「MODEL Art 別冊 」カテゴリ記事一覧


飛行機模型スペシャル No.16

 

飛行機模型スペシャル No.16』モデルアート社 2016

 ようやく諸々落ち着いてきて、深夜アニメ見ながらプラモを作る余裕を持てるようになった。しかーし、こんなとき、ホイホイとっておきのキットに手を出してしまうのはまずい。勢い余って失敗しそうだし、また時間ばかりかけてるうちに中断してしまう、なんてこともありうる。まずはリハビリも兼ねてお手軽なキットから始めるのが良さそうだ。とするとエデュアルドのFw190あたりが、何機も買ってしまってるしちようどいいかな。またかって気もするが、材料も揃ってるし、なによりキットの出来がいい。中断してるキットの続きや完成品のレストアも良さそうだけど、モチベーションがなー。あと普段あまり作らないジャンルに手を出してみるのもいいかな。……まあ、こうして次なに作ろうかあれこれ迷うのもプラモ作りの醍醐味、実に楽しい。時間はどんどん過ぎていくけど。

 というわけで遅ればせながら、造形村の新キットをメインにした「F-4 ショートノーズ」特集号。各誌で取り上げられたキットだが、本誌ではパーツリストや途中写真をたっぷり使って造形村のF-4の概要を詳らかにしている。作例こそ6例と少ないものの、かなり気合の入った特集だった。特にトップのF-4Jの記事には製作上留意すべきポイントがこと細かに書かれていて、キット持ってる人には超有用だと思う。ウワサのダクト内部の構造もくっきりハッキリ。造形村のキット以外の作例記事も、途中写真がしっかり載ってる見応えのあるものだった。
 作例以外の記事も「徹底解析!」というだけに、非常に充実している。カラー塗装図、実機解説、ディティールフォトで30ページ近い。なんかもうこれだけで充分なんじゃないかって気もする。
 連載記事の『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!!』でも、特集にあわせてファントムの制作がスタートしている(ただしこっちはF-4EJ)。タミヤの1/32、でっかいキットだ。今回は塗装にかかったところで続く! となっているが、こちらも図、実機写真が盛りだくさんの記事だった。

 ニューキットセレクションではMA本誌に続いてアオシマの「OH-1」が取り上げられている。前に仮組みしてみましたって書いたけど、これなんか久々の製作にはもってこいなキットだ。
 ところでこの第16号までの特集を振り返ってみると、現用機に偏っていることに気付く。自分は現用機、大戦機関係なしに好きなので偏り自体は構わないけど、せっかくの別冊なのでMA本誌や他誌と作例がかぶらない特集の方がより望ましい。いっそ第一次大戦機特集とかどうかなー、めっちゃ嬉しいんだけど。



 - 作例リスト (掲載順) -

特集記事『徹底解析! F-4ファントムⅡ ショートノーズ編』
『F-4J ファントムⅡ』造形村 1/48
『F-4S ファントムⅡ』造形村 1/48
『F-4B ファントムⅡ』ハセガワ 1/48「F4-J」改造
『F-4N ファントムⅡ』ハセガワ 1/72
『F-4C ファントムⅡ』アカデミー 1/48
『F-4D ファントムⅡ』アカデミー 1/72「F-4J」改造

ニューキットセレクション
『陸上自衛隊 観測ヘリコプター OH-1 ニンジャ』アオシマ 1/72 ※「OH-1 バリエーションセット」の紹介もあり。
『F/A-18F “VFA-103 ジョリーロジャーズ”』アカデミー 1/72

連載記事「TOMCAT SQUADRON’S VOL.04 VF-11 RED RIPPERS second part」

連載記事「綿湯同院 #016 執着2題」

連載記事『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!! Vol.014 サンニイでミグファントムが作りたい!! 前編』
『航空自衛隊 F-4EJ ファントムⅡ』タミヤ 1/32


 
F-4J ファントム Ⅱ』造形村 1/48


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飛行機模型スペシャル No.15

 

飛行機模型スペシャル No.15』モデルアート社 2016

 前号だけかと思ったら、残念ながら今回も表紙が写真だった。写真がイヤってわけじゃないけど、やっぱイラストの方がスペシャル感があるので、次号からはぜひイラストに戻してほしい。今回不満に感じたのはその一点だけで、内容は超充実している。戦略核爆撃機のファンがどのくらいいるのかは分からないが、そういう人にはもちろん、1/144スケールファンにもおすすめできる内容になっている。

