「バルタン星人(2代目)」について

 正月休みはアニメ見ながらプラモ三昧を予定していたのだが、部屋をシンナー臭くするとまずいってことになったので、プラモ三昧の企画はなしになってしまった。そこで正月休みはアニメ見ながら粘土三昧に変更。これならシンナー臭くならないし、幸い冷蔵庫には余った粘土が長期保管中。以前作っておいた「芯」もどっかにあるはず。お題は『ウルトラマン』に登場した「バルタン星人(2代目)」に決定。ポーズは胸部を展開してるとこ……。

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 ……というわけで、載せるほどのものじゃない気もするけど、正月休み四日間&そのあとヒマを見つけて、チビチビここまで作ったところで粘土がなくなりました↑ バルタンならこのくらいの量でOKかなーと考えたのが甘かった。残念。
 素材は以前半額セールで買った「ラドール」と1/4くらい残ってた「ファンド」。だいたいラドールの芯をファンドで覆う感じで作ってますが、結構適当です。粘土を混ぜてみたりもしてます。実物より多少プロポーションが良くなってますが、その辺は好みってことで。サイズは一応120ミリ。
 製作に使ったツール類はごく少ないです↑ 2本のデザインナイフは新しい刃用のと、切れ味の悪くなった刃用のです。てきとーにザクザク削る時は、古い刃を使ってます。せこい。あと他には筆と金属製のヘラ(スパチュラ)。
 主な資料はCSのファミリー劇場でやってた『ウルトラマン HDリマスター版』と、ホビージャパン刊の資料本『大ウルトラマン図鑑』(詳細は後述)。これで後頭部、スカートの裾(下の方)以外のディティールはほぼ把握できる。

 このバルタン星人(2代目)が登場するのは『ウルトラマン』の第16話「科特隊宇宙へ」で、第2話に続いて再度地球侵略を目論んだバルタンが、ロケットの開発競争に割って入る。記憶にはストーリーよりも特撮の派手さばかりが残っていたのだが、改めて見返してみるとファンタジー色の濃いシリーズの中にあって、SF色の濃いクールなエピソードだった。慎重で保守的なイメージの岩本博士のロケットが、とんでもない形状だったのが面白かった。
 特撮面では八つ裂き光輪、テレポート、光波バリヤーなどなど、多彩で見栄えのいい光学合成がてんこ盛りで、非常に見応えがある。なかでも印象的なのはR惑星と空港の抜けるような青空。怨念と光学兵器で武装した褐色の異星人と、それに対峙するシルバーの巨人(しかもBタイプ)の勇姿がよく映える。

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 ↑成田亨『成田亨画集 ウルトラ怪獣デザイン編』(←前の記事へのリンクです)朝日ソノラマ 1984 p.36

 バルタン星人と聞いてほとんどの人が思い浮かべるのが、第2話「侵略者を撃て」に登場した「バルタン星人(初代)」だと思う。青くてハサミのでかいやつ。昆虫と人間をミックスした宇宙生物というコンセプトの特撮モンスターには、有名なところで『宇宙水爆戦』(1955)の「メタルナミュータント」という先例があり(セレナイトもかな)、目と腕(ハサミ)の処理、配色、金属っぽい質感に薄っすら共通点こそ感じられるものの、やはり初代バルタンの独創性、キュラクター性はハンパない。造形は大胆で迷いがなく、もともとこんな感じの生き物なのかサイボーグなのか判然としない、まさに侵略者! って感じのキャラを見事に表現している。しかも全くグロテスクさを感じさせないのがすごい。オーソドックスなBEM像から完全に脱している。
 よく知られているように、バルタン星人(初代)の着ぐるみは『ウルトラQ』に登場した「セミ人間」の着ぐるみ(頭部)をベースに造形されており、上の成田亨によるデザイン画とはかなり差異がある。バルタン星人という希代のキャラクターが、たまたまっぽく誕生したのが面白い。

 バルタン星人(2代目)の着ぐるみは、撮影に際して初代の着ぐるみがダメになってしまっていたので新たに作られたらしい。『大ウルトラマン図鑑』には「バルタン再登場篇の特撮初日、現場ではてっきり初代バルタンが届くものと思っていたところへ、佐々木明は新造したこのバルタンを持参した」(p.132)とある。佐々木明はウルトラマンや「ウルトラセブン」のマスクを製作した造形家・彫刻家である。造形が変更された理由は明記されていないが「どうやら彫刻家の血がさわいで、デザインに忠実なバルタンをと考えていたようだ」(p.132)と推測されており、確かにバルタン星人(2代目)は造形、彩色ともによりデザイン画に近く、シャープで実にかっこいい。実は着ぐるみの頭部は結構でかいんだけど、劇中で頭でっかちな印象はない。ウルトラマンよりもスマートに感じられるほどだ。そして2代目には初代にはないギミックが備わっていた。ウルトラマンのキメ技、スペシウム光線を跳ね返すために胸部のブロックが観音開きに開閉するのだ。『大ウルトラマン図鑑』のキャプションには「その発想よりも体を改造するバルタンの無機質な神経がこわい」(p.132)とあり、全く同感なんだけど、そもそもバルタンはどこからどこまでが生身なんだろうか。腰から上が全て宇宙服のようにも見える。劇中のバルタン星人(2代目)は、いくらあがいても全然ウルトラマンに届かない感がやけに切なく感じられるが(そこでなぜ飛んだ! とか)、中身がウルトラマンみたいな形態の異星人だったらもっと切ない。以下『大ウルトラマン図鑑』について↓

