Category小説・富士見ロマン文庫 1/1

作者不詳『禁断の果実』

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  作者不詳, 足利光彦訳『禁断の果実』("Forbidden Fruit") 作者不詳, 足利光彦訳『続・禁断の果実』("More Forbidden Fruit" 富士見書房 1981 富士見ロマン文庫 -50- 1-10 所収) 物心ついたときから女性に並々ならぬ関心を持っていたパーシーは、美しい叔母のガーティとさんざんエッチな遊びに耽ったあげく、12歳のある夜ついに大人の仲間入りをする。そのあと子守り娘のメアリにも手を付け、彼女から彼の母親のセリーナとそ...

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作者不詳『ジャックと七人の艶婦たち』

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 作者不詳, 中村康治訳『ジャックと七人の艶婦たち』("A Man with a Maid")富士見書房 1982 富士見ロマン文庫 -59- 1-15 著者が同じかどうかはさて置き、『閉ざされた部屋』『快楽の生贄たち』『背徳の仮面』と続いてきた「A Man with a Maid」(原題は全部一緒)シリーズの最終巻。これまでのヒロインが再登場するほか、『快楽の生贄たち』でさんざんな目にあったモリーの従姉妹の「ジュリア」や、男装の少女「ウイルヘルミナ」と...

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作者不詳『背徳の仮面』

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  作者不詳, 行方未知訳『背徳の仮面』("A Man with a Maid")富士見書房 1981 富士見ロマン文庫 -53- 1-11『閉ざされた部屋』シリーズ3作目。今回の犠牲者はアリスの姉のマリオン。ジャックとは今回が初対面のはずなのに、すっかり敵役になってしまってる気の毒なキャラだ。とはいえやたらに高慢で気が強いキャラなので、そう気の毒でもないような気もする。これまで登場したヒロインたちが、たまたまみんな海外に行ってしまった...

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作者不詳『快楽の生贄たち』

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 作者不詳, 行方未知訳『快楽の生贄たち』("A Man with a Maid")富士見書房 1979 富士見ロマン文庫 -36- 1-6 前に感想を書いた作者不詳のヴィクトリアン官能小説『閉ざされた部屋』(←前の記事へのリンクです)の続編。本作はシリーズ4部作のうちの2作目にあたる。前作と同様に作者不詳ってことになってるけど、『閉ざされた部屋』には「悲劇」、本作には「喜劇」という「銘」が付けられ、対になって刊行されたというから、少なく...

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作者不詳『閉ざされた部屋』

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 作者不詳, 行方未知訳『閉ざされた部屋』("A Man with a Maid")富士見書房 1978 富士見ロマン文庫 -14- 1-3 作者不詳のヴィクトリアン官能小説。解説には「秘密文学の傑作」とある。書きたいことだけ書いた、なんか文句ある? と言わんばかりの素晴らしい構成で、突っ込みどころ満載の作品。カバーのイラストは金子國義、挿絵は片山健。 アリスという女性に手ひどく捨てられた主人公ジャックが復讐を企てる。その方法はロンドン...

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作者不詳『わが愛しの妖精フランク』

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 作者不詳, 中村康治訳『わが愛しの妖精フランク』(“FRANK AND I”) 富士見書房 1980 富士見ロマン文庫 -37- 1-7  1902年に出版された、明るく楽しい打擲小説。原書は英語だけど、パリで発行されている。以前感想を書いたジャン・ド・ベルグの『イマージュ』の鬱屈したエロさと比べると、それよりも50年ほど前に書かれた本書は、まさに古き良きって感じ。鬱屈した雰囲気はみじんもない。でもそうすると肝心のエロの方が……って気も...

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ジャン・ド・ベルグ『イマージュ』

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 ジャン・ド・ベルグ(Jean de Berg)著, 行方未知訳『イマージュ』(“L'Image”)富士見書房 1985 富士見ロマン文庫 -107- 61-1 金子國義の装丁で有名な富士見ロマン文庫だけど、本書のカバーは佐藤和宏という人によるもの。すみれ色のマーブル模様に裸婦と薔薇を配した、本編の内容にぴったりなものになっている。挿絵も同人の作で、ハンス・ベルメールの銅版画の雰囲気。 この作品の原書は1956年にフランスで発行されている。で...

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