MODEL Art (モデルアート) 2016年 12月号 No.954

 

 MODEL Art (モデルアート) 2016年 12月号 No.954

 前にも書いたけど、表紙が↑こんな感じでなんかのテキストっぽい特集のときって、なぜかかっこいい作例が載ることが多いので今回も楽しみだ。

 今回の特集は「フィニッシュワーク攻略大作戦」。特集の作例は「フジドリームエアラインズ エンブラエル 175」1例だけだが、「金属表現」「蛍光塗料」「デカールと塗装の色合わせ」そして「研ぎ出し」など、プラモ作ってて(塗ってて)失敗しやすい、いわゆる「鬼門」ネタががっつり解説されていて、とても興味深かった。
「研ぎ出し」については今年の7月号の感想で「もっと解説してほしい」っぽいことを書いたけど、今回は2ページ使って解説されている。とはいえ研ぎ出しは、どのクリアー塗料を選ぶか、塗料とデカールの相性はどうか、乾燥時間はどのくらいか、トラブル発生時のリカバリーは?? などなど、経験や偶然が左右することが多いから、今回もさらっと解説。自分はGS Iクレオスの「Mr.スーパークリアー スプレー」を缶から出して「Mr.レベリングうすめ液」でほんの少し薄めてエアブラシで吹いている(デカールを貼ってないときはそのまま使うこともある)。今のところデカールのトラブルもないし、乾燥にじっくり時間をかければ綺麗に研ぎ出せる。スプレーのノズルのままでもかなり使いやすいと思う。

 今月号は予想通り作例がとても充実していた。まず目を引いたのがファインモールドの新製品1/48「九六式艦上戦闘機」だ。キットの出来もさることながら、作例のシルバーの仕上げが抜群に美しい。九六艦戦は三菱の飛行機の中でも特にキュートな機体で(独断)、緑々してる海軍機にあって塗装も派手で見栄えがいい。作例は「二号二型」「四号」の2例で、前述の通りどちらの機体も美しく仕上げられているが、機体の表面に精密なリベットが打たれた「四号」よりも、クリーンな仕上げの「二号二型」の方が好みだった。
 アオシマの「OH-1」は先月発売されたばかりの待望のキットで、早速レビューが載った。このキット、自分も買ってきて仮組みしているが、記事では削って薄くするポイントやマスギングのコツなんかが書かれていて参考になる。最低でもHUDにホログラムフィニッシュを貼るのは真似したいと思う。明野ではじめて実機を見たのはずいぶん前のことになるが、こうしてお手頃サイズでキットが出るとは思ってなかったので感慨深い。

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 それにしても最近の自衛隊関連キットの元気さは嬉しい限り。今月号でもこの「OH-1」のほかに、連載記事の『モデリングJASDF』では海自の「US-2」(アオシマ1/144)、「NEW KIT REVIEW」では「10式戦車」(タミヤ1/48)が取り上げられている(自衛隊関連といえば今月は雑誌『Model Graphix』でも自衛隊特集をやってたので本誌と一緒に買ってきました)。
 あと、なにこれかっこいい! って思ったのがエブロの1/20「ロータス type 88B」。予選にさえ出られなかった曰くつき物件だけど(だからこそ)、ぞっとするようなかっこよさ。美しく磨き上げられた作例も素晴らしいし、途中写真を3ページにわたって掲載した製作記事も見応えがあった。最近はF1買ってなかったんだけど、これはやばい。

 第27回ピットロードコンテスト 審査結果発表!
 第76回パチッコンテスト 受賞作品発表
 第8回ミニキヤコン「M10駆逐戦車を作ろう」審査結果発表



 - 作例リスト (掲載順) - 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他

連載記事『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記 Vol.12』
『日本海軍 軽巡洋艦 龍田 1944』ハセガワ 1/700
『日本海軍 通報艦 龍田 1903』フォーサイト 1/700 ※レジンキット

連載記事『日本機大図鑑 連載第139回』
「七試艦上戦闘機 (2)」

特集「フィニッシュワーク攻略大作戦」
『フジドリームエアラインズ エンブラエル 175』タミヤ 1/100

特別記事
「ポルシェ962GTi RLR “伊太利屋スポーツ” ルマン24 1990 No.43」ヴィジョン 1/43 ※塗装済み完成品の紹介記事

連載記事『モデリングJASDF 251回』
『海上自衛隊 救難飛行艇 US-2』アオシマ 1/144

連載記事『LED大作戦 VOL.13』
『MiG-29SMT Fulcorum (9.19)』トランペッター 1/72

NEW KIT REVIEW
『帝国海軍 九六式二号二型艦上戦闘機』ファインモールド 1/48
『帝国海軍 九六式四号艦上戦闘機』
『陸上自衛隊 観測ヘリコプター OH-1 ニンジャ』アオシマ 1/72 ※アオシマ1/72「陸上自衛隊 3 1/2t 航空燃料タンク車」の作例も掲載
『アメリカ陸軍 M60 パットン』ドラゴン 1/35
『陸上自衛隊 10式戦車』タミヤ 1/48
『Team Lotus type 88B 1981』エブロ 1/20
『SU-122 初期生産型 フルインテリア(内部再現)』ミニアート 1/35 ※タミヤ1/35「マーダーⅡ」を用いたジオラマ作品
『日本海軍 特型駆逐艦Ⅱ型 綾波』ヤマシタホビー 1/700 ※「吹雪」の作例も掲載

連載記事『北澤志朗のネオヒストリックガレージ 連載第77回』
『マツダ・ファミリア 323』フジミ 1/24

連載記事『FOLLOW YOUR HEART 第31回』
■『マクロスゼロ SV-51γイワノフ機/α量産機』ハセガワ 1/72

連載記事『ジオラマ大作戦 NO.6 爆撃後の廃墟を作る(3)』
『Ⅳ号戦車』ミラージュホビー 1/72 ※ジオラマ作品



 というわけで、とても楽しめる一冊だった。どうしても仕上げが上手くいかないって人には特におすすめ。次号の特集は「ハウツービルド タミヤ 1/48 F-14A トムキャット(仮題)」。それから「モデルアート創刊50周年 誌上特別展示会」。



チームロータス タイプ88B 1981』エブロ 1/20


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MODEL Art (モデルアート) 2016年 11月号 No.952