 特集は前号の「旧ソ連の戦略核爆撃機」に続いて、「米空軍の戦略核爆撃機」。下記のリストの通り1/48〜1/100のでっかいものから、1/144のお手軽サイズまでものものしい機体が並んでいる。作例はどれも力作揃いだが、それにも増して素晴らしいのは製作記事と途中写真の充実だ。今回は全体に古めのキット、見るからに厄介そうなキットが多く、それをコツコツ作りあげていく過程が克明に紹介されている。またナチュラルメタルの機体が多いので、製作者それぞれの金属表現も見どころになっている。
『SCALE AVIATION』最新号のところにも書いたけど、自分はバルキリーを長らく死蔵していて、作るメドが全く立っていない。今回の特集でもばっちりバルキリーは取り上げらけており、美しい作例と大変そうな途中写真が掲載されている。一つ一つのパーツがとにかくでかいので、歪みなく接着するのがもう大変そうだけど、製作する際には大いに参考にしたいと思う。それにしても月にバルキリーの作例が2誌に載るなんてスゴイ。

 連載記事の『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!!』では「T-2CCV研究機」が完成している。作例はあちこち改造したようには見えない自然な仕上がりで、キャラクター性の強い機体が見事に立体化されている。前号の感想では「改造のポイントが思ったより少なめで、なんだか真似できそう」的なことを書いたけど、こうしてみるとやっぱハードル高い。なかでもエポパテを用いたパーツの新造が難しそうだったんだけど、最近プラッツから出た1/72「T-2CCV」にはそのあたりのパーツが全部揃ってるのだそうだ(当たり前だけど)。記事は図と実機写真を用いたいつもの体裁で、途中写真も豊富。とくに実機写真は細かなディティールを捉えた素晴らしいもの。
 同じく連載記事の『綿湯同院』には「Fw190 V-18/U-1」が載っている。これまで本誌や別冊に載ったのは1/48の作例だった。今回の作例は1/32で大変な労作のようだが写真が少ないのが惜しい。



 - 作例リスト (掲載順) -

連載記事「TOMCAT SQUADRON’S Special」
『F-14A トムキャット』タミヤ 1/48

連載記事「TOMCAT SQUADRON’S VOL.03 VF-11 RED RIPPERS」

特集記事『冷戦時代の戦略核爆撃機〈2〉アメリカ空軍編』
『コンヴェア B-36H ピースメーカー』モノグラム 1/72
『ボーイング B-47E ストラトジェット』ハセガワ 1/72
『ボーイング B-50D スーパーフォートレス』アカデミー 1/72
『ボーイング B-52D ストラトフォートレス』タミヤ 1/100
『コンヴェア B-58A ハスラー』モノグラム 1/48
『ボーイング B-52G ストラトフォートレス』AMT/アーテル 1/72
『ノースアメリカン XB-70 ヴァルキリー』イタレリ 1/72
『ロックウェル B-1A』レベル 1/72
『ロックウェル B-1B ランサー』レベル 1/72
『ノースロップ B-2 スピリット』イタレリ/テスター 1/72

「冷戦時代のアメリカ空軍戦略核爆撃機 1/144 コレクション」
『ボーイング B-47B/E ストラトジェット』アカデミー 1/144
『コンヴェア B-58A ハスラー』アカデミー 1/144
『ノースロップ B-2 スピリット』ドイツレベル 1/144
『ロックウェル B-1A ランサー』ミニクラフト 1/144
『ロックウェル B-1B ランサー』ドラゴンモデル 1/144
「ボーイング B-52G ストラトフォートレス」ドイツレベル 1/144 ※完成品とキットの解説

ニューキットセレクション
『九六式二号二型 艦上戦闘機 (前期型・密閉風防)』ファインモールド 1/48
『九六式四号 艦上戦闘機』ファインモールド 1/48
『T-33A シューティングスター』グレートウォールホビー 1/48

連載記事『綿湯同院 #015』
『Fw190 V-18/U-1 “Känguru”』プラネットモデルス+ハセガワ 1/32

連載記事『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!! Vol.013 ナナニイでCCVが作りたい!! 後編』
『T-2CCV研究機』プラッツ 1/72「T-2前期型」改造 ※完成



 

航空自衛隊 T-2 CCV研究機 飛行開発実験団』プラッツ 1/72


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飛行機模型スペシャル No.14

 

