SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 11月号 Vol.112

 

 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 11月号 Vol.112

 特集は「巨人機の時代」。第二次世界大戦以後の米軍の大型爆撃機(試作機含む)の特集だ。でかい爆撃機には他の機種にはない見応えがあるから、そればっか集めた今回の特集は、前号に続いてとても充実した内容になっている。それぞれの製作者の個性がよく出た作例は眺めているだけでも楽しいので、爆撃機はあまり……って人にもオススメできると思う。
 今回の作例で最もスケールのでかいキットは1/32の「B-17」(全幅約1m)、表紙に載ってる機体だ。無塗装の実機はもっとギラッとしたイメージだけど、作例は使い込んだアルマイトのヤカンみたいな質感で、ぐだぐたにくたびれた雰囲気。実機云々はさておき、モノとしての充実感がある。金属色の部分も筆で塗られている。
 特集の作例はこの1/32の「B-17」を筆頭に、1/48が2例、1/72が6例。1/48はともにモノグラムのキット「B-24J」「B-29」で、1/72にはノースロップの全翼機「YB-35」や、個人的に目玉の「XB-70」が含まれる。でかいキットばかりで壮観だ。もちろんでかいばかりではなく、どの作例も細かく手が入れられている。なかでも1/72の「B-52」「B-1B」は超精密なディティールアップが施され、怖ろしげな仕上げも素晴らしかった。それから「XB-70」。見るからにモノモノしい機体の並びの最後に「XB-70」の純白の機体が美しい。

 39年も寝かせた末に晴れて完成にこぎ着けたという「B-29」の記事には、色々モヤモヤと思うところがあった。今回の作例の中で唯一キットを持ってる「XB-70」は、作る場所も飾る場所もないからってことで、積んだままになっている。「B-29」は作りかけだったらしいが、うちの「XB-70」は買ってきて中を眺めただけだ。最近はとみにそんな扱いのキットが増えてしまっている。……やっぱプラモはちょこっとずつでも作らないとなー。



 - 作例リスト (掲載順) -

『ボーイング B-17G フライングフォートレス』HKモデル 1/32

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『コンソリデーデッド B-24J リベレーター』モノグラム 1/48

『ボーイング B-29 スーパーフォートレス』モノグラム 1/48

「世界一ヤバい1/72トムキャットを作るための一番冴えた方法はこれだ!」
「グラマン F-14A トムキャット」ハセガワ 1/72+スケールアヴィエーションデカール ※デカールの紹介。モノクロ記事

連載記事『Alternative modeling garage Vol.10』
『ポルシェ 356A スピードスター』トミー 1/32

「New Kit Review」
『グラマン F-14A トムキャット』タミヤ 1/48

連載記事『夢見る翼 NO.50』
『ボーイング 747SP』プラッツ 1/200 ※レジンキット

連載記事『飛ぶ理由 連載第30回』
『ツァーリ・ボンバー』フルスクラッチビルド 1/72 ※小林誠によるオリジナルメカ

連載記事『ちっちゃいことは、いいことだ!』
『B-58A “Recorb Setter”』ホビークラフト 1/144 ※モノクロ記事

『ノースロップ YB-35 フライングウィング』イタレリ 1/72
『コンベア B-36H ピースメーカー』モノグラム 1/72
『ボーイング B-47E ストラトジェット』ハセガワ 1/72
『ボーイング B-52D ストラトフォートレス』モノグラム 1/72
『ロックウェル B-1B ランサー』レベル 1/72
『ノースアメリカン XB-70 バルキリー』イタレリ 1/72

『NOSE ART QUEEN Vol.52』早瀬あや



 次号の特集は「SA Convention 2016 Announcement」、SAコンの結果発表だ。お題は「F-14」。


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SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 09月号 Vol.111

 