 

 MODEL Art (モデルアート) 2016年 11月号 No.952

 やばい、9月どこいった?? イリヤの最終回まだ見てねーよって感じの、非常に余裕のない日々を過ごしてますが、今月は喜ばしいことに、ついにアオシマの「OH-1」が出ました! (買いました! ) あと今月号を見て「三笠」を買い逃してることに気付いたけど(プラモ屋の店頭になかった)、年末にフルハルモデルが出るらしいのでそっちにしようかな……。

 そんな1/700「三笠」の精密な作例が載ってる今月号の特集は「塗色とツヤで魅せる艦船模型」。先月号に続いて塗装関連の特集だ。といってもアプローチは全然違っていて、実機の塗色にとことんこだわった前号に対して、今月は模型映え優先。作例は5例と少なめだが、「三笠」・コントラスト強調、「サトラガ」・迷彩、「長門」・ウェザリング、「伊36」・光沢仕上げ、「あたご」・マルチグレーと、それぞれの作例の狙いが明確でとても分かりやすかった。特に「三笠」の作例はエッチングパーツを使用した精密なもので、それが明暗を強めた塗装で引き立てられている。実際に製作する際には参考にしたいと思う。明度の異なるグレーで各面を塗った「あたご」の記事には、「これはこれで十分アリ」ってキャプションの付いた単色の作例が再掲されているが、比べてみれば違いは一目瞭然。今回の作例では面のパキッとした感じが印象的で、よりイージス艦らしく感じられた。また作例の他には、本誌のモデラーが用いている「軍艦色」「木甲板色」「リノリウム色」「艦底色」がずらっと紹介されていて、これが興味深かった。並んだ色見本の色調はびっくりするほどバラバラだった。
 今回紹介された各種の技法は、AFVモデルではすっかり定着していて、今回の特集はそれを艦船模型に本格的に用いてみようってもの。AFVモデルと異なる点があるとすれば、それは1/350~1/700という艦船モデルの標準的なスケールで、縮尺の小さい明暗を不自然にならずにどうやって描くのかってところが最大のポイントになっている。

 最初に書いた方が良かったような気もするが、今月号はとても見応え読み応えがあった。先月休載していた連載記事、『FOLLOW YOUR HEART』では、『禁断の惑星』(1956)の「ロビー・ザ・ロボット」をチョイス。連載第30回記念だからってわけではないだろうけど、いつも以上に素晴らしい仕上がりだった。このキット、「ロビー」がヒロイン(かわいい)を抱き上げた有名なポスターの絵柄(DVDのジャケ絵にもなってます)を立体化してるんだけど、元はかなりポップな感じのイラスト。ヒロインのキットをどう処理するかで相当悩みそうなところを、作例ではキットの各所に手を入れ、イラスト調の彩色で美しく仕上げている。今回のような古典SF路線のキットって、最近色々出ているわりに取り上げられることが少ないので、これからもガンガン取り上げて欲しい。別冊が出たら買って感想書きます。

「ニューキットレビュー」でも下のリストの通り、メジャーかつ振り幅の大きい(複葉機とフランカーとか)作例が並んでいて楽しい。中でも目を引いたのがラリー車専門のメーカー、ベルキットの『フォードエスコート RS1600 Mk1』。作例はストレートと改造の2例で、どっちも丁寧に仕上げられた見事な作例だった。デカールがあればあとは小改造で、バンパーレスのレース仕様が作れるのだとか。この「エスコート」はベルキット初の旧車のキットなんだけど、これまで確かイタ車のキットは出てないと思うので、今後の展開に期待。四角い車かっこいい。「ニューキットレビュー」では他に、使い込まれた雰囲気の「マーダーⅠ」や、精密でメリハリのあるモールドの「ソッピース・ドルフィン」が印象に残った。



 - 作例リスト (掲載順) - 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他

連載記事『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記 Vol.11』
『日本海軍 軽巡洋艦 天龍 竣工時』ハセガワ 1/700

連載記事『日本機大図鑑 連載第138回』
「七試艦上戦闘機」

連載記事『ジオラマ大作戦 NO.5 爆撃後の廃墟を作る(2)』
『Ⅳ号戦車』ミラージュホビー 1/72 ※ジオラマ作品

特集「塗色とツヤで魅せる艦船模型」
『日本戦艦 三笠』ハセガワ 1/700
『アメリカ海軍 航空母艦 CV-3 サトラガ』タミヤ 1/700
『日本戦艦戦艦 長門』フジミ 1/700
『日本海軍 巡洋潜水艦 乙型 伊36』アオシマ 1/350「伊37」改造
『海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご』ハセガワ 1/450

特別記事
「ポルシェ911(993) カレラ RS 1995 (日本仕様)」ヴィジョン 1/43 ※塗装済み完成品の紹介記事

連載記事『モデリングJASDF 250回』
「今月は緊急企画 ついに姿を現した空自ステルス戦闘機!! F-35A」

情報
■「土居雅博のマレーシアスケールホビーショー2016 レポート第4弾 ジオラマ編」
「1/48 全長約1.4mのフルインテリアキット U-BOAT」 ※トランペッターのニューキットの紹介記事

NEW KIT REVIEW
『ソッピース 5F.1ドルフィン(プレミアム版)』コッパーステートモデル 1/48
『陸上自衛隊 61式戦車(改修型)』ファインモールド 1/35
『Sd.kfz.135 マーダーⅠ7.5cm対戦車自走砲』パンダホビー 1/35
『フォードエスコート RS1600 Mk1 ティモ・マキネン』ベルキット 1/24
『フォードエスコート Mk1 アラン・マン・レーシング仕様(改造作例)』
『T-35 ソビエト重戦車』ズベズダ 1/35 ※ジオラマ作品
『Su-33UB フランカーD』トランペッター 1/72

連載記事『FOLLOW YOUR HEART 第30回』
■『「禁断の惑星」ロビー・ザ・ロボット ポスターエディション』ポーラライツ 1/12

連載記事『北澤志朗のネオヒストリックガレージ 連載第76回』
『トヨタ クラウン2000ターボ (S110)』フジミ 1/24

連載記事『LED大作戦 VOL.12』
『トヨタ GT-One TS020』タミヤ 1/24

「でものはつものうごくもの 空撮用&レース用 ハイエンドドローン体験」



 次号の特集は「工作別 フィニッシュワーク攻略大作戦(仮題)」。それから「OH-1」の作例がいよいよ掲載される。楽しみ!



