MODEL Art (モデルアート) 2017年 05月号 No.964

 

 MODEL Art (モデルアート) 2017年 05月号 No.964

 先月の飛燕の表紙も店頭でよく目立っていたけど、今月号の表紙はさらにすごかった。遠目から見て真っ黒! で、その途端にあーそういやって感じで思い出した。今月号の特集は「そうだったのか!! ブラック塗装」。黒に限る! ってところが特殊に感じられるが、プラスチックのスプーンを並べたお馴染みの特集だ。
 スケールモデルで「黒」といえばカーモデルの独壇場ってイメージ。この手の特集の通例で作例数の少ない中、カーモデルの作例は2例。飛行機も夜戦を筆頭に黒い機体が結構あるのだが、今回は「F-117A」のみ(作例は2例)、艦船は0、AFVは「黒地にレイヤードでOD色を再現」で「パットン」1例となっている。レイヤード技法は無彩色の下地の上から有彩色を重ね塗りして目的の発色まで持っていく技法で、元々はファッション用語なのかな。作業工程は油彩のグリサイユ画法で、なぜその呼称になったかは謎。
 前述のスプーンのサンプルは、メタリックブラックやタイヤブラックなどを含めて24本。この手の特集は完成状態の作例目当てで見るとwtfって感じかもしれないが、製作時には確実に役に立つと思う。

 特集以外の記事では今回、弩かっこいい作例が載っていた。それが特別記事のICM1/48「MiG-25 RBT(戦術電波偵察機型)」で、全スケールを通して初のキット化らしい。そもそもMiG-25はかっこいい機体だけど、そのかっこよさはヒーローっぽさを徹底的に削ぎ落とす方向性。そんな機体にほんのちょっとスペシャル感を追加してみたら、とてつもなくかっこいい機体になったよ! というのがこの「MiG-25 RBT」だ(勝手なこと書いてます)。特に機首下面のSFっぽいレイアウトはやばい。記事によるとこのキット、出来こそ悪くないものの、きっちり組むためにはかなり手がかかるらしいのだが、作例は繊細かつ地味な作業の積み重ねで実に美しく、端正に仕上げられている。MiG-25のキット持ってる人がこの作例見たら、確実に並べて飾りたくなるに違いない。図や途中写真で製作のポイントを解説した記事も非常に分かりやすく、貴重な実機の写真(カラー2ページ)も掲載されている。必見。

 SFっぽいといえば、今回連載記事の『FOLLOW YOUR HEART』では早速メビウスの「プロテウス号」が取り上げられている。いつかは載るだろうなとは思ってたけど、予想外の早さ。めでたい! のだが……なんと今回の作例、プライマー状態?? と勘違いしてしまいそうな色、茶色で塗られているのだ。光沢のある茶色。記事によるとパッケージの雰囲気を再現したらしいのだが、自由すぎワロタ。個人的にはやっぱあのメディカルで保健室な感じの白が好きなんだけどな。

 今月は所用で実家に帰ってたので、ついでにMAのバックナンバーを持ってきた。久々に読み返したら懐かしい以上に面白かったので、それについても書こうと思う。でもその前に、待望の別冊『複葉機モデリングガイド』の感想からかな。

 第24回 キヤホビー戦車模型コンテスト 審査結果発表!



 - 作例リスト (掲載順) - 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他

連載記事『MA版 これだけは作ろう 第2回(新連載) Ⅳ号駆逐戦車/70(V) ラング 1945年3月以降生産型を作る2(完成編)』
『Ⅳ号駆逐戦車/70(V) ラング』タミヤ 1/35改造 ※完成

連載記事『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記 Vol.17』
『海上自衛隊 敷設艦 つがる ARC-481』フルスクラッチ 1/700

特集「そうだったのか!! ブラック塗装」
『マクラーレン 507S』ドイツレベル 1/24
『チームロータス タイプ91 1982』エブロ 1/20
「チームロータス タイプ78 1977」タミヤ 1/20 ※再掲
「ロータス97T ポルトガルGP仕様」フジミ 1/20 ※再掲
『ロッキード F-117A ナイトホーク』タミヤ 1/48 ※作例は2例
『アメリカ陸軍 M48A3 Mod.B パットン 主力戦車』サイバーホビー 1/35