飛行機模型スペシャル No.14』モデルアート社 2016

 少し遠出する要件があったので、本書と一緒に雑誌『丸』の別冊(心神&自衛隊新世代機)と「グリペンE」の載ってる『航空情報』を買って電車で読んだ。で、ちょっと思ったんだけど、もしもバラ売り可なら、テストベッドとか適当な名目で2、3機買って貰えないだろうか、グリペンE。武器輸出の成功例としてとか……。

 今回の特集は、禍々しい飛行機といえばコレ!! って感じの旧ソ連の「戦略核爆撃機」!! 本誌でも単発の作例はあったけど、特集やってた覚えはない。異形の航空機のファンには待ちに待ってた特集だと思う。でもその前に、この号では特集の前の「ニューキットセレクション」に、それぞれ特集のメインになりそうな大物、造形村1/32「Do335」ハセガワ1/32「零戦五二型丙」バロム1/72「ブードゥー」が取り上げられている。「ブードゥー」はややマイナーな気がしないでもないが、野武士のようなイメージ(於ベトナム)のキャラの立った機体だ。核兵器を運用する能力もあった。この「ブードゥー」を出したバロム(VALOM)は、試作機やマイナー機を数多く出してそのスジのファンを喜ばせているチェコのメーカーだ。珍しくセンチュリーシリーズなんてメジャーどころをチョイスしてるけど、キットにはエッチングやレジンパーツが付属していて出来はかなり良さそう。
「Do335」「零戦五二型丙」は同じスケールながら真逆のコンセプトで作られたキットだ。その違いは紙面からも十分に伝わってくる。今後各誌で紹介されると思うが、本誌ではページをたっぷりとって、途中写真を数多く掲載している。

 肝心の特集について。航空機の形状には機体の性格や性能が如実に表われる。そしてその表出には当然国や時期によって差異が生じる。普段「西側」の機体を見慣れているせいか、旧ソ連のクセのあるデザインは特に印象的だ。今回の特集ではそんな旧ソ連の戦略核爆撃機を13例掲載。キットは海外のものばかりで、うち二つは見るからに厄介そうなアニグランド製のレジンキットだ。最もなじみ深い機体はキットの数からして「バックファイア」かと思われるが、この機体については最初の量産型「バックファイアB」を含めて4例が掲載されている。なかには古いエッシーのキットが取り上げられていて、最近のキットと比べても全く遜色のないほど美しく仕上げられている。作業の過程がさらっと説明されているが、めっちゃ大変そう。トランペッターのキットが入手困難なのが痛い。特集では作例の他に「《解説》冷戦時代のソビエト戦略核爆撃機の系譜」「ソ連戦略核爆撃機の塗装とマーキング」などの記事があり、ソ連戦略核爆撃機の概要を俯瞰することができる。

 連載記事の『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!!』では、スペシャル感満載の機体「T-2CCV研究機」の製作がスタートした。プラッツの1/72「T-2前期型」をベースにした改造例で、今回は「前編」。今回も途中写真や豊富な実機写真を用いた充実した記事だ。「T-2CCV研究機 モデリングチェックポイント」(実作する人には超有用な1/72スケールの4面図です)を見ると、黄色いチェック(改造のポイント)が思ったより少なめで、なんだか真似できそう。←こういう気分にさせてくれる記事やキットは本当ありがたい。

 といった感じで、かなり充実した一冊になっているが、それでも少々残念なところもあった。「ブードゥー」と特集の記事に顕著なんだけど、作例全体を写した画像が左右のページにまたがってしまって、いいところがことごとく切れてしまってる点。これは惜しい。でかい機体だったからか、今回は特に気になった。いっそ塗装とマーキングのページみたいにページの向きを変えてしまった方が、機首が切れたり巻き込まれて見えなくなるよりはマシだと思うけど。



 - 作例リスト (掲載順) -

ニューキットセレクション
『ドルニエ Do335 A-0 プファイル』造形村 1/32
『三菱 A6M5c 零式艦上戦闘機 五二型丙』ハセガワ 1/32
『マクダネル RF-101C ブードゥー』バロム 1/72

特集記事『冷戦時代の戦略核爆撃機〈1〉ソビエト連邦編』
『ツポレフ Tu-4 “ブル”』アカデミー 1/72「B-29A」改造
『ツポレフ Tu-16K-26 “バジャーG”』トランペッター 1/72
『ツポレフ Tu-22KD “ブラインダーB”』モデルズビット 1/72
『ツポレフ Tu-22M3 “バックファイアC”』エッシー 1/72
『ツポレフ Tu-22M3 “バックファイアC”』トランペッター 1/72
『ツポレフ Tu-160 “ブラックジャック”』トランペッター 1/72
『ミヤシチョフ 3MD “バイソンC”』アニグランド 1/144 ※レジンキット
『ミヤシチョフ M-50 “バウンダー”』アニグランド 1/144 ※レジンキット
『ツポレフ Tu-95MS “ベアH”』トランペッター 1/144