海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご』ハセガワ 1/450


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MODEL Art (モデルアート) 2016年 10月号 No.950

 

 MODEL Art (モデルアート) 2016年 10月号 No.950

 もう8月も終わりだ。めっちゃ早かった。結局この夏はどこにも行けなかった。好きな本がどちゃっと出たおかげで、読書だけはいつもより捗ったのが救いだ。あと映画も見れたし。

 10月号の特集は「零戦 ~製作と、再考の基本塗粧~」。「何はともあれ零戦」って人にはオススメの一冊です。「零戦」の塗装については古くから色々な雑誌で取り上げられてきたけど、今回のような贅沢なページの使い方をした雑誌はこれまでなかったのではないだろうか。店頭でぴらぴらっと中身を見て、まず思ったのが「なんだこりゃ」。特集のカラー10ページが「色見本」で埋まってる(当然解説は付いている)。おかげで作例は3例、しかもすべて同一のキットである。
 そんな感じの特集なのだが、意外にもとても楽しく読む(眺める)ことができた。これまでも何度か書いてきたが、特集はやはりジャンルを絞った方が面白い。まあ、今回の特集は絞りに絞りきって、料理本買ったのに香辛料のことしか書いてなかったみたいになっているけど、色見本を見ながら自分のイメージしてた色より暗いなあとか(←ほんと暗いと思った)、明るいなあとか思ったり、過去作を引っ張り出してきてぐあっとなったりするのも一興かと。もちろん詳しい人ほどより深く楽しめることと思う。
 で、その「色見本」の出典は、国会図書館所蔵の『仮規 117 別冊 海軍航空機用塗料色別標準』と『日本航空機規格 航格 8609 航空機用塗料色別標準』という超貴重な資料だ。特集では繁雑(?)な手続きの末スキャンされたその色見本に、FSカラーチャートなどの各種カラーチャートを並べて誌面を構成している。作例は上記の通りハセガワの1/32「52型丙」2例と、その改造の「42型」1例。それと各社の日本海軍機向け塗料の21本分の塗装見本(プラスチックのスプーンを使ったやつ)と解説が載っている。
 通常の特集ではスケールモデルの総合誌として、他のジャンルの人にも少なからず配慮されているように感じるし、初心者向けのハウツー記事も多い。それも大切なことかもしれないが、たまにはこんな感じの特集を組んでくれると嬉しい。

 特集の他にはまずまずバランス良く陸海空のキットが取り上げられている。特にモンモデルのルノーFT-17は、門外漢から見てもかっこかわいく見える車輌で、以前本紙に作例が載った際に散々迷って、結局他社製の1/72キット(なじみ深いスケールってことで)を購入している。またトランペッターの1/35「KV-5超重戦車」の記事では、油彩を使ったウェザリングが丁寧に解説されていて、これは先月号に載っててもよかった感じ。そういえば今月号には連載記事の『FOLLOW YOUR HEART』が載ってなかった。毎号楽しみにしてるので少々寂しかった。



 - 作例リスト (掲載順) - 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他

連載記事『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記 Vol.10』
『アメリカ海軍 重巡洋艦 CA-36 ミネアポリス』ピットロード 1/700

連載記事『ジオラマ大作戦 NO.4 爆撃後の廃墟を作る(1)』
『Ⅳ号戦車』ミラージュホビー 1/72

特集「零戦 ~製作と、再考の基本塗粧~」
「再考 ~零戦の基本塗粧 ~妄想と想像によるあれこれ 番外編~」
 「三菱 零式艦上戦闘機 二一型」タミヤ 1/72 ※再掲
 「三菱 零式艦上戦闘機 二一型」ハセガワ 1/48 ※再掲
 「三菱 零式艦上戦闘機 一一型」ハセガワ 1/48 ※再掲
 「三菱 零式艦上戦闘機 二一型」ハセガワ 1/48 ※再掲
 「三菱 零式艦上戦闘機 三二型」
 「三菱 零式艦上戦闘機 二二型」タミヤ 1/48 ※再掲
 「三菱 零式艦上戦闘機 五二型丙」ハセガワ 1/48 ※再掲

『三菱 A6M5c 零式艦上戦闘機 52型丙』ハセガワ 1/32
『三菱 A6M5c 零式艦上戦闘機 52型丙』ハセガワ 1/32
『三菱 A6M4 零式艦上戦闘機 42型』ハセガワ 1/32「52型丙」改造

特別記事
「ロケットバニー・バンデム」イデア 1/18 ※塗装済み完成品の紹介記事

「マレーシアスケールホビーショーレポート」
『F/A-18C ホーネット』アカデミー 1/32 ※ジオラマ作品

連載記事『モデリングJASDF 249回 海上自衛隊 救難飛行艇 US-2を作る』
『海上自衛隊 救難飛行艇 US-2』アオシマ 1/144

NEW KIT REVIEW
『英国航空母艦 HMS ハーミーズ インド洋セイロン沖海戦』アオシマ 1/700
『T-33A 練習機 初期型 米・独・伊』グレートウォールホビー 1/48 
『MIG29S (9.13) ソビエト戦闘機』ズベズダ 1/72 
『アメリカ M10 駆逐戦車(中戦車)』タミヤ 1/35 ※ジオラマ作品
『ソビエト軍 KV-5超重戦車』トランペッター 1/35
『日本陸軍 ルノー 甲型戦車』モンモデル 1/35 ※ジオラマ作品

連載記事『北澤志朗のネオヒストリックガレージ 連載第75回』
『トヨタ AE86 スプリンター・トレノ GT-APEX ’85』アオシマ 1/24

連載記事『日本機大図鑑 連載第137回』
「九六式艦戦の吊上要領」

連載記事『LED大作戦 VOL.11』
『ホンダ EF3 シビック Gr.A』BEEMAX 1/24 ※「アコード」も再掲

「でものはつものうごくもの」
「2.4GHz 4ch 3G ミニプレーン RTF キット」ハイテックマルチプレックスジャパン 1/35

「2016 東武タミヤモデラーズコンテスト 審査結果発表」
「イエローサブマリン秋葉原本店★MINT 第8回 1/144飛行機模型コンテスト 審査結果発表」



 次号の特集は「ひと工夫加えてマンネリ解消!! 塗装とツヤで魅せる艦船模型(仮)」。OH-1はまだかなー。


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MODEL Art (モデルアート) 2016年 09月号 No.948