『ドイツ Ⅱ号戦車C型』タミヤ 1/35 ※ジオラマ用マテリアルの紹介記事。ジオラマ作品

連載記事『モデリングJASDF 255回 赤い星を付けた仮想敵機を作る1 トランペッター 1/72 スホーイ Su-24MR フェンサー E を作る (後編)』
『スホーイ Su-24MR フェンサー E』トランペッター 1/72 ※完成

特別記事
「ポルシェ 962GTi RLR 1989年 ルマン24時間耐久レース出場車 No.14&15」ビジョン 1/43 ※完成品の紹介記事

NEW KIT REVIEW
『英国海軍航空母艦 イラストリアス』アオシマ 1/700
『パガーニ ウアイラ』アオシマ 1/24
『ランボルギーニ ディアブロGT』アオシマ 1/24
『WW.Ⅱ 日本帝国陸軍 四式軽戦車ケヌ』ドラゴン 1/35

特別記事
『ミグ MiG-25 RBT』ICM 1/48

連載記事『LED大作戦 VOL.18』
『押田運送 二代目角文観光 アートトラックシリーズ vol.5』アオシマ 1/32

連載記事『日本機大図鑑 連載第144回』
「報國 -385 (相撲號)」

連載記事『北澤志朗のネオヒストリックガレージ 連載第82回』
『ニッサン F31レパード』アオシマ 1/24

連載記事『FOLLOW YOUR HEART 第36回』
『特殊潜航艇プロテウス号』メビウスモデル 1/32

連載記事『ジオラマ大作戦 NO.10 海底で活動するしんかい6500を作る(2)』
『有人潜水調査船 しんかい 6500』バンダイ 1/48 ※ジオラマ作品



 次号の特集は「模型的 いぶし銀な脇役たちの楽しみ方 (仮題)」。軽く説明も載ってるけど、どんな特集になるのかさっぱりわからない。あと「NEW KIT REVIEW」ではドイツレベルの1/32「Me262B-1」が予定されてます。←好きな機体なので楽しみ。


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MODEL Art (モデルアート) 2017年 04月号 No.962

 MODEL Art (モデルアート) 2017年 04月号 No.962

 めでたい!!

 今月号の内容からは外れてしまうが、超久々に第一次大戦機の別冊の発売が決定したのだ。
 一応手元には前に出た2冊のWWⅠ機の臨時増刊号があって、古い方は1991年刊のNo.369『第1次大戦機の塗装とマーキング “大空の騎士(エース)たち”』、もう一冊は2002年刊のNo.613『第一次世界大戦 ドイツ航空隊エースの塗装とマーキング』。ほぼ300号に一冊の割合だ。もしかすると他にも出てたのかもしれないけど。前者は各国の1/28~1/72の作例を数多く収めた好著で、1/48の素晴らしいフルスクラッチ作品が掲載されている。後者はエデュアルドのキットを中心に、タイトル通りドイツ航空隊のエース機を紹介。特別記事として連合国軍の機体も複数収録している。どちらも眺めてるだけでも楽しいので今でも見返すことが多い。
 今月号で告知された別冊のタイトルは『複葉機モデリングガイド』。広告に「選抜“13機”製作テーマ別テクニックガイド」「アルバトロスD.Ⅴを1/32、1/48、1/72スケール相応のテクニックで作る」とあるので、これまでのキット紹介的な内容とは異なってテクニック中心の別冊になるようだ。発売予定日は1017年3月16日。ちょっと前の記事で第一次大戦機特集希望! って書いたとこだったので嬉しかった。あと久々のイタリア機特集なんてどうでしょう。

 さらにめでたいことは続く。今月号の「でものはつもの」で紹介されていたのだが、うちの家計を圧迫してやまないメビウスモデルからついに「プロテウス号」が発売された。映画『ミクロの決死圏』(1966)に登場する特殊潜航艇である。架空の潜水艦の中でもトップクラスのかっこよさなんだけど、このキットまたしてもでかい。1/32スケールで完成サイズは40cm超え。きっとまた同社のシービュー号みたいに、電子レンジの箱みたいなのに入っているに違いない。このアイテムが新キットで出ること自体喜ばしいことなのだが、せめて1/48なら大きめの1/24カーモデルくらいのサイズになったのになー。