「1/144 Scale Collection」
『ツポレフ Tu-16K-10 “バジャーC”』トランペッター 1/144
『ツポレフ Tu-22M2 “バックファイアB”』サニー 1/144
『ツポレフ Tu-22M3 “バックファイアC”』アカデミー 1/144
『ツポレフ Tu-160 “ブラックジャック”』トランペッター 1/144

連載記事
「TOMCAT SQUADRON’S VOL.02 VF-2 BOUNTY HUNTERS」

連載記事『綿湯同院 #014』
「夏の初めの一日 第9回船舶模型合同展示会当日」

連載記事『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!! Vol.012 ナナニイでCCVが作りたい!! 前編』
『T-2CCV研究機』プラッツ 1/72「T-2前期型」改造





 『航空自衛隊 超音速高等練習機 T-2 前期型』プラッツ 1/72


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飛行機模型スペシャル No.13

 

飛行機模型スペシャル No.13』モデルアート社 2016

 めっちゃかっこいい表紙のトムキャットの影響か、近所の本屋じゃ早々と売り切れてしまって、日曜日に普段は買いに行かない遠くの本屋(ポイントの付かないとこ)でようやく買う事ができた。RF-4特集の本誌の方も今月はすでに売り切れ。この辺の機体はやっぱ人気あるなあ。

 今回の特集は「グラマン ファイターズ 猫科の戦闘機の系譜」ってことで、イエローウイングの「FF-1」からトムキャットまで、新旧のグラマン社製の戦闘機が一通り取り上げられている。基本一つの機種につき一つの作例で、スケールは1/48~1/72、あまり模型誌で作例を見かけないものもある。
 これまでの特集とは趣きを変えて、一つの航空会社の過去から現在までを幅広く展望する今回の特集、個人的にはレシプロでもジェットでもカッコよければなんでもOKなので、色々な機体が見られるのは良かったのだけれど、反面どうしても雑然とした印象を受けた。「系譜」ってことは歴史の流れをどう見せるかが重要になってくるわけで、その辺りの配慮がやや希薄だったように思う。作例は一応時代順に並んでいるし、解説記事では歴史的な事柄にもしっかりと言及されている。機種に絞った特集ならそれらをポンポンと並べるだけでも、整然とした構成が可能だろう。しかし今回は「系譜」の特集、作例と解説記事との有機的な関連付けがより求められるから、それらをただ並べただけではやはり物足りない。歴史関連の雑誌みたいな感じで最初に年表を載せたり、時代ごとに色分けしたアイコンを配置するだけでも、整理されてかなり見やすくなると思う。長い歴史を俯瞰して分かりやすくまとめるのは本当に難しい。読者が(当該記事が)年表上のどの位置にいるのかを、常に分かりやすく示す事が重要になってくる。あと構成といえば、特集記事の作例の写真がやや小さいように感じた。せっかく紙面が大きいので、作例も大きな写真で見たい。

 連載記事の『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!!』では、ハセガワの1/48「F-2A」が取り上げられている。本誌のRF-4に続いて美しい洋上迷彩の機体である。実はこの迷彩色ってまだ塗った事がないのだが、たて続けにかっこいい作例や実機写真を見てるので無性に塗ってみたくなった。塗料も洋上迷彩セットなんて便利なものも出てるし、キットだけはずっと前に買ってあるので(1/72のF-2です)。記事は作例の他に、途中写真、塗装図、豊富な実機写真という非常に充実したもの。毎回このレベルの記事になっていることに驚かされる。



 - 作例リスト (掲載順) -

特別記事
『デ・ハビラント モスキート』タミヤ 1/32

特集記事『グラマン ファイターズ 猫科の戦闘機の系譜』
『FF-1 艦上複葉複座戦闘機』スペシャルホビー 1/72
『F2F-1 艦上複葉戦闘機』ARMAホビー 1/48
『F3F-1 フライングバレル』アキュレイトミニチュア 1/48
『F4F-4 ワイルドキャット』エアフィックス 1/72
『XF5F-1 スカイロケット』ミニクラフト 1/48
『F6F-3 ヘルキャット』ハセガワ 1/48
『F7F-2N タイガーキャット』AMT/アーテル 1/48
『F8F-2 ベアキャット』ホビークラフトカナダ 1/48
『F9F-5 パンサー』ハセガワ/モノグラム 1/48
『F9F-8 クーガー』キティホーク 1/48
『XF10F-1 ジャガー』プラネットモデル 1/72
『F11F-1 タイガー』ハセガワ 1/72 ※作例は2例
『F-14A トムキャット』ハセガワ 1/48