 

 MODEL Art (モデルアート) 2016年 09月号 No.948

 本誌の特集はジャンル問わずわりと楽しく読んでいるのだが、今月号の久々のAFV特集(去年の12月号ぶり)は正直なところあまりピンとこなかった。自分がメインで集めてる(作ってると言えないのが非常に辛い)のは飛行機なんだけど、新しいツールやマテリアルにはミーハーな興味があって、使うあてもないのにテクスチャーペイントやウェザリング用の塗料を買ってたりする。なので結構楽しみにしてたんだけど……。
 今回の特集で「塗装とウェザリング」に関するハウツーっぽい記事は「ピグメント、ペースト、パステル… 続々登場でマテリアルの ”戦国時代” 到来!? マテリアル&ウェザリング手法のいろいろ」という、冒頭の簡単な解説記事(2ページ)くらいだった。あとはほとんど通常のAFVキットの製作記事と変わらない内容で、いくつかの作例は門外漢から見ても、かなり個性(作家性)が強いように感じられた。その結果「簡単な解説記事」に続いて、唐突に「個性の強い作例」が出てくるから、ハウツー系の特集を期待していると戸惑ってしまうと思う。ここはまず「実物のこの汚れをこのマテリアルを用いてこんな感じで表現する」という解説から、時短&お手軽な汚しの「LVT-4」をもう少し詳細に(これをメインにしてもよかったかと思う) →「個性の強い作例」って感じの、段階を踏んだ構成が必要だったのではないだろうか。また新製品とはいえ「塗装とウェザリング」特集にはイマイチ向いてない車輌が多かったような気もする。

 連載記事の『FOLLOW YOUR HEART』ではまたしても『バトルスター・ギャラクティカ』。メビウスモデルの「コロニアル・ワン」が取り上げられている。ぼちぼち『ギャラクティカ』の別冊ができそうなくらい作例が揃ってきてると思う。出たら購入してここで感想書きます。それにしてもこのキットの作例が載るのって、多分この連載だけなんじゃないかな。同じく連載記事の『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記』には、フジミの1/700「ぶら志゛る丸」とフルスクラッチの「りおで志゛やねろ丸」という白黒の塗装が美しい商船の作例が並んでいる。今回はフルスクラッチの途中写真も載っていて、「商船のフルスクラッチは、各階層ごとに製作、塗装を済ませるのがコツ」とのこと。考えてみれば最も手堅い手順なんだろうけど、なんだかすごい。精密な工作が必要そうだ。しかしこの配色の船はかっこいいな。
「NEW KIT REVIEW」ではタミヤのニューキット1/24『フェラーリ FXX K』、イタレリの1/32『ミラージュⅢC』、ヤマシタホビー の1/700『日本海軍特型駆逐艦 響』などが取り上げられている。これらの記事は、製作の際のチェックポイントや、途中写真、バリエーションキットとの比較写真などで構成される行き届いたもので、製作に有用なばかりでなく物欲も刺激される。あと今月号はイベントレポートの記事が多かったが、せっかくなので人物の画像よりも展示作品の画像を多く載せて欲しいと思った。



 - 作例リスト (掲載順) - 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他

連載記事『ジオラマ大作戦 NO.3 オスプレイのジオラマを作る(3)完結』
『MV-22 オスプレイ』トミーテック 1/144 ※ジオラマ作品

連載記事『FOLLOW YOUR HEART 第29回』
■『バトルスター・ギャラクティカ コロニアル・ワン』メビウスモデル 1/350

連載記事『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記 Vol.9』
『大阪商船 りおで志゛やねろ丸』フルスクラッチ 1/700
『大阪商船 ぶら志゛る丸』フジミ 1/700

特集「AFVモデルの塗装とウェザリング」
『現用米 M1A2 SEP エイブラムス TUSKⅠ/TUSKⅡ/M1A1 TUSK (3in1)』ライフィールドモデル 1/35
『アメリカ主力戦車 M1A2 SEP TUSKⅠ/TUSKⅡ』モンモデル 1/35 ※ジオラマ作品
『イギリス主力戦車 チーフテン Mk.11』タコム 1/35
『T-44 ソビエト中戦車』ミニアート 1/35 ※ジオラマ作品
『陸上自衛隊 75式 自走155mmりゅう弾砲』モノクローム 1/35
『LVT-4 ウォーターバッファロー 初期型』AFVクラブ 1/35

特別記事
「ランボルギーニ・ディアブロ SE30 1993」アイドロン・メイクアップ 1/43 ※塗装済み完成品の紹介記事
「ランボルギーニ・ムルシエラゴ LP670-4 SV 2009」

■『リボルテック ダンボー・ミニ零戦』海洋堂 ノンスケール ※塗装済みフィギュアのリペイント

連載記事『モデリングJASDF 248回』
『航空自衛隊 主力戦闘機 F-15J イーグル』プラッツ 1/72

「マレーシアスケールホビーショーレポート」
『ハンガリー空軍 Mi-24 HIND スペシャルマーキング』トランペッター 1/35 ※ジオラマ作品
『US NAVY A-6A イントルーダー』トランペッター 1/32 ※飛行甲板のジオラマ作品

NEW KIT REVIEW
『ユンカース Ju87 B-1 スツーカ』エアフィックス 1/72 
『ミラージュⅢC』イタレリ 1/32 
『日本海軍特型駆逐艦 響』ヤマシタホビー 1/700 ※「吹雪」も掲載
『フェラーリ FXX K』タミヤ 1/24 ※「ラ フェラーリ」も掲載

連載記事『LED大作戦 VOL.10』
『HONDA DREAM CB400FOUR』アオシマ 1/12

「でものはつものうごくもの」
「RC VS タンク」青島文化教材/スカイネット 1/72

連載記事『日本機大図鑑 連載第136回』
「九六式二号艦上戦闘機」

「マレーシアスケールホビーショーレポート」
『マレーシア空軍(RMAF) Sukhoi Su-30』トランペッター 1/72

連載記事『北澤志朗のネオヒストリックガレージ 連載第74回』
『ニッサン・シルビア K’s』タミヤ 1/24



 次号の特集は「零戦 〜 製作と、再考の基本塗粧(仮題)」で、ハセガワの1/32新キットがメイン。機体色の考察もやるらしい。


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MODEL Art (モデルアート) 2016年 08月号 No.946