 というわけで今月号の特集は「飛燕」。店頭では雑誌のタイトルより「飛燕」の文字が目立っててかっこよかった。そのせいか売れ行きも好調のようだ(近所の本屋調べ)。
 特集記事の作例は下のリストの通り、タミヤの1/48とアオシマの1/72キットのみ。あと「P-51D」×1。旧キットや外国製のキットも交えての大特集! じゃないのが寂しいけど、今回は各務原の復元機に最新のキットを絡めての特集だから仕方ないところ。そのあたりは別冊の『飛行機模型スペシャル』でやったところだし、「製作&ディティールアップのツボ」という記事で一応フォローもされている。作例以外の記事は復元作業に携わった方々へのインタビューで構成されているが、復元機自体の画像が少ないのは、今度増補改訂版「モデルアート プロフィール」の前振りって感じだからか。

 表紙のインパクトに比べると少々寂しい特集だったけど、最近MAの紙面は「このサイズの雑誌としていかに模型を見やすく美しく構成するか」という方針で編集されているようで、実に見やすい。



 - 作例リスト (掲載順) - 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他

連載記事『MA版 これだけは作ろう 第1回(新連載) Ⅳ号駆逐戦車/70(V) ラング 1945年3月以降生産型を作る1(工作編)』
『Ⅳ号駆逐戦車/70(V) ラング』タミヤ 1/35改造

連載記事『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記 Vol.16』
『日本海軍 砲艦 須磨』アオシマ 1/700改造
『日本海軍 練習巡洋艦 香取』アオシマ 1/700
『イギリス海軍 砲艦 HMS モス』アオシマ 1/700改造

特集「飛燕 -新キットと復元機、設計者の横顔に迫る-」
『川崎 三式戦闘機 飛燕Ⅰ型丁』タミヤ 1/48 ※胴体左側を透明パーツで内部再現
『三式戦 飛燕Ⅱ型改 角形風防』アオシマ 1/72
『川崎 三式戦闘機 飛燕Ⅰ型丁』タミヤ 1/48
『川崎 三式戦闘機 飛燕Ⅰ型丁』タミヤ 1/48 ※小林大尉機(マダラ迷彩)
「製作&ディティールアップのツボ」※各社キットの作例を再掲
「Foreign Fighters with Liquid Cooled Engine」※第二次世界大戦時の液冷エンジン搭載機の作例を再掲
『ノースアメリカン P-51D マスタング戦闘機』モンモデル 1/48

連載記事『モデリングJASDF 254回 赤い星を付けた仮想敵機を作る1 トランペッター 1/72 スホーイ Su-24MR フェンサー E を作る (前編)』
『スホーイ Su-24MR フェンサー E』トランペッター 1/72

特別記事
「PANDEM ロードスター (ND)」アイドロン 1/43 ※完成品の紹介記事

連載記事『LED大作戦 VOL.17』
『陸上自衛隊 10式戦車』タミヤ 1/48改造

NEW KIT REVIEW
■『ザ・盆栽』プラッツ 1/12
『天空の城ラピュタ タイガーモス』ファインモールド ノンスケール
『BMW M3 E30 ’91ドイツ仕様』アオシマ(BEEMAX) 1/24
『ソビエト軍 SU-101 自走砲 ウラルマッシュ-1』トランペッター 1/35 ※ジオラマ作品
『イギリス海軍戦艦 HMS ロドネイ (29)』モンモデル 1/700
『スズキ ジムニー (JA11-5型)』ハセガワ 1/24
『スホーイ Su-33 フランカー D ロシア海軍戦闘機』ズベズダ 1/72

連載記事『日本機大図鑑 連載第143回』
「九六式一号艦上戦闘機」

連載記事『北澤志朗のネオヒストリックガレージ 連載第81回』
『スズキ・ジムニー・カスタム』フジミ 1/24

連載記事『FOLLOW YOUR HEART 第35回』
『霧の艦隊 総旗艦 超戦艦ヤマト 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』アオシマ 1/700