 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 09月号 Vol.111

 夏といえば海! ってことで、前号の水上機特集に続いて、今回の特集は「飛行艇読本 2016」。夏らしい。表紙の「サボイア」のかっこよさに、中身を見る前から期待が高まる。サボイアはこれまでにも何度か表紙を飾ってきたし、過去には今回と似た感じで木目を強調した作例も載っていたが、個人的には今回の作例が一番好みだ。単に木目が描かれているだけじゃなくて、第一次大戦機みたいに隠蔽力の弱い赤の下に木目が透けて見える表現がされているのが素晴らしい。やっぱこのあたりのキャラクターものは、それらしさの演出が超重要だってことがよくわかる。

 今回の特集には下のリストの通り、イギリス機を中心に多数の飛行艇が収録されている。マイナーな機体が多いためレジンキットが多い。どの作例も美しく仕上げられていて、単品あり、ジオラマありと非常に充実している。なかでも木目を再現した作例が、上記のサボイアの他にも何例かあって(『スーパーマリン サザンプトン Mk.1』『スーパーマリン シーガルⅢ』)とても見ごたえがあった。
 というわけで、ぼんやり眺めているだけでも楽しい一冊になっているのだが、反面、いつもの通り途中写真はほとんど無く、製作記事もキャプションだけというフォーマットなので(キットの状態も分からない)、今回の特集のために作例を作ったというより、できてるのを集めてきた感が強い。作品集としては問題ないのだが、模型雑誌としてはそのあたりが少々物足りなかった。途中写真etcがないのはいつものことだけど、1/72のレジン製の飛行艇がぞろぞろ載っているので、せめて一例くらいはじっくりと制作過程を見せる記事があっても良かったと思う。あと、飛行艇といえば〜って感じのイタリアの機体が載ってないので「飛行艇読本 Part2」に超期待。



 - 作例リスト (掲載順) -

『ショートランド Mk.Ⅲ』イタレリ 1/72
『スーパーマリン ストランラー』マッチポックス 1/72
『スーパーマリン サザンプトン Mk.1』シルバーウイングス 1/72 ※レジンキット
『ソンダース・ロー A.29 クラウド』バロム 1/72
『スーパーマリン シーライオンⅡ』カラヤ 1/72 ※レジンキット
『スーパーマリン シーライオンⅢ』カラヤ 1/72 ※レジンキット
『スーパーマリン シーガルⅡ』カラヤ 1/72 ※レジンキット
『スーパーマリン シーガルⅢ』カラヤ 1/72 ※レジンキット
『スーパーマリン シーミュー』カラヤ 1/72 ※レジンキット
『スーパーマリン ウォーラス Mk.1』マッチポックス 1/72
『フェアリー ソードフィッシュ Mk.1 水上機型』タミヤ 1/48 ※ジオラマ作品
『サボイア S.21 試作戦闘飛行艇』ファインモールド 1/72 ※ジオラマ作品

連載記事『ちっちゃいことは、いいことだ!』
『ボーイング 314 クリッパー』エアフィックス 1/144 ※モノクロ記事

『ノースアメリカン F-86D セイバードッグ』ドイツレベル 1/48

連載記事『飛ぶ理由 連載第29回』
『ブラックバード』フルスクラッチビルド 1/48 ※小林誠によるオリジナルメカ

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『グラマン J2F-1 ダック』クラシックエアフレーム 1/48

『ベリエフ Be-12 チャイカ』モデルズビット 1/72
『ドルニエ Do26D』Aモデル 1/72

『NOSE ART QUEEN Vol.51』鈴木咲



 次号の特集は「巨人機の時代」が予定されている。これまた楽しそうな特集。


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SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 07月号 Vol.110

 

 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 07月号 Vol.110

 今年もムービープラスで恒例のサメ映画特集が始まった。またかよー、これ一体何回めだよー、などと思いつつ毎回見ている。と、こう書くといかにも仕方なく見てる風だけど、実は視聴者プレゼントに応募するくらい好きな特集なのだ。聞いたところによると、サメ映画って想像以上に人気があって、始まった途端視聴率がピンと跳ね上がるのだそうだ。やっぱ登場人物の誰が死んでもノーダメージな、アホみたいな後腐れのなさが魅力なのかな。ちょっと早いけど夏らしいし。