ニューキットセレクション
『コンベア F-106A デルタダート』モンモデル 1/72
『ダグラス C-54D(R5D-3) スカイマスター』ドイツレベル 1/72

連載記事
「TOMCAT SQUADRON’S VOL.01 VF-1 WOLFPACK」

連載記事『綿湯同院 #013』
『F2G スーパーコルセア “Miss Port Columbus”』アキュレイトミニチュア 1/48

連載記事『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!! Vol.011 この戦術迷彩はやっぱりカッコイイ!』
『三菱 F-2A』ハセガワ 1/48





 『三菱 F-2A』ハセガワ 1/48


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飛行機模型スペシャル No.12

 

飛行機模型スペシャル No.12』モデルアート社 2016

 今回の特集は「F-5/T-38」。F-5シリーズメインで姉妹機のT-38はサブでちょこっと紹介かと思いきや、両シリーズをがっつり取り上げた欲張りな構成になっている。よく言えば実機の少々ややこしい開発経緯を体現した構成って感じなのだが、どうしても散漫な印象は否めない。個々の記事についてはいつも通り途中写真を多く掲載した分かりやすいものなので、特集の構成自体をF-5とT-38を別々にまとめるだけでも、もっと見やすくなったのではないだろうか。それからちょっと前にF-20が1/48で出たばかりなのですごく期待していたのだけれど、作例は1例だけでしかも本誌と同じ1号機というもの。この先48のF-20がトップに来るような特集はまず望めそうにないので、この機会に1号機〜3号機揃い踏みが見たかった(見てから塗装を決めたかった)。記事ではキャノピー周辺の改造のポイントが説明されており、本誌の方でも同様の記事が掲載されていたが(作例は別のもの)、製作に際しては超参考になると思う。作例以外の記事は『《解説》ノースロップ F-5/T-38 シリーズ その開発・誕生と各型変遷』『スイス空軍・F-5E タイガーⅡフォトアルバム』『塗装とマーキング』でカラー21ページ。

 連載記事の『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!!』では、1/48「T-1B」がさらっと完成している。記事を読むと全然さらっと作れないキットなのがよく分かるが、完成品はとても古えのレジンキットには見えない美しい仕上がり。作業時間の半分くらいは表面のピンホール埋めが占めたという。外形も実は多少実機と異なっているらしいが、全く気にならない、というかT-1ってこんなにかっこよかったっけ? って感じ。また連載記事の『ダサカッコイイのが、イイんです! マイナー機 発掘保存会』ではAモデル 1/72『スホーイ T-49』、『綿湯同院』ではタミヤの1/48「Bf109 E-4』が取り上げられていて見応えがあった。ただ「Bf109 E-4」は写真が小さかったのが残念。もう数ページ見たかった。



 - 作例リスト (掲載順) -

ニューキットセレクション
『中島 E8N1 九五式一号水上偵察機』ハセガワ 1/48

特集記事『ノースロップの傑作軽量戦闘機 F-5/T-38 シリーズ』
『F-20A タイガーシャーク』フリーダムモデル 1/48
『T-38A タロン』ウルフパック 1/48
『T-38C タロン』トランペッター 1/48
『F-5A フリーダムファイター “スコシタイガー”』ウルフパック 1/48
『CF-5D(F-5B) フリーダムファイター』キネティック 1/48
『F-5E タイガーⅡ』ハセガワ 1/32
『F-5F タイガーⅡ U.S. Air Force Aggressor』AFVクラブ 1/48 ※単座
『F-5F タイガーⅡ』AFVクラブ 1/48 ※複座
『RF-5E タイガーアイ』AFVクラブ 1/48
『イラン空軍 サエーゲ』AFVクラブ改造 1/48

特集記事『F-5/T-38 ナナニイ・コレクション』
『T-38A タロン』ソード 1/72
『RF-5A フリーダムファイター』ウルフパック 1/72
『F-5E タイガーⅡ』ホビーボス 1/72
『F-20 タイガーシャーク』ハセガワ 1/72
『グラマン X-29』ハセガワ 1/72