でもの はつもの うごくもの
■「i-TANK -GENERATIONS-」Happy Cow ノンスケール ※カメラ付きRCタンクの紹介記事

連載記事『ジオラマ大作戦 NO.10 海底で活動するしんかい6500を作る(1)』
『有人潜水調査船 しんかい 6500』バンダイ 1/48 ※ジオラマ作品



 次号の特集は「そうだったのか!! ブラック塗装 (仮題)」。以前ロータスの時に「黒」の塗料についてはやってたけど、どんな内容の特集になるのか。


 

日本陸軍 三式戦 飛燕 II型改 角型風防』青島文化教材社 1/72 真・大戦機シリーズ


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SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2017年 03月号 Vol.114

 

 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2017年 03月号 Vol.114

 祖父は戦時中、ジャワ島で飛行機の整備をしていた。海軍だったことが関係あるのかどうかわからないが、陸軍の戦闘機のプラモを作って見せても全然気に入らないらしく、ふーんって感じだった(なぜかハセガワの1/72「隼」を見せたときのリアクションだけは微妙に良かった)。祖父にとって戦闘機といえば「零戦」一択、「あれは綺麗な飛行機だった」と言ってたのを何度か聞いた覚えがある。当然ごくたまーに買ってくれるプラモも零戦。見るからに作れそうにない1/32メタルパーツ入りとか、そんなのを買ってもらっていた。メタルパーツとかいらないから、せっかくの1/32なら「スピットファイア」が欲しかった。そんな祖父がジャワ島で整備してた飛行機は「九七式二号艦攻」(←固定脚)という結構レアな機体で、当時はプラモにもなってなかったのだが。

 小学生から見ても陸軍機が華やかに見えるのは、ひとえに今回の特集の機体「飛燕」によるところが大きいと思う。マーキングもハデハデありハゲハゲありとバラエティに富んでるし、何よりスマートな機首の形状が異彩を放っている。今見ると錚々たる空冷の旧軍機の中にあって、なんとなーく居心地悪そうに見えなくもないのだが、実にわかりやすくかっこいい。
 というわけで、タミヤ1/48、アオシマ1/72と、最近国産の新キットが続々と発売されている「飛燕」の特集号である。前号の感想でタミヤの1/48メインって書いたけど、1/32〜1/72の新旧キットをチョイスした感じのいい特集になっている。下のリストの通り作例数はごく少ないが、物足りなさは全く感じなかった。完成度の高い各作例をじっくり見せる構成になっている。なかでも『改造しちゃアカン リターンズ!』のレベル1/32の飛燕は、繊細な工作と凄みのあるハゲハゲ塗装ですごいインパクトだった。このレベルの飛燕、実物は中古ショップの棚でしか見たことなかったんだけど、すごい出来のキットだ。あといつもこの雑誌は途中写真が少なくて寂しい的なことをグズグズ書いているが、今回はタミヤのキットをネタに途中写真たっぷり。1/48スケールでⅠ型丁の4面図も収録されている。

 特集以外の記事では唐突に載ってたハセガワ1/32の疾風がすごかった。リベットラインの凹が徹底的に表現されていて、外板がめっちゃ薄く感じられる。まさに実機はこんな感じ! って感じの説得力だった。



 - 作例リスト (掲載順) -

特集「飛燕」
『川崎 キ61 三式戦闘機 飛燕 Ⅰ型丁』タミヤ 1/48

連載記事『Alternative modeling garage Vol.12 フィギュア編 その1』
『バイカー フィギュア』セミスクラッチビルド 1/32 ※モノクロ記事

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『川崎 キ61 三式戦闘機 飛燕 Ⅰ型丁』レベル 1/32