 というわけで今月号のスケビも、夏らしい水上機特集「ガダルカナル航空戦」。ガダルカナルというと過酷な戦線ってイメージがあるけど、フロート付きの機体にはバリバリの戦闘機と比べて、なんとなくのどかでレジャーっぽい雰囲気がある。ヤシの木を背景に「零観」が並んでるショートランド島の水上機基地の写真とか見てると、南国ムード満点でことさらその印象は強くなる。もしも今「零式小型水偵」がどっさり現存していたら、八重山諸島あたりで観光に生活の足に大活躍していたに違いない。戦後もどんどん量産されて(実機は126機作られました)、庶民でも頑張れば買えるくらいの価格になってたりして。

 …… 実際には今回の特集中で解説されているように、南の島は飛行機を動かすには過酷な環境だったらしく、表紙のハゲハゲの機体(タミヤ1/32改造の「二式水上戦闘機」)では、その環境のハードさを激しい塗装の劣化で表現している。作例は実機と同じ方法(零戦+フロート)で改造され、大迫力の塗装はウェザリングも含めて全て筆塗り。水上機の実機写真では塗装の劣化が目につく機体がある一方で、「汚れ」は少なく、多くの機体は意外なほど美しく保たれているように見える。作例もその辺を勘案して仕上げられているようだ。
 また今回の特集では、色々な方法で水を表現したジオラマ作品が複数掲載されていて見応えがあった。クリスタルレジンで海底を表現したジオラマと、波立った水面が繊細に表現された「瑞雲」のジオラマが特にかっこよかった。

 特集の関連記事「日本海軍水上機アラカルト」では、ガダルカナル戦以外に登場した水上機が4例掲載されている。こっちは単品の作例で、どれも美しく端正な仕上がり。同一フォームで作られた作例がこうして並んでるのってやっぱ気持ちいい。日本の水上機は形も色々で、塗装もシルバー、迷彩色、黄色、赤と、地味な海軍機の中ではバラエティに富んでいるので、フジミとハセガワの1/72は一通り買っている。今回の特集では持ってるキットがいくつも取り上げられて嬉しかった。唐突に造形村の「Ho229」も載ってるし、満足度の高い一冊。



 - 作例リスト (掲載順) -

『中島 A6M2-N 二式水上戦闘機』タミヤ 1/32改造
『水上機母艦 日進』アオシマ 1/700 ※艦船モデルの作例
『愛知 E13A1b 零式三座水上偵察機 一一型』ハセガワ 1/72 ※ジオラマ作品
『三菱 F1M2 零式水上観測機 一一型』フジミ 1/72 ※ジオラマ作品
『愛知 E16A 瑞雲』フジミ 1/72 ※ジオラマ作品
『中島 A6M2-N 二式水上戦闘機』ハセガワ 1/48 ※タミヤ1/48「一式陸攻」を用いたジオラマ作品
『三菱 F1M2 零式水上観測機 一一型』ハセガワ 1/48 ※ジオラマ作品
『三菱 A6M3 零式艦上戦闘機 三二型』タミヤ 1/72 ※ジオラマ作品

「日本海軍水上機アラカルト」
『愛知 E11A1 九八式水上偵察機』フジミ 1/72
『空技廠 E14Y 零式小型水上偵察機』フジミ 1/72
『川西 E7K1 九四式一号水上偵察機』ハセガワ 1/72
『愛知 E16A 瑞雲(初期生産型)』フジミ 1/72

連載記事『ちっちゃいことは、いいことだ!』
『二式水戦』SWEET 1/144 ※モノクロ記事

『ホルテン Ho229』造形村 1/32

連載記事『飛ぶ理由 連載第28回』
『大日本帝国強行偵察機』フルスクラッチビルド 1/48 ※小林誠によるオリジナルメカ

連載記事『夢見る翼 第49回』
『ボーイング B737-700』ドイツレベル 1/144改造

連載記事『オルタネイティブ モデリング ガレージ Vol.9』
『ハーレーダビットソン WLA Bobber』モノグラム 1/32改造 ※作例は2例

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『川西 H6K5 九七式大型飛行艇 二三型』ハセガワ 1/72