 

 MODEL Art (モデルアート) 2016年 08月号 No.946

 今月号の特集は人気機種「F/A-18 ホーネット」。1/32〜1/72スケールの各社のキットが取り上げられている。全体に派手めなマーキングで、ややレガシーホーネット多めなのが嬉しいところ。ざっくりしたスーパー化が視覚的に伝わるスーパーホーネットも面白いけど、レガシーホーネットのスマートな機体はやっぱかっこいい。と、こんな感じで書くとホーネット大好きっぽいけど、実はきちんとキットを作ったことがない。かなり以前に1/72を組み立ててなぜか明灰白色で筆塗りしたのが唯一で、1/48にいたってはキット自体買ったことがないはず。それでも何となく親しい感じがするのは、ロングスパンながら定期的に新製品が出て、模型雑誌でしっかり取り上げられてるからだと思う。今回も最近出たキネティックの新キットに合わせての特集かと思いきや、トップを飾ったのはハセガワの1/48「F/A-18C」。20年以上前に出たベテランキットだが、作例では徹底的なリサーチを行い特定の時期の特定の機体(2007年の厚木、VFA-192)を見事に再現している。記事の構成もとても見やすく、分かりやすかった。
 表紙に載ってるキネティックの最新キットは外翼を折り畳んだ状態で製作。畳んだ外翼が最初から別パーツで用意されていて、展開した状態のパーツを切断して取り付ける親切設計らしい。記事では各パーツのチェックをはじめ、「換気扇用フィルター」を用いたムラムラ塗装といった面白いテクニックが紹介されている。あとp.29の逆光気味の写真がかっこよかった。特集では作例の他に、機体の開発や特徴についての18のトピックス、1/48キットの比較記事が載っている。

 特集の他にも魅力的なキットが多かった。まず連載記事の『FOLLOW YOUR HEART』の「バットモービル」(バットマンカー)。マイケル・ジャクソンが欲しがったという1989年製のバットモービルでも、2005年製のタンブラーでもなく、1966年の実写ドラマに登場した車輌だ。古い作品だがWOWWOWでもやってたし、以前はビデオも出てたので見たことがある人も多いかと思う。デデデデデデデデ、デデデデデデデデという軽快なテーマと、ふたっとした体型にゆるいグレーのスーツ姿のバットマン(最近メビウスモデルからフィギュアのプラモデルが出ました)が印象的で、今見るとさすがにネタっぽいのだけれど、このバットモービル(バットマンカー)に関しては今見てもガチでかっこいい。いまだに新しいミニカーが作られているところを見ても、この車の人気ぶりが窺えると思う。作例ではアメ車らしいピカピカギラギラの仕上がりで、バットマンとロビンも乗ってる充実ぶり。この連載、いつも2ページなのがほんともったいない。
「NEW KIT REVIEW」にはアオシマの消防車が載ってた。色々なジャンルのファンを泣かせ続けているアオシマの、「ワーキングビーグル」という新シリーズのキットだ。作例は「化学消防ポンプ車」と「はしご付き消防車」の2例で、1/72ながら超精密なキットの全容をよく伝えている。おまけで出初め式の「はしご乗り」(1/72フィギュア改造)まで製作。今回の記事で初めて知ったのだが、「化学消防ポンプ車」には遠隔操作で動く「自走放水砲」という小型車輌が搭載されていて、必要に応じて後部からゾロメカ(もしくはITCメカ)みたいに発進するらしい。キットはこの「自走放水砲」も抜かりなく再現、記事には実車の写真も掲載されている。他にも「NEW KIT REVIEW」では1/48「RF-84F」、1/72「飛燕Ⅱ型改 涙滴風防」など気になるキットが複数紹介されていた。今回はフジミ「OH-1」の続報がなかったが、もうすぐ発売されるハセガワの1/700「三笠」のテストショットが掲載されている。



 - 作例リスト (掲載順) - 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他

連載記事『FOLLOW YOUR HEART 第28回』
『1966 バットモービル w/バットマン&ロビン フィギュア』ポーラライツ 1/25

連載記事『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記 Vol.8』
『日本海軍軽巡洋艦 球磨』タミヤ 1/700改造 ※1930年頃の状態に改造

特集「ハウツービルド F/A-18 ホーネット」
『F/A-18C ホーネット ‘VFA-192 ゴールデンドラゴンズ 2007’』ハセガワ 1/48
『F/A-18C ホーネット』ハセガワ 1/48
『F/A-18D ホーネット』
『F/A-18C ホーネット アメリカ海軍/スイス空軍/フィンランド空軍/トップガン』キネティック 1/48
『アメリカ海軍 F/A-18F スーパーホーネット』トランペッター 1/32
『F/A-18F スーパーホーネット』ハセガワ 1/72 ※飛行甲板のジオラマ作品

連載記事『LED大作戦 VOL.9』
『F/A-18F スーパーホーネット VFA-103 ジョリーロジャース』ハセガワ 1/72 

連載記事『モデリングJASDF 247回 Aggressor Archive vol.16』
「飛行教導群 小松基地に移動完了」

特別記事
「ランボルギーニ・ミウラ P400 SV 1971」アイドロン・メイクアップ 1/43 ※塗装済み完成品の紹介記事

NEW KIT REVIEW
『三式戦飛燕Ⅱ型改 涙滴風防』アオシマ 1/72
『Do 335 A-0 Pfeil』造形村 1/32
『リパブリック RF-84F サンダーフラッシュ』タンモデル 1/48
『陸上自衛隊 60式自走106mm無反動砲 B型』ファインモールド 1/35 ※ジオラマ作品
『フランス軽戦車 AMX-13』タミヤ 1/35 ※ジオラマ作品
『ロシア ZSU-23-4 シルカ高射機関砲』モンモデル 1/35
『化学消防ポンプ車 大阪市消防局 C6』アオシマ 1/72
『はしご付き消防車 大津市消防局 東はしご1』