連載記事『飛ぶ理由 連載第32回』
『大日本帝国前衛武装艦 アンドロメダ AAA-1』フルスクラッチビルド 1/1000 ※小林誠によるオリジナルメカ

連載記事『ちっちゃいことは、いいことだ!』
『He162A サラマンダー』ブレンガン 1/144 ※モノクロ記事

特集「飛燕」
『川崎 キ61 三式戦闘機 飛燕 Ⅰ型丙』ハセガワ 1/32
『川崎 キ61 三式戦闘機 飛燕 Ⅱ型改 涙滴風防』アオシマ 1/72
『川崎 キ61 三式戦闘機 飛燕 Ⅰ型丁』アオシマ 1/72

『中島 キ84 四式戦闘機 疾風』ハセガワ 1/32

連載記事『夢見る翼 NO.52』
『バニラエア エアバス A320』ハセガワ 1/200

『NOSE ART QUEEN Vol.54 Flight Attendant Special』坂本くるみ 佐野真彩 近藤みやび



 今回の中身とは関係無いけど、裏表紙のハセガワ1/72「二式大型飛行艇」が素晴らしくいい感じ。あとモデルカステンからギャル子ちゃんが出るらしい。次号の特集は「イラン空軍」。


日本陸軍 川崎 三式戦闘機 飛燕 Ⅰ型丁」タミヤ 1/48


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飛行機模型スペシャル No.16

 

飛行機模型スペシャル No.16』モデルアート社 2016

 ようやく諸々落ち着いてきて、深夜アニメ見ながらプラモを作る余裕を持てるようになった。しかーし、こんなとき、ホイホイとっておきのキットに手を出してしまうのはまずい。勢い余って失敗しそうだし、また時間ばかりかけてるうちに中断してしまう、なんてこともありうる。まずはリハビリも兼ねてお手軽なキットから始めるのが良さそうだ。とするとエデュアルドのFw190あたりが、何機も買ってしまってるしちようどいいかな。またかって気もするが、材料も揃ってるし、なによりキットの出来がいい。中断してるキットの続きや完成品のレストアも良さそうだけど、モチベーションがなー。あと普段あまり作らないジャンルに手を出してみるのもいいかな。……まあ、こうして次なに作ろうかあれこれ迷うのもプラモ作りの醍醐味、実に楽しい。時間はどんどん過ぎていくけど。

 というわけで遅ればせながら、造形村の新キットをメインにした「F-4 ショートノーズ」特集号。各誌で取り上げられたキットだが、本誌ではパーツリストや途中写真をたっぷり使って造形村のF-4の概要を詳らかにしている。作例こそ6例と少ないものの、かなり気合の入った特集だった。特にトップのF-4Jの記事には製作上留意すべきポイントがこと細かに書かれていて、キット持ってる人には超有用だと思う。ウワサのダクト内部の構造もくっきりハッキリ。造形村のキット以外の作例記事も、途中写真がしっかり載ってる見応えのあるものだった。
 作例以外の記事も「徹底解析!」というだけに、非常に充実している。カラー塗装図、実機解説、ディティールフォトで30ページ近い。なんかもうこれだけで充分なんじゃないかって気もする。
 連載記事の『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!!』でも、特集にあわせてファントムの制作がスタートしている(ただしこっちはF-4EJ)。タミヤの1/32、でっかいキットだ。今回は塗装にかかったところで続く! となっているが、こちらも図、実機写真が盛りだくさんの記事だった。

 ニューキットセレクションではMA本誌に続いてアオシマの「OH-1」が取り上げられている。前に仮組みしてみましたって書いたけど、これなんか久々の製作にはもってこいなキットだ。
 ところでこの第16号までの特集を振り返ってみると、現用機に偏っていることに気付く。自分は現用機、大戦機関係なしに好きなので偏り自体は構わないけど、せっかくの別冊なのでMA本誌や他誌と作例がかぶらない特集の方がより望ましい。いっそ第一次大戦機特集とかどうかなー、めっちゃ嬉しいんだけど。



 - 作例リスト (掲載順) -

特集記事『徹底解析! F-4ファントムⅡ ショートノーズ編』
『F-4J ファントムⅡ』造形村 1/48
『F-4S ファントムⅡ』造形村 1/48
『F-4B ファントムⅡ』ハセガワ 1/48「F4-J」改造
『F-4N ファントムⅡ』ハセガワ 1/72
『F-4C ファントムⅡ』アカデミー 1/48
『F-4D ファントムⅡ』アカデミー 1/72「F-4J」改造