『NOSE ART QUEEN Vol.50』朝比奈彩



 次号の特集は「飛行艇読本 2016」が予定されている。これまた夏らしい。


 愛知 九八式水上偵察機 (夜偵)』フジミ 1/72


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SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 05月号 Vol.109

 

 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 05月号 Vol.109

 今月の特集は定期的にやってるようで、調べてみたらそんなでもなかった「フランカー」。たまたま旧ソ/ロシア機繋がりの『世界の傑作機』と一緒に買ってきた。各社の1/32~1/72キットが取り上げられていて、フランカー尽くしの一冊になっている。ハセガワの1/72「Su-35」は発売以来各誌に掲載されたキットだが、今回はダークグレーの「セルジュコフカラー」、ダークイエローのギザギザ迷彩のプロトタイプ、複合素材むき出しの無塗装状態というアプローチの異なる3例が巻頭を飾っている。セルジュコフカラーってかなり好きなんだけど、記事によると発表当時あまり(全然)評判が芳しくなかったらしい。「目立つ」ってのは軍用機としてやばいけど、「かっこ悪い」というのは納得いかない。シックでかっこいいのに。この3例はキットの素性を活かした作例になっていて(プロトタイプはかなり手が加えられているけど)、キット製作の動機付けになりそう。

 表紙の機体は今回最大の作例 トランペッターの1/32「Su-27 フランカーB」。現用機の中でもでかい機体ってことで、1/32で全長70cmもあるらしい。ビーグル犬よりでかい。見ての通り繊細で美しい塗装の施された作例で、大サイズながら全く間延びしてないのが素晴らしい。この↑表紙の写真よりも本文の写真の方が写りがいいので、興味がある人は是非。それから『スホーイ Su-37 フランカー コフィン Ver』が目新しかった。ロシア機伝統の真っ白な迷彩色と完全密封式のコクピットがめっちゃSFっぽい。というかSFなんだけど(『エースコンバット3』に登場)、目の無い洞窟魚みたいなぬるっとした雰囲気がかっこよかった。

 今月号ではとうとう連載記事以外の途中写真がなくなった。製作記事もキャプションがメインで、所謂「本文」の所にもエッセイ風の文章が載ってたりする。模型飛行機の完成品のグラビア雑誌って感じになってるので、従来の模型雑誌のような製作記事が見たい人には不向きだと思う(ハセガワ1/72「Su-33」アカデミー1/48「Su-27」などについては、バックナンバーに詳細な製作記事がある)。かっこいい模型の写真が見たいって人にはオススメ。ただグラフィックな雑誌としては細かい構成に少々気になる所があって、キャプションと本文と実機についての記事がごちゃごちゃっと載っているから、読み辛いし見た目があまり美しくない。せっかく作例が綺麗なので、こういう所にも少し気を配って欲しい。



 - 作例リスト (掲載順) -

『スホーイ Su-35S フランカー』ハセガワ 1/72 ※セルジュコフカラー
『スホーイ Su-35 フランカー プロトタイプ』ハセガワ 1/72
『スホーイ Su-35S フランカー』ハセガワ 1/72 ※無塗装(ロールアウト時)
『スホーイ Su-33 フランカーD』キネティック 1/48
『ミコヤン・グレビッチ MiG-29A ファルクラム 9.12』トランペッター 1/72
『殲-15(J-15)』トランペッター 1/72
『スホーイ Su-30MKK フランカーG』トランペッター 1/72
『スホーイ Su-37 フランカー コフィン Ver』アカデミー 1/48「Su-27」改造