【短期集中連載】初飛行50周年 V/STOL戦闘攻撃機ハリアー【最終回】異国のハリアー ※塗装図、解説記事で作例は無し。

連載記事(不定期連載)『ダサカッコイイのが、イイんです! マイナー機 発掘保存会 第3回』
『スホーイ T-49』Aモデル 1/72

連載記事『綿湯同院 #012』
『メッサーシュミット Bf109 E-4』タミヤ 1/48

連載記事『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!! Vol.010 ヨンパチキットでT-1A/Bが作りたい…から、どこかのメーカーさんに出して欲しい! 後編』
『富士 T-1B』ラクーンモデル 1/48 ※完成。レジンキャストキット



 F-20A タイガーシャーク』フリーダム・モデル 1/48


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飛行機模型スペシャル No.11

 

MODEL Art (モデルアート) 増刊 飛行機模型スペシャル No.11 2015年 11月号』モデルアート社 2015

 ムスタング(マスタング)は昔ハセガワのAP帯のキットを作ったくらいで、あんまり馴染みがないなーと思いつつ買ってきた第11号。ぐずぐずしてたら買ってきてから結構時間が経ってしまったが、非常に充実した一冊だった。

 今回の特集は「P-51 マスタング」。子持ちししゃもっぽい形状の、第二次世界大戦を代表する米軍の戦闘機だ。性能が抜群だったってことで、第一次中東戦争や朝鮮戦争にも使用されている。オカルトファンとしては「ロズウェル事件」の数ヶ月後に発生した「マンテル大尉事件」の際に、UFOを追跡した(で、墜落した)機体として印象深い。またこの事件をきっかけに発足したのが、矢追純一のUFO特番で有名な「プロジェクト・ブルーブック」だったりする。
 P-51は人気機種だけに古今東西の様々なメーカーからキットが発売されている。今回の特集ではそんな数多いキットの中から、新旧各スケールでなんと20機の作例を並べている。壮観。中にはハセガワの『透明ムスタング』なんてのも載ってる。P-51の特集としては過去に類例のない数だと思う。もちろんただ数を並べてるだけではなくて、1/32、1/48スケールのキットについては、途中写真を用いて制作上のポイントが詳細に記されている。解説記事、実機写真などの作例以外の記事もかなりの分量で、カラー10ページの塗装とマーキングでは33例の塗装図が掲載されている。盛り沢山な内容。

 前号で「F-4EJ改」が完成した連載記事の『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!!』では、1/48「T-1B」の製作がスタートしている。これは20年くらい前に発売されていたラクーンモデル製のキャストキットで、途中写真も掲載されているが、制作記事が「キットにはコクピットのパーツはないので自作する必要がある〜」から始まる見るからに大変そうなキットだ。今回は「前編」ってことで完成品は載ってないけど、塗装図や詳細な実機写真などいつも通り見応えのある記事になっている。



 - 作例リスト (掲載順) -

特集記事『天駆ける野生馬 P-51 マスタング』
『P-51K マスタング』造形村 1/32
『マスタング Mk.Ⅲ』トランペッター 1/32
『P-51D マスタング』タミヤ 1/32
『P-51B マスタング』タミヤ 1/48
『P-51D マスタング』タミヤ 1/48
『P-51B マスタング』アカデミー 1/48
『P-51B マスタング “マルコムフード”』ICM 1/48
『P-51D マスタング』ハセガワ 1/48
『P-51H マスタング』ヒストリック(HIPM) 1/48

特集記事『P-51 マスタング・1/72コレクション』
『P-51D マスタング』ハセガワ 1/72
『P-51B マスタング』ハセガワ 1/72
『P-51D マスタング』タミヤ 1/72
『マスタング Mk.Ⅲ』KP 1/72
『P-51B マスタング』レベル 1/72
『P-51B マスタング』アカデミー 1/72
『P-51H マスタング』RSモデル 1/72
『P-51D マスタング』エアフィックス 1/72
『P-51D マスタング』ホビーボス 1/72
『P-51D マスタング』ハセガワ 1/70 ※『透明ムスタング』
『P-51D マスタング』マッチボックス 1/72

【短期集中連載】初飛行50周年 V/STOL戦闘攻撃機ハリアー【Part5】複座のハリアー
『ハリアー T Mk.4N』スウォード 1/72

【ニューキットセレクション】
『F-16XL 試作戦術戦闘機』スカンクモデル・ワークショップ 1/48
『F-4J ファントムⅡ ショータイム100』アカデミー 1/72
『スーパーマリン スイフト FR.5』エアフィックス 1/72