ニューキットセレクション
『陸上自衛隊 観測ヘリコプター OH-1 ニンジャ』アオシマ 1/72 ※「OH-1 バリエーションセット」の紹介もあり。
『F/A-18F “VFA-103 ジョリーロジャーズ”』アカデミー 1/72

連載記事「TOMCAT SQUADRON’S VOL.04 VF-11 RED RIPPERS second part」

連載記事「綿湯同院 #016 執着2題」

連載記事『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!! Vol.014 サンニイでミグファントムが作りたい!! 前編』
『航空自衛隊 F-4EJ ファントムⅡ』タミヤ 1/32


 
F-4J ファントム Ⅱ』造形村 1/48


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MODEL Art (モデルアート) 2002年 07月号 ~ 12月号 [作例リスト]

MODEL Art (モデルアート) 2002年 07月号~MODEL Art (モデルアート) 2002年 12月号
作例リストです。

 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他


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MODEL Art (モデルアート) 2017年 03月号 No.960

 

 MODEL Art (モデルアート) 2017年 03月号 No.960

 1/72のキットを中心に買ってたはずなのに、最近在庫の中に1/48のジェット機が増え続けている。少しずつでも作りたいのだが、ほとんどが仮組みしただけの状態で、中には眺めただけのキットもある。まだディティールアップパーツまで集めてないだけいいけど、この先どんどん好きな機体が出てきたら……なんて考えると不安になってくる。金銭的にもさることながら、スペース的に。今回の特集「現用機の塗装とウェザリング 2017」の1/48「F-4J」も、ちょっと前に出た『飛行機模型スペシャル』でも紹介されていて、繰り返し見てるうちに欲しくなってしまった。ほんと1/72でも出してくれると嬉しいのだが。

 特集では下記のリストの通り主役っぽい機体がピックアップされている。すべて1/48スケールのキットだ。最もページ数が割かれているのは造形村の1/48「F-4J」で、どの記事も作例の他に実機写真と途中写真が掲載されている。塗装についての記事がメインだが、「F-4J」のムラムラに塗っといてからの迷彩色や、「ハリヤーⅡ」のスポンジを用いたウェザリングなど、試して見たくなるような小技が多く紹介されていて面白かった。それにしても造形村の「F-4J」、かっこいい。
 今回特集と連動した構成の連載記事の『モデリングJASDF』では、ドイツレベルの1/48「ユーロファイタータイフーン」が完成している。汚れてるイメージのない実機通りの仕上げだが、デリケートなウェザリングがしっかり施されていて、明度の高い機体を引き締めている。

「NEW KIT REVIEW」ではタミヤ1/35「M40ビッグショット」、ICM1/72「FW189A-1」、タミヤ1/12『カワサキ Ninja H2R』etc.といった形状の面白い作例が取り上げられている。ICMの「FW189A-1」は双胴双発の偵察機で、胴体に挟まれた涙滴型のコクピットがかっこいい。condorとMPMのキットを持っているけど、これも買ってしまうと思う。フォッケウルフといえば、自分はFw190が大好きで、在庫もFw190のキットがダントツで多い。別売のデカールもせっせと買ってるんだけど、貼る完成品がない\(^o^)/
 閑話休題。このところ「NEW KIT REVIEW」の記事の構成がとても見やすくなっているのだが、今回とくにアオシマの「大井」の記事がとても良かったと思う。作例の全体像も見やすいし、工作前後の画像が並んで載っているのも良かった。



 - 作例リスト (掲載順) - 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他

連載記事『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記 Vol.15』
『アメリカ海軍 ドック型輸送揚陸艦 LPD-21 ニューヨーク』サイバーホビー 1/700
『アメリカ海軍 戦艦 BB-39 アリゾナ』ピットロード 1/700