連載記事『日本機大図鑑 連載第135回』
「零戦のアンテナ支柱」

連載記事『北澤志朗のネオヒストリックガレージ 連載第73回』
『ホンダ・シティR』マイクロエース 1/24

連載記事『ジオラマ大作戦 NO.2 オスプレイのジオラマを作る(2)』
『MV-22 オスプレイ』トミーテック 1/144

「第8回 タミヤ プラモデルファクトリー新橋店 モデラーズコンテスト審査結果発表」



 次号の特集は「AFVモデルの塗装とウェザリング(仮題)」。


 

はしご付き消防車 大津市消防局 東はしご1』アオシマ 1/72


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MODEL Art (モデルアート) 2016年 07月号 No.944

 

 MODEL Art (モデルアート) 2016年 07月号 No.944

 今回の特集は「仕上げで差がつく オーバーコート塗装」。例によってプラスチックのスプーンが並んだ塗装関連の特集だが、「オーバーコート」に絞っての特集はこれまでに無かったように思う。なにせクリアー塗料やトップコートは無色透明、ちょっと考えただけでもめっちゃ地味な特集になりそうだ。そこで今回はMotoGPの「レプソル ホンダ RC213V」や漆黒のハコスカなど、派手めな作例で紙面作りがされている。印象としては初心者〜一通り基本塗装ができる人向けって感じ。
 スプーンを使って解説される塗料の数は、国内で手に入りやすいビン、缶スプレー30本。スプーンのサンプルは見た感じはあまり変わらないけど、塗料1本ずつに解説があって実用性が高い。ハコスカの作例ではウレタンクリアーが用いられている。自分はもっぱらGSIクレオスのスーパークリアー(グレーの缶のやつ)の3種を、毎回ちまちまピースコンに移して、さらに希釈して使っている(以前はモデラーズのスプレーを使ってました)。今のところ目立ったトラブルはない。「オーバーコート」の特集なので「研ぎ出し」にはさらっと触れられているだけだが、下に塗った塗料がデカールに染み込んでしまう「染み上がり」についてはテストピースを用いて詳しく解説されている(プラスチックの顔料の染み上がりについての解説はなし)。超珍しいクリアー塗料の特集なので、この機会にもっと「研ぎ出し」の解説があってもよかった。すっかりお馴染みになった成型色を生かした作例(M1A1)も、いつもより詳しめに載っている。

 連載記事の『FOLLOW YOUR HEART』では今回ペガサスの「T-800」5体セットが取り上げられている。前に作例が載った1/32「ハンターキラー」と同スケールのキットなので、並べて飾れば見栄えが良さそう。
「NEW KIT REVIEW」でもエアフィックスの1/72「アブロ シャクルトン MR.2」、AFVクラブの1/35「ハスキーMk.Ⅲ 地雷探知機搭載車」、ハセガワ1/24「ホンダ N360」など、渋めのキットが丁寧に解説されている。1つの作例に4~6ページ割かれているのが嬉しい。あと、終わったばかりの静岡ホビーショーの速報に、ハセガワの1/700「三笠」、BEEMAX1/20「ブラバムBT52」などなど気になるキットが沢山載ってた。タミヤの1/24「フェラーリFXXK」は6月中旬、ずーっと気になってたフジミ1/72「OH-1」はいよいよ7月に発売予定。



 - 作例リスト (掲載順) - 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他

連載記事『FOLLOW YOUR HEART 第27回』
■『ターミネーター2 T-800 エンドスケルトン (5体セット)』ペガサス 1/32 ※ジオラマ作品

連載記事『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記 Vol.7』
『イギリス海軍 重巡洋艦 HMS ロンドン』HPモデルズ 1/700 ※レジンキット

特集「仕上げで差がつく オーバーコート塗装」
『レプソル Honda RC213V ’14』タミヤ 1/12
『NISSAN スカイライン GT-R 2000 ストリートカスタム』タミヤ 1/24
『TOYOTA クラウン ハイブリッド ロイヤルサルーン G ’12』アオシマ 1/24
『F-16C/N “アグレッサー/アドバーザリー”』タミヤ 1/48 ※作例は2例
『アメリカ戦車 M1A1 マインプラウ』タミヤ 1/35

連載記事『モデリングJASDF 246回 Aggressor Archive vol.15』
「飛行教導群 識別塗装 2016」

特別記事
「ポルシェ 959 1986」アイドロン 1/43 ※塗装済み完成品の紹介記事

連載記事『ジオラマ大作戦 NO.1(新連載) オスプレイのジオラマを作る(1)』
『MV-22 オスプレイ』トミーテック 1/144 ※今回はベースの製作

特別記事
「伊四〇〇」アシェット・コレクションズ・ジャパン 1/100 ※分冊マガジンキットの紹介記事

NEW KIT REVIEW
『アブロ シャクルトン MR.2』エアフィックス 1/72
『ハスキーMk.Ⅲ 地雷探知機搭載車』AFVクラブ 1/35
『ホンダ N360 (NⅡ)』ハセガワ 1/24
『米国海軍戦艦 BB-43 テネシー 1941』ピットロード 1/700
『英国海軍戦艦 クイーン・エリザベス 1941』ピットロード 1/700
『海上自衛隊 イージス艦 あしがら』アオシマ 1/700 ※GSIクレオス「Mr.カラー」の新色「海上自衛隊護衛艦カラーセット」の記事

連載記事『LED大作戦 VOL.8』
『Studie BMW Z4 GT3 #7』フジミ 1/24

連載記事『日本機大図鑑 連載第134回』
「零戦五二型 のアンテナ支柱」

連載記事『北澤志朗のネオヒストリックガレージ 連載第72回』
『ホンダ・ビート PP1』アオシマ 1/24



 次号の特集は「ハウツービルド ホーネット(仮題)」。「NEW KIT REVIEW」ではアオシマの消防車、1/72「飛燕」などが予定されている。

 

ホンダ N360 (NⅡ)』ハセガワ 1/24


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MODEL Art (モデルアート) 2016年 06月号 No.942

 