連載記事『綿湯同院 #011』
『P-51B マスタング』ハセガワ 1/72

連載記事『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!! Vol.009 ヨンパチキットでT-1A/Bが作りたい…から、どこかのメーカーさんに出して欲しい! 前編』
『富士 T-1B』ラクーンモデル 1/48 ※レジンキャストキット




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飛行機模型スペシャル No.10

 

『MODEL Art (モデルアート) 増刊 飛行機模型スペシャル No.10 2015年 08月号』モデルアート社 2015

 やっと買ってこれた。夏っぽい&躍動感溢れる表紙のイラストのおかげか、機種そのものに人気があるのか、今日(土曜日)午前中の時点で残り2冊になってた。やばかった。

 今回の特集は「F-18A ホーネット」。F-18はかっこいいジェット機考えたらこうなったっていう感じの機体で、かっこよさの方向性はF-5、F-20と似てる。結構でかい機体なんだけど、マッチョなイメージの米軍機のなかにあるとスマートでヒーローっぽい。作例はハセガワの1/32『F-18A ホーネット 2nd FDS』を筆頭に、1/32~1/72スケールで各社のキットが並んでいる。いつもながら途中写真も豊富で、製作上のポイントもしっかり書かれているから、見て楽しいし実用性も高いと思う。古いキットが取り上げられているのも嬉しい。作例以外の記事はいつも通りの解説記事と「塗装とマーキング」で、実機写真も豊富。

 特集以外の記事も見応えのある記事が多い。工芸品のような仕上がりの造形村1/32「ホルテン」や、エアフィックス1/48『ホーカーハリケーン Mk.Ⅰ』など。ハリケーンはハセガワのキットもあるし、エアフィックスの旧キットも持ってるので、ぼんやりまあいいかなーと思ってたんだけど、やっぱ買います。記事でも言及されている通り、キットの胴体の羽布張りの表現はかなり控えめだけど、実機写真と比べるとそっくり。
 連載記事では『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!!』の「F-4EJ改」が完成。記事はいつも通り充実した内容で、今回はパイロンやタンクなどのアクセサリー関連と塗装に重点が置かれている。カエルのマーキングが可愛い完成品の写真と、貴重な実機写真がたっぷり掲載されていて見応えがあった。
 それから不定期連載らしい『ダサカッコイイのが、イイんです! マイナー機 発掘保存会』では、1/72『ツポレフ ANT-25 RD』が取り上げられていてびっくりした。ダサカッコイイどころか、めちゃかっこいい。このTupolevという聞き慣れないメーカーのキットは、作るメドが全く立ってないのに、箱(結構でかい)がペナペナなために常に在庫の上の方にあって、無言の圧力をかけてくる困ったキットだ。やっぱきちっと作ればかっこいいなあ。



 - 作例リスト (掲載順) -

特別記事『フィニッシング・マスターの技!』
『ホルテン Ho229』造形村 1/32 ※メタル・木目フィニッシング

ニューキットセレクション
『ホーカーハリケーン Mk.Ⅰ』エアフィックス 1/48

特集記事『鋼鉄のスズメバチ F/A-18 ホーネット シリーズ〈1〉』
『F-18A ホーネット 2nd FDS』ハセガワ 1/32
『F/A-18C ホーネット』アカデミー 1/32
『F/A-18C ホーネット』ハセガワ 1/48
『F/A-18D “ナイトアタック・ホーネット”』ホビーボス 1/48
『F/A-18C ホーネット』アカデミー 1/72
『F/A-18D (RC) “レコン・ホーネット”』アカデミー+ウルフパック 1/72
『F-18A ホーネット 1st FDS』ハセガワ 1/72
『F/A-18C ホーネット』ハセガワ 1/72
『F/A-18C ホーネット』フジミ 1/72
『F/A-18D ホーネット』フジミ 1/72

【短期集中連載】初飛行50周年 V/STOL戦闘攻撃機ハリアー【Part4】逆輸入されたハリアーⅡ:イギリス空軍のハリアーⅡ
『ハリアー GR.7』ハセガワ 1/48
『ハリアー GR.9A』エアフィックス 1/72

連載記事(不定期連載)『ダサカッコイイのが、イイんです! マイナー機 発掘保存会』
『ツポレフ ANT-25 RD』Tupolev 1/72

連載記事『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!! Vol.008 最新のヨンパチキットでF-4EJ改が作りたい! 後編』
『F-4EJ改』アカデミー 1/48「F-4C」改造 ※完成

