Category黒沼健 1/1

黒沼健『恐怖と戦慄物語』

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 黒沼健『恐怖と戦慄物語』新潮社 1971 異色読物シリーズ 今朝、NHKをぼやーっと見てたら「ホモ・フローレシエンシス」(Homo floresiensis)のニュースが始まった。なんでも2014年に発見された骨と歯の化石の研究成果が、イギリスの科学誌『Nature』に掲載されたらしい。調査にあたっていたのは日本の国立科学博物館と、オーストラリア及びインドネシアの研究機関の共同チーム。前にどこかの記事で「~ホモ・フローレシエンシスの...

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黒沼健『世界の謎と怪奇』

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 黒沼健『世界の謎と怪奇』アサヒ芸能出版 1963 平和新書 雑誌に掲載された一話数ページの掌編をまとめた新書本。 これはもともと実家にあった本で、多分推理小説が好きだった祖母が買った本だと思う。怖い挿絵に惹かれて、かなり小さいころからチラ見していた覚えがある。祖母は長いあいだ町内の読書サークルに所属していて、遺品のなかには読み終えた本の短評を書いた読書ノートがある。サークル内で同じ本を回し読みして、メ...

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黒沼健『謎と秘境物語』

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 黒沼健『謎と秘境物語』新潮社 1959 異色読物シリーズ 新潮社の「異色読物シリーズ」の一冊。どれもおもしろいから毎回似たようなことを書いているけど、本書はこれまでのなかでも、とくに読み応えがあった。200ページほどの本ながら、二段組みで活字も小さいから結構な情報量だ。さらに嬉しいことに本書にはUMA関連のエピソードが3編、そしてシリーズ屈指の恐怖譚「トコロシの怪異」が収録されている。 収録されているのは「...

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黒沼健『天空人物語』

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 黒沼健『天空人物語』新潮社 1968 異色読物シリーズ「天空人」とは「宇宙人」の同義語だ。でも言葉から受けるイメージはかなり異なっているように思う。宇宙人と言えばいにしえのタコ型、昨今のグレイタイプ、個人的におすすめの3メートルの宇宙人(フラットウッズ・モンスター)って感じだが、天空人って言うと「そらおと」に出てくるシナプスのマスターや、『幼年期の終り』のオーバーロードっぽいニュアンスが濃くなる。人知の...

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黒沼健『地下王国物語』

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 黒沼健『地下王国物語』新潮社 1966 異色読物シリーズ 新潮社から出ていた黒沼健の「異色読物シリーズ」の一冊。以前取り上げた『秘境物語』(←前の記事へのリンクです)がシリーズ第1冊目、本書はその10冊目にあたる。白地に赤い文字と黒のペン画調の絵柄というシンプルな装丁で、シリーズ中でもとくにかっこいいデザインだと思う。 少し前に江戸川乱歩の『青銅の魔人』(←前の記事へのリンクです)の感想で「地下に美術館や博物...

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黒沼健『秘境物語』

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 黒沼健『秘境物語』新潮社 1957 異色読物シリーズ 一昨日の『こびとの呪』から続く。「干し首」について。 三島由紀夫もファンだったという著者、黒沼健は映画『空の大怪獣ラドン』(1956)の原作者として知られているが、本職は怪奇実話と翻訳の人である。著作リストには本書『秘境物語』をはじめ『謎と秘境物語』『地下王国物語』『天空人物語』といった、秘境ものファンにはたまらないタイトルがずらっと並んでいる。なかでも...

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