 MODEL Art (モデルアート) 2016年 06月号 No.942

 ハセガワ1/450の「信濃」が表紙の6月号、今月も物欲を刺激するバラエティに富んだキットが紹介されている。特集は「創意工夫とディティールアップで楽しむ 艦船模型2016」。昨年8月号の「武蔵」以来、久々の艦船特集だ。作例は1/350、1/450、1/700スケールのキットが7例+1/72の艦載機という標準的な数で、プラ材を使った細かなディティールアップや海面ベースの製作が丁寧に解説されている。特にこりゃすごいって感じた記事が二つあった。まずは海面ベースを製作する過程を画像で解説した記事だ。スタイロフォームを電動ツールでガリガリ削って見事な波濤を造形している。手順が分かっても、実際に作るとなると悩んでしまいそうな記事だが、作例の出来栄えは実感たっぷりで実に素晴らしい。波頭をコットンを用いて表現するなど芸も細かい。海面については呉軍港のジオラマでも解説されていて、モーリンの「海面作成素材セット」を用いて、もう少し凪いでさざ波が立ったくらいの海面を製作している。
 特集の中で、……というか今月号の中で、一番驚かされたのはアオシマ1/700『日本海軍 給油艦 速吸』の記事だった。艦名の読み方も分からない(そのまま「ハヤスイ」と読むらしい)未知の艦船のキットが、プラ材や金属線など身近な素材で繊細にディティールアップされている。なにが凄いって「アンカーチェーン」の再現。0.12mmの銅線を4本使って、極細のチェーンを製作しているのだ。不覚にも感動してしまったのだが、この方法って艦船の人にはポピュラーなのかな? 細いチェーンはわりと欲しくなる事が多くて、これまではモノクロームの極細チェーンを使う事が多かったのだが、こんな方法があったとは。
 ところでこの「速吸」のように、マイナーで裏方な仕事に従事した艦船を「地味艦/ジミ艦」と言うらしいのだが、門外漢からすると甲板の形が変だったり、独特の設備がドンと付いてたりして、むしろ面白く感じる事が多い。見た目でついふらふらっと買ってしまうのはこの種の船だ。

 今月号で特に気になるキットだったのが、「特別記事」のキネティックの1/48「シュペルエタンダール」だ。好きさ加減については前にも書いたけど、このキットについては買うつもりは無かった。最近1/48のキットばかり増えて困るってのが、あるような無いような理由だったんだけど、こうして完成品を見るとやっぱり欲しくなってしまう。記事内でも言及されているが、キットはあちこちにヒケが生じていたり、あまり表面の状態が良くない様子。それでも外形はいい雰囲気で、エッチングパーツも付属しているとか。作例はなんとも言えない微妙な色味の機体に、アルゼンチン空軍の鮮やかなマーキングがよく映えている。データがあるなら1/72でも出して欲しいんだけど、売れないのかなー。
 NEW KIT REVIEWでは「MiG-31」が取り上げられている。またしても1/48スケールの、アヴァンギャルドモデルの最新のキットだ。こちらはキット状態がやや緩い感じの「シュペルエタンダール」に比べると、とても端正な出来のキットらしい。作例からもカッチリとした雰囲気がよく伝わってくる。NEW KIT REVIEWには他に、ゴツくてものものしいサファリラリー仕様の「セリカ ’85」(アオシマ・BEEMAX1/24)、タミヤの新製品1/35「ソビエト自走砲 SU-76M」などの作例が掲載されている。



 - 作例リスト (掲載順) - 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他

連載記事『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記 Vol.6』
『アメリカ海軍高速戦闘支援艦 AOE-4 デトロイト』ピットロード 1/700

連載記事『FOLLOW YOUR HEART 第26回』
■『宇宙海賊戦艦 アルカディア 一番艦』ハセガワ 1/500

特集「創意工夫とディティールアップで楽しむ 艦船模型2016」
『日本海軍 航空母艦 信濃』ハセガワ 1/450
『300t海上起重機船 [公称3324号]』トミーテック 1/700 ※呉軍港のジオラマ
『アメリカ海軍 ポートランド級巡洋艦 インディアナポリス』アカデミー 1/350 ※メインは海面ベースの製作
『日本海軍 給油艦 速吸』アオシマ 1/700
『日本陸軍 揚陸艦 あきつ丸』アオシマ 1/700
『米海軍 パラオ級潜水艦 ソードフィッシュ』アオシマ 1/700「間宮最終時&米国潜水艦シーライオン改造」
『萱場 カ号観測機』ファインモールド 1/72
『日本海軍 駆逐艦 島風 “最終時”』ハセガワ 1/350

連載記事『モデリングJASDF 245回 Aggressor Archive vol.14』
「飛行教導群 F-15DJ改 32-8083号機」

特別記事「フォークランド紛争 ~エタンダール vs シーハリアー~」
『シュペルエタンダール』キネティック 1/48
『シーハリアー FRS.1』キティホーク 1/48

NEW KIT REVIEW
『ミコヤーン MiG-31BM/BSM フォックスハウンド』アヴァンギャルドモデル 1/48
『ソビエト自走砲 SU-76M』タミヤ 1/35 ※ジオラマ作品
『TA64 セリカ ’85 サファリラリー仕様』アオシマ・BEEMAX 1/24

連載記事『LED大作戦 VOL.7』
『ST165 セリカ GT-FOUR 1991 モンテカルロラリー仕様』BEEMAX 1/24

連載記事『日本機大図鑑 連載第133回』
「零戦五二丙型 (谷水機)」

連載記事『北澤志朗のネオヒストリックガレージ 連載第71回』
『トヨタ・ランドクルザー 80 VXリミテッド』タミヤ 1/24

第14回 モデラーズコンテスト 審査結果発表



 次号の特集は「オーバーコートの科学(仮題)」。クリアー塗料の特集だ。「科学」ってのがいい。地味に楽しみ。


 

ミコヤーン MiG-31BM/BSM フォックスハウンド』アヴァンギャルドモデル 1/48


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MODEL Art (モデルアート) 2016年 05月号 No.940

 

 MODEL Art (モデルアート) 2016年 05月号 No.940

 今月号は気合の入った特集をはじめ、連載記事、「NEW KIT REVIEW」でも興味深い作例がいくつも取り上げられていて、満足度の高い一冊だった。製作の参考になりそうな記事も多かった。

