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つのだじろう『うしろの百太郎〈6〉』その2 完

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 つのだじろう『うしろの百太郎〈6〉』講談社 1983 KCスペシャル 36 前回の『うしろの百太郎〈6〉』その1(←前の記事へのリンクです)の続き。同巻に収録された『月刊少年マガジン』版の読み切り短編の感想です。「第一話 仮面の地縛霊」 一太郎が通う中学の校舎の非常階段に、幽霊が出るとの噂がたった。早速調査をはじめた一太郎の前に噂の霊があっさりと出現。まるで仮面のような男の顔だけが宙に浮かびあがった。直後、やって...

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つのだじろう『うしろの百太郎〈6〉』その1

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 つのだじろう『うしろの百太郎〈6〉』講談社 1983 KCスペシャル 36「第十九章 奇跡の心霊治療」「わからん……今度の事件ばかりは……」そう呟く一太郎父。事件とは前巻「第十八章 幽霊寺の怪」(←前の記事へのリンクです)で描かれた心霊絡みの殺人事件である。一太郎親子は揃って事情聴取を受けるが、真実を語っても当然官憲は信じようとしない。そればかりか逮捕さえ匂わせてくる。思い余った一太郎は幽体離脱をして百太郎に縋ろう...

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つのだじろう『うしろの百太郎〈5〉』その2

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 つのだじろう『うしろの百太郎〈5〉』講談社 1983 KCスペシャル 35 ──『うしろの百太郎〈5〉』その1から続く。「第十七章 転生輪廻の謎」 後研究所に不思議な電話がかかってきた。電話の主は霊能者「船越」を名乗る女子中学生だった。一つの可能性を信じ、少女の暮らす千葉の海辺の町へと向かう一太郎父子。少女の名は「船越和子」。一太郎父の推測通り、今は亡き霊能者「船越和人」の魂を宿していた。先だって雷に撃たれて気...

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つのだじろう『うしろの百太郎〈5〉』その1

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 つのだじろう『うしろの百太郎〈5〉』講談社 1983 KCスペシャル 35 本作の集大成とも言えるエピソード「イヌ神つき伝説」の続編(後編)と、さらにその後日談「第十六章 公開交霊実験会」「第十七章 転生輪廻の謎」を収録する。非常に濃い一冊。「第十五章 続・イヌ神つき伝説」 前巻で発生した「新妻薫先生」による一連の事件は、「美人教師かみつき事件」としてマスコミで大きく取り上げられることになった。一太郎父子は新妻...

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つのだじろう『うしろの百太郎〈4〉』

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 つのだじろう『うしろの百太郎〈4〉』講談社 1983 KCスペシャル 34 編集の都合でちょい見せになっていた前巻のラスト「第十一章 ポルターガイスト」の続きから始まる巻。過酷な臨死体験を経た一太郎は、守護霊と交信し、霊界をかいま見て、「第十四章 イヌ神つき伝説」では強力な悪霊と対峙する。「第十一章 ポルターガイスト」 前巻(←前の記事へのリンクです)からの続き~相変わらず心霊現象を信じようとせず、一太郎親子に詰...

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つのだじろう『うしろの百太郎〈3〉』

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 つのだじろう『うしろの百太郎〈3〉』講談社 1983 KCスペシャル 33 我が子を失った親の慟哭を強烈に描いた「第七章 磯幽霊怪異編」「第八章 一太郎が死んだ!」を収録。その他写真ネタ等。びびる一太郎の正面に大きく黄緑色の手のひらを配したカバーイラストは、シリーズ随一のかっこよさ。このイラストのTシャツが欲しい。「第七章 磯幽霊怪異編」「夏です!! まっさおな空に白い入道雲がムクムクとわきあがり、白い波しぶきがみ...

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つのだじろう『うしろの百太郎〈2〉』

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 つのだじろう『うしろの百太郎〈2〉』講談社 1983 KCスペシャル 前巻から続く「第四章 コックリ殺人編」と、著者独特のスタイルが確立した「第六章 コックリ憑依編」に、真正面からPKに取り組んだ意欲作「第五章 念力少女ワッコ」を加えた3編を収録。百太郎の影は薄いが、すごい読み応えの一冊。「第四章 コックリ殺人編」 前巻で正気を失い入院してしまった「小早川先生」、幸いその後の容態は安定しているらしい。先生がおか...

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つのだじろう『うしろの百太郎〈1〉』

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 つのだじろう『うしろの百太郎〈1〉』講談社 1983 KCスペシャル 1970年代に発生したワルプルギスの夜もかくやと言わんばかりの空前のオカルトブーム。その発生には大小様々な要因が考えられるが、1973年に雑誌『週刊少年マガジン』に発表されたこの作品が起爆点の一つであったことに疑いはない。水木しげるの諸作が鳥山石燕由来の妖怪のイメージを一般化したように、「守護霊」「浄霊」「コックリさん」などの怪しげなオカルト...

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