連載記事『ちっちゃいことは、いいことだ!』
『Su-30MKK フランカーG』トランペッター 1/72 ※モノクロ記事

連載記事『飛ぶ理由 連載第27回』
『マダム=バルバロッサ+大空とぶ代』フルスクラッチビルド 1/9 ※小林誠によるオリジナルメカ

連載記事『オルタネイティブ モデリング ガレージ Vol.8』
『ハーレーダビットソン WLA Bobber』モノグラム 1/32改造 ※作例は2例

連載記事『夢見る翼 第48回』
『スホーイ スーパージェット100』ズベズダ 1/144

『スホーイ Su-27 フランカーB』トランペッター 1/32

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『スホーイ Su-30M2 フランカー』アカデミー 1/48

『NOSE ART QUEEN Vol.49』倉持由香



 次号の特集は「ガダルカナル航空戦」が予定されている。



 『Su-35S フランカー』ハセガワ 1/72


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SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 03月号 Vol.108

 

 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 03月号 Vol.108

 ガルパン特集の『アーマーモデリング』と一緒に買ってきました。特集は大英帝国の誇る垂直離着陸機(変態っぽい)「ハリアー・シリーズ」。
 ハリアーのキットについては「初飛行50周年」と銘打って『MODEL Art』の増刊『飛行機模型スペシャル』が、長らく連載記事を載せていたのでそう目新しい感じのものはないのだけれど、それでもこうして1冊にまとまっているとまた違った趣きがある。なにより本誌のハリアーはかなり汚れている。そんな所に雑誌ごとの編集方針?の違いが如実に感じられて面白い。
 特集の作例は「エンジン単体」込みで13例とこの雑誌としてはかなり多め。1/72の作例が多いのも嬉しい。かっこいい飛行機模型の写真がメインというコンセプト通り、製作記事はほぼキャプションに依る。作例以外の記事も少なめだけど、個性的な機体だけに、どハマりする人のハマりっぷりが紙面からよく伝わってくる(「藤田幸久的ハリアーのココロ」が面白かった)。ハリアーはずいぶん前に2機作っただけだけど(無論ストレート組み)、好き嫌い以前にアニメやゲームでわりと出てくるから、なんとなく親しい気がする。

 そんな「ずいぶん前に2機作った」キットのうちの1機、タミヤの1/48「シーハリアー FRS.1」は、今回特集と連動した連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』で取り上げられていた。一瞬、フォージャー?って感じのカラーリングに戸惑ってしまったが、細々と手の入れられた見応えのある作例だった。自分が前に作ったシーハリアーも、雰囲気がいいキットだけに、箱絵に似た感じでまあまあ良く出来た覚えがあるのだが(記憶の美化)、さすがに違うなー。あれスジ凸そのままだったし。その他に特集では各社の1/72キットがずらずらっと取り上げられている。なかにはエアフィックスの「P.1127」も載ってた。全面ナチュラルメタルの試作機然とした雰囲気で、非常にかっこいい機体だ。でもこのキット作るのは大変らしい。

 連載記事の『夢見る翼 』でも特集に微妙に合わせて、エアフィックスの1/144「ホーカー・シドレー H.S.121 トライデント」を、クラシックなBEAのカラーリングで製作している。今月号は1/24のシーハリアーをはじめエアフィックスのキットが多い。
 あと新製品のコーナーにキネティックの「シュペルエタンダール」が紹介されていた。最近、48ジェット機のストックがじわじわ増えてきている。1/72も欲しい。



 - 作例リスト (掲載順) -

『マクダネル・ダグラス AV-8B ハリアーⅡ プラス』トランペッター 1/32
『ロールス・ロイス ペガサスエンジン』エアフィックス 1/24 ※エアフィクスのキットのエンジンパーツだけを単体模型化

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『ブリティッシュ・エアロスペース シーハリアー FRS.1』タミヤ 1/48

