たちの興味は、未知の大きな力に直面して感じる巨大なものについての恐れ、不屈の勇気に対する驚嘆の気持ちと関係があるのかも知れない。〔中略〕怪物はなお、私たちとともに生きている。今日では、怪物ははるかかなたの宇宙から、あるいは実験室から現れるのである」(p.141-142)とまとめている。

 いたって真面目な本なので、センセーショナルなUMA本を期待すると少し物足りなく感じるかも知れない。それでも由緒正しい怪物の絵が沢山載っているから、見てるだけでも楽しめると思う。印刷も綺麗だし。
 この「超常世界への挑戦シリーズ」の本は、相当古いわりに結構手に入りやすく、千円前後で売ってることもあるので、興味がある人は見かけたらぜひ手にとってみてほしい。


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竹内裕『日本の宇宙人遺跡』

 竹内裕『日本の宇宙人遺跡』大陸書房 1976

 気付けばヒストリー・チャンネルで『UFOハンターズ』がまたはじまってる。相変わらずこの番組は目撃情報の検証が大好きなようだ。その分、写真や映像の比率が少ないのがちょっと寂しいが、あの番組が『本当にあった呪いのビデオ』みたいに投稿映像てんこ盛りになったら、それはそれでおもしろそうだけどなんか違うな……。

 大陸書房は70年代の空前のオカルトブームを支えた出版社のひとつだ(最終的にはアダルトビデオをはじめ色々手を出して倒産)。当時そのジャンルに興味があった子供にとって、大陸書房の出版物は、大人向きの真面目なオカルト専門書って感じで、かなり敷居が高かったんじゃないかと思う。
 今あらためて見返してみると、シリーズ分けされた(※)相当な量のラインナップのなかには結構アレな単行本も多いのだけれど、ティム・ディンスデールの『ネス湖の怪獣』やN・F・ジロフの『アトランティス大陸研究』、ジェイムズ・B・スィーニ『図説・海の怪獣』などは、大陸書房があってこその名著だと思う。

 70年代の大陸書房のオカルト系の出版物は、上記の3冊のような「オカルトを真面目に取り扱ったもの」、それから「いわゆるトンデモ本っぽい本」、タイトルと表紙でUMA本かと思って購入したら動物の蘊蓄の本だった、オズモンド・ブレランドの『動物の謎』のような「オカルトを扱ってるように見えてそうでないもの」って感じに大別できる。
 この『日本の宇宙人遺跡』はというと、オカルトにごく真面目に取り組んではいるけど、どうにも色々肩入れしすぎて……という「いわゆるトンデモ本っぽい本」の好例。
 例えば北海道の手宮洞穴(詳しくはwiki等参照)に刻まれた文様に関するくだり。

もし、これらが人間の姿を描いた絵だといいうるならば、草書体の平仮名もミミズを描いたものだとすらいいうるのではないだろうか? 筆者には、やはり文字のように思えるのである。/しかし、トルコ文字や古代漢字であるとする説にも賛意は表しがたい。〔中略〕筆者は、この彫刻を刻んだものはアイヌ人以外の何者でもなかったと考える。〔中略〕そして、アイヌ文字が、アダムスキーが宇宙人から受けとった文字に酷似しているという事実は、アイヌ人が宇宙からの来訪者と密接な関連をもっていたという著者の主張を幾分なりとも裏付ける資料となりうるだろう」(p.45-46)


 ここで言及されている「アダムスキーが宇宙人から受けとった文字」とは、1952年アダムスキーが金星人オーソンと初めてコンタクトしてから三週間後、「アダムスキーの自宅上空に一機の円盤が飛来し、一つの包みが投げ落とされた」(p.48)、その小包のなかのフィルムを現像したところ写っていたというもの。いわゆる「金星文字」ってやつだ。この経緯で入手された「金星文字」がOKで、トルコ文字や古代漢字がダメって感覚が独特過ぎて唖然としてしまう。

 とにかく全編こんな感じなのだ。この手の本の理屈がどうしても我田引水に感じられてしまうのは、それが「理詰め」ではなく、「情詰め」で考えられているからってことが、とても分かりやすい形で表れていると思う。
 それじゃ本書がつまらないかというと、そんなことは全然なくてむしろ楽しい。著者の人柄が充分過ぎるほど伝わってくる。あと日本各地に点在する「宇宙人遺跡」が記された「日本の宇宙人遺跡地図」も気が利いてる。行き帰りの電車のなかで読んでたんだけど、桜もまだまだ綺麗なことだし、ちょっと遠出したくなった。


 ※ 1976年(昭和五十一年) 2月の「大陸書房 図書目録」によると、「失われた大陸シリーズ」「秘境・探検シリーズ」「失われた文明シリーズ」「UFOシリーズ」「怪獣・動物シリーズ」「怪奇・奇談シリーズ」「日本古代文明シリーズ」「宇宙文明シリーズ」「神秘シリーズ」「四次元シリーズ」「新歴史シリーズ」「特別読みものシリーズ」「オカルトシリーズ」「特製・豪華本シリーズ」「異色の研究シリーズ」がある。単行本自体にはシリーズ名が明記されてないので、なにかと不便なことが多い。


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