連載記事『日本機大図鑑 連載第142回』
「陸軍キ18試作戦闘機」

特集「現用機の塗装とウェザリング 2017」
『F-4J ファントムⅡ』造形村 1/48 
『F-16CJ』タミヤ 1/48改造 ※作例は4例。ポーランド、チリ、アメリカ(×2)の機体 
『Su-34 フルバック』ホビーボス 1/48
『AV-8B ハリヤーⅡプラス』ハセガワ 1/48

連載記事『モデリングJASDF 253回 ドイツレベル1/48 ユーロファイタータイフーンの製作 (後編)』
『ユーロファイタータイフーン』ドイツレベル 1/48

連載記事『LED大作戦 VOL.16』
『F-16CJ ファイティングファルコン』タミヤ 1/72

特別記事
「日産 GT-R NISMO 2014」アイドロン・コレクション 1/43 ※完成品の紹介記事

NEW KIT REVIEW
『軽巡洋艦 大井(重雷換装時)』アオシマ 1/700
『アメリカ 155mm自走砲 M40ビッグショット』タミヤ 1/35
『フォッケウルフ FW189A-1』ICM 1/72
『陸上自衛隊 軽装甲機動車』タミヤ 1/35 ※ジオラマ作品。ストレート組みの作例も掲載
『カワサキ Ninja H2R』タミヤ 1/12
『ソビエト軍 KV-220 重戦車 “ロシアン・タイガー”』トランペッター 1/35

連載記事『北澤志朗のネオヒストリックガレージ 連載第80回』
『ニッサン・テラノ R3M’91』アオシマ 1/24

連載記事『FOLLOW YOUR HEART 第34回』
『メカトロウィーゴ No.02 “おれんじ”』ハセガワ 1/20

連載記事『ジオラマ大作戦 NO.8 インテリアとして楽しむジオラマを作る(3)』
『M4 シャーマン』タミヤ 1/35 ※完成。ジオラマ作品



 次号はタミヤの1/48をメインにした特集「HIEN -オトコたちの飛燕- (仮題)」。



カワサキ Ninja H2R』タミヤ 1/12


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MODEL Art (モデルアート) 2002年 01月号 ~ 06月号 [作例リスト]

MODEL Art (モデルアート) 2002年 01月号~MODEL Art (モデルアート) 2002年 06月号
作例リストです。

 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他


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MODEL Art (モデルアート) 2017年 02月号 No.958

 MODEL Art (モデルアート) 2017年 02月号 No.958

 2016年には6月号の「創意工夫とディティールアップで楽しむ 艦船模型2016」、11月号の「塗色とツヤで魅せる艦船模型」と二度の艦船特集があった。で、2017年に入ってこの2月号でも艦船特集。「ディティールアップ」→「塗装」ときて、今月号ではとうとう「できなそうで実は簡単!? 艦船模型の製作術」「ないなら自分で作ってしまえ!」(表紙より)なんてことになった。めっちゃハードル高そう、でも面白そう。

 特集で取り上げられる主な「製作術」は「エッチングパーツを攻略する」「海面の製作にトライ」「フルスクラッチに挑戦」「プラバンで格納庫内部を再現する」の4点。イントロのページを見ただけで、あーこりゃ大変そうだって思った。全然「実は簡単」そうじゃない。なんとかなりそうなのは「〜格納庫内部を再現する」くらいか。
「エッチングパーツを攻略する」の作例はハセガワの1/350「航空母艦 隼鷹」。手すりや舷外電路の他にも、飛行甲板の裏面にエッチングの構造材(別売り)を接着するという空母特有の難作業がある。超大変そうなだけに、模型が何割り増しかで精密に見える工作なのだが、手すりを着けようとするだけであ゛ーーとなる自分にはとてもやれそうにないなって感じ。まあ船の手すりの他にも、自動車の外貼り式の窓枠、飛行機のシートベルトなどなど、エッチングパーツに微妙にテンションをかけたまま接着というのが、どーしても苦手なのだが。
「フルスクラッチに挑戦」では日本郵船の「橿原丸」を製作している。白黒の美しい塗装と太い煙突が特徴的なかっこいい船なんだけど、詳細な途中写真の一コマ目のキャプションが「CADを使って各デッキをトレースしていく」というもの。( ゚д゚) ……とはいえ、この船、もしもキット化されたら絶対に買おうと思う。昨今の艦船模型の活況からして全くない話ではないかと。
 今回の特集で一番インパクトがあったのは「海面の製作にトライ」で製作された「Uボート」のジオラマだった。ドイツレベル1/144のキットを用いたAFVモデラーによる作例なんだけど、これがほんとにすごかった。波立った海面を割ってドバーッと浮上したUボートが、排水しながら半速前進(多分)している、その情景が見事に表現されている。単に状況が作られているだけではなく、その過酷さがひしひしと伝わってくる素晴らしい作例だった。海面、排水etcの表現に関しては言わずもがなで、粘土を用いた製作の過程がつぶさに紹介されている。潜水艦ファンでなくても必見。