『ホーカー・シドレー ハリアー GR.3』エアフィックス 1/48
『マクダネル ダグラス TAV-8B ハリアーⅡ』ハセガワ 1/48「AV-8B ハリアーⅡ」改造
『ホーカー・シドレー P.1127』エアフィックス 1/72
『ホーカー・シドレー AV-8A ハリアー』エッシー 1/72
『ブリティッシュ・エアロスペース シーハリアー FRS.1』イタレリ 1/72
『ブリティッシュ・エアロスペース シーハリアー FA.2』エアフィックス 1/72
『ホーカー・シドレー ハリアー T.Mk.4』スウォード 1/72
『マクダネル・ダグラス AV-8B ハリアーⅡ プラス』ハセガワ 1/72
『マクダネル・ダグラス AV-8B ハリアーⅡ プラス』ハセガワ 1/72

「第二次世界大戦 傑作機コレクション」ディアゴスティーニ・ジャパン 1/72 ※ダイキャストモデルの紹介記事

連載記事『飛ぶ理由 連載第26回』
『空中戦艦 “大艦巨砲主義”』フルスクラッチビルド 1/144 ※小林誠によるオリジナルメカ

連載記事『オルタネイティブ モデリング ガレージ Vol.7』
『ハーレーダビットソン WLA Bobber』モノグラム 1/32改造

連載記事『夢見る翼 第47回』
『ホーカー・シドレー H.S.121 トライデント』エアフィックス 1/144

『イリューシン Il-62M』スベズダ 1/144

『ブリティッシュ・エアロスペース シーハリアー FRS.1』エアフィックス 1/24

『NOSE ART QUEEN Vol.48』立花サキ



 次号の特集は「Flanker Latest situation 2016」(フランカー最新事情 2016)が予定されている。


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SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 01月号 Vol.107

 

 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2016年 01月号 Vol.107

 コンペ系の特集は決まって物足りない。

 そんな先入観が全くの杞憂の杞憂に過ぎないのが、この雑誌のコンペ「SAコン」だ。去年はもの凄く良かったが、今年もそれに負けず劣らず見応え充分だった。今回の特集、「SA Convention 2015」のお題は去年とは打って変わって「1/72スケール ジェット機」、詳しくは「A部門 ハセガワB/C/D/E帯のジェット機」「B部門 タミヤ ウォーバードコレクションのジェット機」「C部門 旧ソ連/ロシアのジェット機」となる。建前上「キットの価格が安いから」って理由で決まったレギュレーションらしいけど(Aモデルのでかいキットとか結構高いし)、何はともあれ1/72のジェット機ってお題は好ましい。サイズも手頃だしあまり凝らずに作っても凝縮感がある。

 というわけで、巻頭を飾るのは大賞受賞作品の「スホーイ T-4-100 超音速爆撃機」だ。作品の完成度もさることながら、「キャラ立ち」って点からも全応募作の中で群を抜いている。核爆弾落とすぞコラって感じで、めっちゃ悪役っぽい。見るからに物騒な機体だ。実機は全長44.5m、翼幅22mというでかさで、キットには強度確保のため部分的にFRPが用いられている。大賞以外の作品にも超精密な「川崎 T-4」「F-84G サンダージェット」「S-3A バイキング」「EA-6B プラウラー」「ツポレフ Tu-128UT」(←これもでかい)などなど、見応えがあるものが多かった。今回、応募作品の中で最も人気のあった機体は、「F-104J」と「F-4」がそれぞれ9作品で同率首位だったとのこと。表紙のSFっぽい機体はタミヤの「F-15E」改造の『F-15J/MTR Eagle plus 改Ⅱ』。金賞受賞作品。

 連載記事の『夢見る翼 』ではICMの1/144「ツポレフ Tu-144 超音速旅客機」を製作している。垂れ耳の付いた量産機型だ(作例は最終量産機のマーキング)。見た感じ「コンコルド」にそっくりだけど、歴史上音速を超えた旅客機は「コンコルド」と本機の2機種しか存在しない。これもまたでかいけど、かっこいい。キットはかなり作りやすいそうなので、チャレンジしてみようかなって思った。あとキャバ嬢とのよく分からない対談記事がバカバカしくて面白かった。飛行機のプラモって知ってる? それ趣味にしてる奴ってどう思う? ってキャバ嬢に聞きに行く企画だ。感触としては「取り付く島が最初から沈んでいる!」って感じらしい。



