Category萩原朔太郎 1/1

萩原朔太郎『地面の底の病気の顔』他

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  萩原朔太郎『地面の底の病気の顔』(『萩原朔太郎詩集』三好達治編 岩波書店 1952 岩波文庫 所収) 萩原朔太郎『夜汽車』(同上)『猫町』の感想を書いて以来、たまに『萩原朔太郎詩集』をつまみ読みしてる。探偵小説好きの作者ってことで、それらしい作品は確かに多いんだけど、やっぱり「詩」は難しい。 例えばこんな詩。  地面の底の病気の顔地面の底に顔があらはれ、さみしい病人の顔があらはれ。地面の底のくらやみに、う...

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萩原朔太郎『猫町』

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 萩原朔太郎『猫町』(中島河太郎, 紀田順一郎編『現代怪奇小説集〈上〉』立風書房 1978 所収) 萩原朔太郎は大正から昭和のはじめにかけて活躍した、日本を代表する詩人。この『猫町』は著者の数少ない小説のひとつで、アンソロジーに収録されることの多い作品だ。著者は探偵小説好きとしても知られていて、江戸川乱歩との交流もあった。本職の詩の方でも探偵や殺人事件をモチーフにした作品をいくつも発表している。 本書の巻末...

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