Category江戸川乱歩 1/3

江戸川乱歩『人でなしの恋』/『木馬は廻る』

 江戸川乱歩『人でなしの恋』 江戸川乱歩『木馬は廻る』(『江戸川乱歩推理文庫〈5〉陰獣』講談社 1987 所収) エロっぽい人形というと、球体関節人形。そりゃ魔改造フィギュアやラブドールもエロいけど、こればかりは刷り込みみたいなものだからしょうがない。エロい。あのぐりっとした球体パーツがエロエロしいオーラのもとになってるような気もするが、あまり掘り下げないでおく。で、球体関節人形といえばハンス・ベルメール...

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江戸川乱歩『湖畔亭事件』

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  江戸川乱歩『湖畔亭事件』(『江戸川乱歩推理文庫〈3〉湖畔亭事件』講談社 1988 所収) 主人公の趣味は覗き。それもがっつり装置を設えて挑む凝りに凝った覗き。自称「レンズ狂」。学校を卒業して、別段勤め口を探さねばならぬ境遇でもなく、なにがなしブラブラと暮らしている。趣味と合わせてなかなかのクズっぷりである。そんな彼がH山中のA湖畔にある「湖畔亭」という旅館に静養に出かけることになった。神経衰弱症を患った...

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江戸川乱歩『虎の牙』

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  江戸川乱歩『虎の牙』(『江戸川乱歩推理文庫〈33〉虎の牙/透明怪人』講談社 1987 所収) 舞台は世田谷の屋敷町。そこに「魔法博士」と名乗る派手な格好をしたおっさんが越してきた。フサフサした髪の毛を黄色と黒の虎縞に染め、太いべっこう縁の眼鏡をかけている。近所の子供達は魔法博士が披露する見事なマジックに魅せられ、博士の洋館へと招かれた。子供達の中には少年探偵団の「小林少年」と、その親戚「天野勇一」君とい...

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江戸川乱歩『暗黒星』

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 江戸川乱歩『暗黒星』(『江戸川乱歩推理文庫〈22〉暗黒星』講談社 1988 所収) 震災を免れた東京の麻布は、古びた建物や瓦礫が点在する淋しい地域である。そこには風変わりな資産家が暮らす西洋館があった。災厄の前兆はごく些細な出来事だった。館の室内の小物がいつの間にか移動しており、資産家の長男は家族が殺害される夢をたて続けに見た。気に留めなければなんて事のない出来事。ところが長男が見た夢の通りの事件が発生し...

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江戸川乱歩『悪魔の紋章』

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 江戸川乱歩『江戸川乱歩推理文庫〈21〉悪魔の紋章』講談社 1988「一家を皆殺しにする。」会社取締役の「川手氏」はここ一ヶ月ほど、そんな脅迫を受け続けていた。ところがいくら記憶をたどっても、脅迫者に心当たりがない。そこで法医学者で探偵としても名高い「宗像博士」に捜査を依頼したのである。 最初の犠牲者は宗像博士の助手の一人だった。続いて脅迫状の予告の通りに、川手氏の次女が殺害される。死体を衛生博覧会の会...

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江戸川乱歩『少年探偵団』

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 江戸川乱歩『少年探偵団』(『江戸川乱歩推理文庫〈31〉怪人二十面相/少年探偵団』講談社 1987 所収) 東京に黒い魔物の噂が広がった。影のような怪人物があちこちに現れ、人々を驚かせては消える。他愛のない悪戯のようにも思われたが、後に恐るべき犯罪を企んでいたことが判明する。少年探偵団の団員の家から、貴重なインドの宝石が盗み出されたのだ。現場で目撃されたのが、その「黒い魔物」。 もともとインドの仏像の額に嵌...

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江戸川乱歩『魔法博士』

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  江戸川乱歩『魔法博士』(『江戸川乱歩推理文庫〈36〉灰色の巨人/魔法博士』講談社 1988 所収) 少年探偵団の凸凹コンビ「井上君」と「野呂君」(愛称「ノロちゃん」)が市中で怪しい男と遭遇、追跡を始める。男はオート三輪の荷台にセットした移動映画館で子供を集めると、駄菓子を売り、のろのろと次の現場へと移動していく。そして運転席から降りてくるたびに姿を変える。道化師だったり、西洋悪魔だったり、大きな虎だったり...

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江戸川乱歩『海底の魔術師』

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 江戸川乱歩『海底の魔術師』(『江戸川乱歩推理文庫〈35〉鉄塔の怪人/海底の魔術師』講談社 1988 所収) 房総半島の沖合、沈没船で作業をしていた二人の潜水夫が、海中の怪物を目撃する。それは全身が鉄でできた人間とワニの間の子のような怖ろしい姿をしていた。直後、今度は近隣の漁村の少年が同様の怪物と遭遇する。鉄の人魚のようなその怪物は、怯える少年に「マモナク、ニッポンジュウガ、オオサワギニナルダロ、オレガ、シ...

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