 - 作例リスト (掲載順) -

『スホーイ T-4-100 ソティカ』Aモデル 1/72 ※大賞
『マクダネル ダグラス F-4EJ改 ファントムⅡ』ハセガワ 1/72 ※グランドマスター
『F-15J/MTR Eagle plus 改Ⅱ』タミヤ 1/72「F-15E ストライクイーグル」改造 ※金賞
『リパブリック F-84G サンダージェット』タミヤ 1/72 ※銀賞
『川崎 T-4』ハセガワ 1/72 ※銀賞
『Pirates of Aegean』ハセガワ 1/72 ※優秀賞。ハセガワ1/72「LTV A-7A コルセアⅡ」を用いたジオラマ作品
『マクダネル ダグラス F-15E ストライクイーグル』ハセガワ 1/72 ※優秀賞
『マクダネル ダグラス F-4EJ改 ファントムⅡ』ハセガワ 1/72 ※優秀賞
『三菱 T-2』ハセガワ 1/72 ※優秀賞
「各審査員賞および全応募作品一挙掲載!」※モノクロ6ページ
「コナミコン 2015」 ※1/32フィギュアコンペの結果発表
『ロッキード S-3A バイキング』ハセガワ 1/72 ※優秀賞
『グラマン EA-6B プラウラー』ハセガワ 1/72 ※優秀賞
『Iranian New generation(?) Fighters/Saeqeh&Azarakhsh』タミヤ 1/72「ノースロップ F-5E タイガーⅡ」改造 ※優秀賞。イラン製改造機2機
『ロッキード マーチン F-16CJ [ブロック50] ファイティングファルコン』タミヤ 1/72 ※優秀賞
『ミヤコン・グレビッチ MiG-1.14』ズベズダ 1/72 ※優秀賞。ジオラマ作品
『ヤコブレフ 130 ミットン』Aモデル 1/72 ※優秀賞
『ツポレフ Tu-128UT ペリカン』Aモデル 1/72 ※優秀賞。ジオラマ作品
『ミヤシチョフ M-17 ストラトスフェラ』アニグランド 1/72 ※優秀賞。レジンキャストキット

『F-16I ファイティング ファルコン “イスラエル空軍”』ハセガワ 1/72

連載記事『オルタネイティブ モデリング ガレージ Vol.6』
『1955 Chevrolet Bel Air』モノグラム 1/32改造
『1949 Ford Tudor Custom』リンドバーグ 1/32改造

『グラマン F-14D トムキャット』ファインモールド 1/72 ※デカールの紹介記事

連載記事『飛ぶ理由 連載第25回』
『無欲飛行機 NOMAD(ノーマッド)』フルスクラッチビルド 1/32 ※小林誠によるオリジナルメカ

連載記事『夢見る翼 第46回』
『ツポレフ Tu-144』ICM 1/144

『ジービー エアレーサー』リンドバーグ 1/32 ※「ろうがんず杯」出展作品。ジオラマ作品
『三菱 A6M2b 零式艦上戦闘機 二一型』タミヤ 1/32 ※「ろうがんず杯」出展作品。ジオラマ作品
『三菱 A6M2b 零式艦上戦闘機 二一型』タミヤ 1/32 ※「ろうがんず杯」出展作品。ジオラマ作品
『川西 N1K1 強風』ハセガワ 1/72 ※「ろうがんず杯」出展作品。「強風」「二式水上戦闘機」(下記)「零観」(下記)を用いたジオラマ作品
『中島 A6M2-N 二式水上戦闘機』ハセガワ 1/72
『三菱 F1M2 零式艦上観測機 11型』フジミ 1/72

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『ヴォート OS2U-2 キングフィッシャー』モノグラム 1/48

『NOSE ART QUEEN Vol.47』野呂陽菜



 次号の特集は「Harrier Maniacs!」が予定されている。


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