 特集は「空自最後? の友人偵察機 RF-4」。美しいブルーの洋上迷彩をまとった空自の偵察型ファントムだ。ファントム特集だと大味になりそうなところを、絞りに絞りに絞り込んで「RF-4」。機種としては地味だけど、見た目がキャッチーでかっこいいので、ナイスなチョイスだと思う。作例は少ないものの、関連記事は相当のボリュームで見応えあり。単に機体の情報が載ってるだけじゃなくて、いちいち模型と絡められているのが嬉しい。メインの作例は先月の『モデリングJASDF』で先行して製作がスタートしてたハセガワ1/48「RF-4E」。作例はさすがの完成度ながら、記事自体も『モデリングJASDF』をブローアップした感じの丁寧なもので、「実機観察のポイント」「航空自衛隊 RF-4E/EJフォトファイル」「イラストで見る洋上迷彩のRF-4E 913号機」などの関連記事と合わせて読む構成。青い「RF-4」のファンには迷わずオススメできる。
 写真によって全然色味が変わって見える、この洋上迷彩の微妙な色合いについても「洋上迷彩の不思議」という記事でフォローされている。特集はカラー全44ページ。

「NEW KIT REVIEW」でもかっこいいキットが複数紹介されている。アオシマの1/12「CB400FOUR」は今も根強いファンのいる(たまに近所の本屋で見かける)バイクで、実車が発売されてから40年以上経って新製品が出た。作例はストレート組みとディティールアップしたものの2例で、記事では難関「スポークの張り替え」が写真付きで解説されている。最近のキットではスポークも綺麗に抜けているから、何も張り替えなくても……って気もするけど、施工前後を見比べると違いは一目瞭然。金属線に張り替えた方はスポークの一本一本がしゃっきりしているし、リムとの接合部(立ち上がりの部分)のシャープな別体感がやっぱかっこいい。今回は他にフライホークの1/700「軽巡洋艦 オーロラ」(購入迷い中)、エデュアルドの1/72「Fw190A-8」(買います)など、物欲を刺激されるキットが取り上げられていて困った。共にディティールアップパーツを多く出しているメーカーのキットで、エッチングパーツが付属する精密なものだ。

 前回製作を開始してた「RF-4E」が特集に回った連載記事の『モデリングJASDF』では、今回1/144の空自の支援機材のキットを複数取り上げている。1/144のキットってほとんど持ってないんだけど、小さくて精密な車輌が細々と並んでるのを見ると、無性に欲しくなる。紹介されているキットは見るからに出来が良さそうな感じで、小物ファンにはオススメ。
 メビウスモデルの優遇ぶりが地味に嬉しい連載記事『FOLLOW YOUR HEART』では、今回もメビウスモデルの「マーズ・アタック!」を取り上げている。『マーズ・アタック!』(1996)というと、ご無体な火星人が大暴れするあの映画が思い出されるが、メビウスモデルがキット化したのはその映画の原案となった古いトレカのイラストの火星人。映画のとどう違うんだって気がしないでもないが、とにかくイラスト(ネット上で見ることができます)が上手く立体化されていて完成度が高い。キットにはちぎれて内臓がはみ出した死体付のベースが付属している。この連載、ほんとにもう少しページ数が欲しい。

 という感じで見応え読み応えのある一冊でした。



 - 作例リスト (掲載順) - 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他

連載記事『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記 Vol.5』
『日本海軍防護巡洋艦 吉野』フルスクラッチ 1/700

連載記事『FOLLOW YOUR HEART 第25回』
■『マーズ・アタック!』メビウスモデル 1/8 ※ベース付き作品

特集「空自最後? の友人偵察機 RF-4」
『RF-4E ファントムⅡ “航空自衛隊”』ハセガワ 1/48
『RF-4E ファントムⅡ “航空自衛隊”』ハセガワ 1/48 ※3色迷彩
『RF-4E/RF-4EJ ファントムⅡ “航空自衛隊 第501飛行隊” (2機セット)』ハセガワ 1/72 ※作例はカラーリング違いで2例
『RF-4EJ改 スーパーファントム/ワンピースキャノピー』ハセガワ 1/48改造 ※3色迷彩

連載記事『モデリングJASDF 244回 充実する支援機材で楽しむ! モデリングJASDF@144』
『航空装備品2 空自燃料給油車セット』トミーテック 1/144
『航空装備品3 空自けん引車セット』
『航空装備品4 空自ウェポンドリーセット』
『JASDF各種兵装用ローダー&カートセット』MACH3 1/144
『F-4ファントム用ラダー&地上展示機材』

連載記事『LED大作戦 VOL.6』
『F-15E ストライクイーグル ‘タイガーミート 2005’』ハセガワ 1/72

特別記事
「マツダ MX-R01 1992年 ルマン24時間耐久レース “RENOWN” #5」アイドロン・コレクション 1/43 ※完成品の紹介記事
「マツダ MX-R01 1992年 ルマン24時間耐久レース “KAJIMA” #6」

NEW KIT REVIEW
『Honda CB400FOUR 1974 MODEL』アオシマ 1/12 ※作例はストレートとディティールアップの2例
『イギリス海軍 アリシューザ級軽巡洋艦 オーロラ 1945年』フライホーク 1/700
『HEMTT M983 トラクター』トランペッター 1/35 ※『MIM-104C ペトリオット PAC-2/M901 ランチャーステーション&AN/MPQ-53 レーダー』も再掲
『Fw190A-8』エデュアルド 1/72
『McLaren Honda MP4-30 2015 Middle Season』エブロ 1/20
『アメリカ軽戦車 M24チャーフィー』タミヤ 1/35

連載記事『日本機大図鑑 連載第132回』
「F-5号飛行艇 (6)」

連載記事『北澤志朗のネオヒストリックガレージ 連載第70回』
『ニッサン・セドリック/グロリア・グランツーリズモSV』フジミ 1/24

第28回 キヤホビー模型コンテスト 審査結果発表



 次号の特集は「艦船モデルのディティールアップ」。艦船といえば連載記事の「艦船諸国漫遊記 」には今回もフルスクラッチの艦船が掲載されていた。ディティールアップと比べるとハードルは高いけど、たまにはフルスクラッチの記事も読みたい。それから次号では特別記事に「ハリアーFRS.1&シュペルエタンダール」が予定されている。「シュペルエタンダール」はキネティックのキットが取り上げられるのかな。


 マーズ・アタック!』メビウスモデル 1/8


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