Category竹書房文庫・恐怖箱 1/2

加藤一『恐怖箱 怪生』

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  加藤一編著『恐怖箱 怪生』竹書房 2011 竹書房文庫 HO-123 人間以外の生物にまつわる実話怪談を36話収録。「人間以外の生物」には植物も含まれる。それぞれの話の長さはまちまちだが、比較的長めの話が多い。構成はランダムではなく、例によってモチーフごとにゆるく分類されている。 怪談に出てきそうな生き物というと、ぱっと思いつくのがネコ、蛇、キツネ、あとタヌキは民話っぽいか。植物なら呪いの一本杉や一本松、ドク...

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加藤一『恐怖箱 仏法僧』

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  つくね乱蔵, 橘百花, 雨宮淳司著, 加藤一監修『恐怖箱 仏法僧』竹書房 2015 竹書房文庫 HO-244 竹書房文庫、実話怪談看板シリーズの一冊。三人の著者には目次を見なくてもだいたい見当がつくほど、それぞれ特色がある。単に何かを見たという話とは違って、因縁やら呪いやら背景に暗い広がりを感じさせるエピソードが多かった。実話怪談24編収録。「猫を燃やす」体験者は困り果てていた。奥さんの可愛がっている子猫を殺してし...

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加藤一『恐怖箱 超-1コレクション 彼岸花』

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  加藤一編『恐怖箱 超-1コレクション 彼岸花』竹書房 2008 竹書房文庫 HO-54 実話怪談本の感想を書き始める前に、いつも最近聞いた怖い話を一つ書いて、それをマクラにできれば……なんて思ってはいるのだが、びっくりするほど思い当たるフシがない。「言い伝え」みたいなのを書き留めたのがあるけれど、お年寄りの話が多いから実話怪談って感じがしない。キツネやカッパがバンバン出てくるし。「民話」って感じ。そこで普段から...

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加藤一『恐怖箱 学校怪談』

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  加藤一編著監修『恐怖箱 学校怪談』2015 竹書房 竹書房文庫 ありそうで無かった学校にまつわる怪談を集めた『恐怖箱』シリーズの本。おなじみの実話怪談作家がそれぞれ1〜4話のエピソードを持ち寄っている。全28話収録。一般にイメージされる「生徒が怖がる」学校の怪談とは異なる、「生徒そのものが怖い」話が含まれているのが特徴。対象となる学校も小学校〜専門学校、大学までと幅広い。 ところで学校の怪談といえば、高...

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加藤一『恐怖箱 怪泊』

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  加藤一編著, 深澤夜, つくね乱蔵, ねこや堂, 戸神重明, 高田公太, 神沼三平太, 三雲央, 鳥飼誠, 渡部正和, 久田樹生, 鈴堂雲雀, 雨宮淳司共著『恐怖箱 怪泊』竹書房 2013 竹書房文庫 子供のころ隣町で藁人形が見つかったことがある。週刊誌とかで取り上げられたらしく、ちょっとした騒ぎになった。現場は人家から離れた吹きさらしの堤防の上で、雑木が適当に生えてるばかりで街灯も何もない寂しい場所だった。さっそく数人の...

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松村進吉, 深澤夜『恐怖箱 しおづけ手帖』

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  松村進吉, 深澤夜共著『恐怖箱 しおづけ手帖』竹書房 2009 竹書房文庫 取材はしたものの様々な理由から発表されないできた話のなかから、よりすぐりを蔵出しするというコンセプトの一冊。そのためほどほどの長さの短編が並んだいつもの「恐怖箱」とは、少し異なった構成になっている。目立ったところで「異聞フラグメントA」と「異聞フラグメントB」では、こま切れの断片が「造築されたアパート」→「リフォーム済みの一軒家」...

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鈴堂雲雀, 戸神重明, 鳥飼誠『恐怖箱 空蝉』

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  鈴堂雲雀, 戸神重明, 鳥飼誠共著, 加藤一監修『恐怖箱 空蝉』竹書房 2012 竹書房文庫 以前読んだ『恐怖箱 赤蜻蛉』がこのレーベルとしてはやや変化球気味だったのに対して、本書はまさに「正調恐怖箱」って感じで、幽霊と呪いがたっぷり。全24話という収録話数からも分かるように、長めの話が多くて読み応えがあった。ただし人体が激しく損壊したり、とんでもない姿の幽霊が出たりはしないので、そういうの好きな人にはちょっ...

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鳥飼誠, 怪聞亭, つきしろ眠『恐怖箱 赤蜻蛉』

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  鳥飼誠, 怪聞亭, つきしろ眠共著, 加藤一監修『恐怖箱 赤蜻蛉』竹書房 2009 竹書房文庫 おなじみ竹書房の実話怪談集。でも内容はおなじみって感じでもない。心霊、祟りのイメージが強い「恐怖箱レーベル」にしては、奇談をメインに収録した本書はかなり異質な雰囲気。短めの話、全50話が収録されている。「白い車の男、黒い車の女」黒いクラシックカーに乗って現れる美しい黒衣の女が、事故現場の大破した車両を、嬉々として...

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