連載記事『綿湯同院 #010』
『ステアマン・ブライトリング』レベル 1/72




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飛行機模型スペシャル No.09

 

『MODEL Art (モデルアート) 増刊 飛行機模型スペシャル No.09 2015年 05月号』モデルアート社 2015

 この18日に発売された別冊の最新号。特集はあまり飛行機に興味がない人にも知名度の高い「F-15イーグル」だ。実はこの機体、これまでまともに作ったことがない。一応キットも買ってるし、よく知ってるような気もするんだけど。不思議。

 作例は最新のグレートウォールホビーの1/48キットを筆頭に、1/32~1/72の各スケールで7機。ぱっと見どこが違うのかまじでよく分からない各型変遷についても解説記事でしっかり説明されている。また「塗装とマーキング」はカラー7ページといつも通り充実していて、あまり変わらないっぽいイメージのカラーリングにも、わりとバリエーションや面白いマーキングがあるのが分かる。マーキングと言えば、特集の趣旨から少々離れてしまうけど、F-15には日の丸が似合うと思う。JASDF贔屓ってわけではないのだが、日の丸を付けるとキャラクター性みたいなのが少しアップするような気がする(←勝手なこと書いてます)。
 今回はこれまでの大戦機の特集と比べると作例の数は少なめ。それでも各キットの製作のポイントが途中写真と記事で分かりやすく解説されていて、キット選びから実際の製作まで、これからF-15作ろうって人には参考になると思う。

 連載記事は短期集中連載の「初飛行50周年 V/STOL戦闘攻撃機ハリアー」、連載記事の『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!!』がともに非常に充実している(前号からはじまった『ダサカッコイイのがイイんです! マイナー機 発掘保存会』は残念ながら休載)。「初飛行50周年 V/STOL戦闘攻撃機ハリアー」の作例はモノグラムのベテランキットを筆頭に4機。それに塗装図と解説がカラー12ページという構成。これまでの掲載分も合わせて1冊まるまるハリアー本でも……という充実ぶり。
『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!!』はアカデミーの1/48「F-4C」を「F-4EJ改」に改造する「前編」ってことで今回完成品は載ってないんだけど、詳細で分かりやすい途中写真とそれに対応する実機の資料写真がたっぷり(カラー18ページ)。その資料写真についても少し触れておくと、どの写真も超鮮明で1ページについて1葉という大判のものも複数。コクピットやインテーク周辺のディテール写真のほか、F-4の蕩けたような複雑な曲面をばっちり捉えたp.119の写真22など、資料性が高いだけではなくてかっこよさも兼ね備えた写真が多く、好きな機体ってこともあって見入ってしまった。

 というわけで前号のフランカーと比べると一見地味な印象だけど、ニューキットセレクションの『ドルニエ Do17Z』と連載記事『綿湯同院』の2例のほかは、なじみ深いジェット機尽くしで楽しく読むことができた。次号はぼちぼち大戦機かな。



 - 作例リスト (掲載順) -

特集記事『世界最強の鷲 アメリカ空軍のF-15イーグル』
『F-15C EAGLE MSIP-Ⅱ』グレートウォールホビー 1/48
『F-15C EAGLE』タミヤ 1/32
『F-15E STRIKE EAGLE』ハセガワ 1/48
『F-15E STRIKE EAGLE』レベル 1/48
『F-15C EAGLE』ハセガワ 1/72
『F-15A EAGLE』ハセガワ 1/72「F-15C」改造
『F-15 “SILENT EAGLE”』ハセガワ 1/72「F-15E」改造

【短期集中連載】初飛行50周年 V/STOL戦闘攻撃機ハリアー【Part3】二世代目のハリアー登場:アメリカ海兵隊のAV-8B ハリアーⅡ
『AV-8B ハリアーⅡ』モノグラム 1/48
『AV-8B ハリアーⅡナイトアタック』タミヤ 1/72
『AV-8B ハリアーⅡナイトアタック』ハセガワ 1/72
『AV-8B ハリアーⅡプラス』ハセガワ 1/48

ニューキットセレクション
『ドルニエ Do17Z』エアフィックス 1/72
『ミラージュ ⅢE』キネティック 1/48

連載記事『綿湯同院 #009』
「テキサン」ホーク 1/72
「DH ホーネット」フロッグ 1/72

連載記事『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!! Vol.007 最新のヨンパチキットでF-4EJ改が作りたい! 前編』
『F-4EJ改』アカデミー 1/48「F-4C」改造




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