Category諸星大二郎 1/1

諸星大二郎『栞と紙魚子 殺戮詩集』

No image

  諸星大二郎『栞と紙魚子 殺戮詩集』朝日新聞社出版局 2007 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス シリーズ第3巻。いよいよ漂泊の狂詩人、きとらさんが登場する。で、登場早々、現時点での最新刊である6巻のきとらさんと比較しても、まったくブレのない清々しい活躍を見せる。かつて恋人を殺害、バラバラにして、精神病院に収容されていたのだが、1年ほど前に退院すると、段先生を追って胃の頭町にやってきたらしい。現在は「ムルムル...

  •  0
  •  0

諸星大二郎『栞と紙魚子と青い馬』

No image

  諸星大二郎『栞と紙魚子と青い馬』朝日新聞社出版局 2008 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 胃の頭町の異界化は着々と進行しているようだ。それに伴ってほんの少しずつだけど、確実に作品の雰囲気も移り変っていく。前に少し書いたけれど「栞と紙魚子」シリーズ初期においては、街全体が怪異に見舞われるようなスペクタルな展開は少なく、不吉な感じの、いかにも「事件」って規模の出来事が中心となっている。またなんとなく切さ...

  •  0
  •  0

諸星大二郎『栞と紙魚子の生首事件』

No image

  諸星大二郎『栞と紙魚子の生首事件』朝日新聞社出版局 2007 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス「栞と紙魚子」シリーズの記念すべき第1巻。続巻と比べるとかなり血生臭く、舞台となる「胃の頭町」がまだ異界化する途上にある感じで、街全体が怪異に見舞われるようなスペクタルな展開はないから、まさに「事件」って言葉がぴったり。収録されている10話のうち、劇中で刑事事件が発生する表題作の「生首事件」「殺人者の蔵書印」では...

  •  0
  •  0

諸星大二郎『栞と紙魚子の百物語』

No image

  諸星大二郎『栞と紙魚子の百物語』朝日新聞社出版局 2008 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス シリーズ屈指の萌えキャラにして、肌色担当の弁天様登場。 脱ぎっぷりのよさとか、著者独特のタッチで描かれた肉体のえもいわれぬエロさとか、実は相当天然なところとか、ぐっとくるポイントを数えあげればキリがないけれど、やはりその神様らしさと俗っぽさが渾然一体となった「口調」が、弁天様のたまらない魅力になってると思う。 ...

  •  0
  •  0

諸星大二郎『栞と紙魚子 何かが街にやって来る』

No image

  諸星大二郎『栞と紙魚子 何かが街にやって来る』朝日新聞社出版局 2007 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 相変わらず突っ込みどころ満載の諸星ワールド。ゆるくて奇妙で楽しい。 本書には収録された全6話のうち、主人公がちらっとしか登場しない「烏賊井さんの逡巡」「犬魔の秘宝」「ゼノ奥さんのお茶」といった、主にサブキャラにスポットを当てた作品が3話収録されている。各キャラクターが個性的で元気な分、ドタバタ調にな...

  •  0
  •  0