Category潮寒二 1/1

潮寒二『蛞蝓妄想譜』

No image

 潮寒二『蛞蝓妄想譜』(鮎川哲也編『怪奇探偵小説集〈続〉』双葉社 1976 所収) 非常にヤバイ雰囲気の幻想的な犯罪小説。 高校生くらいの少年が精液を採取されている。警察署の一室である。精液は照合に用いられるらしい。彼はついさっき、小学校二年生の女の子を強姦し、絞殺した現場で逮捕されたのだ。被害者の女の子は、不幸にもホタル狩りに来た池のほとりで、覚醒剤中毒の少年に遭遇してしまったのだった。 ひとしきり取調...

  •  2
  •  0