 連載記事の『モデリングJASDF』ではドイツレベルの1/48「ユーロファイタータイフーン」の製作がスタートした。自分は1/72のキットしか持ってないけど、毎回リサーチの行き届いた連載記事なので、きっと参考になるところが多いと思う。今回「前編」ってことは次回完成? 他にはホビーボスの1/48「MiG-31」の作例が大迫力だった。MiG-25にそっくりなペタンコの形状だが、美しく汚されているので間延びした感じがしない。
 というわけで、今月号は特集以外にも艦船の作例が多く、船船した印象の一冊だった。全然作れない(作らない)人が見ても、感心したり、無理無理って思ったり、欲しくなったりと、楽しめる誌面になっていると思う。



 - 作例リスト (掲載順) - 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他

連載記事『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記 Vol.14』
『日本海軍 給油艦 襟裳』ピットロード 1/700

連載記事『日本機大図鑑 連載第141回』
「九試単座戦闘機 その2」

特集「できなそうで実は簡単!? 艦船模型の製作術」
『日本海軍 航空母艦 隼鷹』ハセガワ 1/350
『日本郵船 橿原丸』フルスクラッチ 1/700
『ドイツ潜水艦 Uボート タイプⅦC/41』ドイツレベル 1/144 ※洋上ジオラマ作品
『海上自衛隊 護衛艦 DDH-183 いずも』ピットロード 1/700
『日本海軍 睦月型駆逐艦 睦月』ピットロード 1/700
『日本海軍 特型駆逐艦 響』ヤマシタホビー 1/700

連載記事『モデリングJASDF 252回 ドイツレベル1/48 ユーロファイタータイフーンの製作 (前編)』
『ユーロファイタータイフーン』ドイツレベル 1/48

特別記事「1/32でファントム最終号機を攻略せよ ~週間 航空自衛隊 F-4EJ改をつくる~」
「航空自衛隊 F-4EJ改」アシェット・コレクションズ・ジャパン 1/32 ※分冊百科の紹介記事

連載記事『LED大作戦 VOL.15』
『ホンダNSX』タミヤ 1/24

NEW KIT REVIEW
『ニッサン 240RS’83 ニュージーランドラリー仕様』アオシマ(BEEMAX) 1/24
『ロシア MiG-31 フォックスハウンド』ホビーボス 1/48 
『日本海軍航空母艦 飛鷹 昭和19年』フジミ 1/700
『NSX』タミヤ 1/24 ※「ACURA」「初代NSX」の作例も掲載
『米海軍戦艦 BB-44 カリフォルニア 1945』ピットロード 1/700
『ドイツ軍重戦車 キングタイガー ヘンシェル砲塔 第505重戦車大隊スペシャルバージョン』タコム 1/35

連載記事『北澤志朗のネオヒストリックガレージ 連載第79回』
『トヨタ VG-45 センチュリーLタイプ ’90』アオシマ 1/24

連載記事『FOLLOW YOUR HEART 第32回』
『Sv-262Hs ドラケンⅢ “マクロスΔ”』ハセガワ 1/72

連載記事『ジオラマ大作戦 NO.8 インテリアとして楽しむジオラマを作る(2)』
『M4 シャーマン』タミヤ 1/35 ※ジオラマ作品



 次号の特集は「現用機の塗装とウェザリング 2017 (仮題)」。

Uボート TypeVIIC/41』ドイツレベル 1/144


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