 

 西村祐次, ヤマダ・マサミ共著『空想特撮美術体系 大ウルトラマン図鑑』ホビージャパン 1996

『ウルトラQ』『ウルトラマン』に登場する全93体の怪獣、怪人、宇宙人(ウルトラマン含む)を多数の画像で紹介、検証する図鑑。科特隊のメカや「イナズマ号」なども収録されている。本書のユニークなのは怪獣造形のための資料集として編集されているところで、そのため普通の怪獣図鑑では見かけない角度で怪獣を捉えた写真や、ディティール写真がずらっとびっしり並んでいる。キャラクター1体につき1~4ページが割かれていて、使用されている画像は番組宣伝用スチール写真、フィルムから抜き出した画像、着ぐるみの造形スナップなどなど。NG版ウーとゴルドンの製作スナップが初出となっている。

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 本書は『ウルトラQ』『ウルトラマン』がHDリマスター化される以前に刊行されており、フィルムから抜き出された画像は現在見られるHDリマスター版の映像の方がより鮮明である。バルタン星人(2代目)に限れば現行の映像よって、背面や側面をかなりいいところまで把握することができた。彩色に関しても同様である。本書にはカラー口絵こそついているものの本文がモノクロってこともあり、彩色についての言及はごく少ない。ただそうしたことによって、この本の価値が損なわれることはない。これだけの情報が一冊にまとまっているというのはやはり貴重だ。
 もともと自分は造形を目的にこの本を買ったわけではない。それでも長らくページを漫然と眺めたり、キャプションを読んだりしてるうちに、この怪獣作ってみたいなーと思うようになった。「ケムール人」「セミ人間」「ネロンガ」「ガボラ」「ギャンゴ」「ガマクジラ」等々、作れるかどうかはさておき、挙げればきりがない。怪獣好きだったら、造形する人にもしない人にもおすすめできる本だ。怪獣はあんまりって人でも、この本を眺めているうちに好きになるんじゃないかと思う。



『空想特撮美術体系 大ウルトラマン図鑑』
 ホビージャパン 1996
 著者:西村祐次/ヤマダ・マサミ
 監修:円谷プロダクション

 ISBN-13:978-4-8942-5109-0
 ISBN-10:4-8942-5109-4


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福崎町妖怪模型シリーズ「河童のガジロウ」について

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 そういえば、カッパが届きました。2匹。
 兵庫県福崎町が発売したプラモデルです。雑誌『MODEL Art』の最新号で結構大きく紹介されていました。


 詳細は下の「続きを読む」から↓


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1/35 少女フィギュア「HQ35-03」について

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 これ買ってみました。アトリエ・イットの少女フィギュア1/35スケールの「HQ35-03」
 今年の初めの記事で去年買った中で特にぐっときたキットをいくつか挙げたんだけど、その時ギリギリ届いてなかったのがこれ。見ての通りのサイズだが、見ての通りの凄まじい出来。手や膝の表現などこんなのどうやって作るんだろ。賞味期限ギリギリのあわだまは比較用。

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 小さすぎてうまく撮れてないけど、アップ。これが一体パックされて入ってます。
 精密造形もさることながら、何より素晴らしいのはキット状態を漫然と見ただけでも分かる可愛さ。少女モチーフの同スケールのフィギュアって、パッケージのイラストに釣られて買って、実物を見たらがっかりなんてことがよくある。珍しくブサイクじゃなくても顔だけ大人になってることも多い。

 アトリエ・イットは老舗の精密フィギュアのメーカーで、メインのラインナップの日本人女性のフィギュアは、日本人らしい体型を魅力的に表現した素晴らしいもの。これまではなんとなくグラビアっぽいところが苦手だったんだけど、このキットは完成見本を一目見たときから気に入ってしまった。小火器も充実してる1/35ってことで、出てるかどうかは分からないがP230やP239を持たせてみるのも良さそう。あと小火器じゃなくてもバイオリンのケースとか。握った右手の造形からそんなことを妄想してしまう。……しかーし、その前に問題がひとつ。そもそもこれ塗れるのだろうか? やっぱ実体顕微鏡とかあった方がいいのかな??

 そんなわけで、しばらくはいつも通りキットを眺めてるだけになりそうだけど、やはり世の中にはすごい人がいるもので、ネット上では美しく彩色された完成品を見ることができる。売り切れないうちにあと二体くらい欲しい。


  KOKIA『たった1つの想い


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『新 ゲノム』『宇宙警察☆ミーティアわんわん』の全プレについて

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 先日「古賀亮一『新 ゲノム〈7〉』について」(←前の記事へのリンクです)の記事で紹介した全プレが届いた。
 実はこの全プレに応募したことを華麗に忘れていたので、封筒の中身を見るまでコアマガジン?? なんだこりゃ?? って感じだったのだが、開けてびっくり。本のオビにはさらっと「リーフレットをプレゼント」って書いてあっただけなんだけど、『新 ゲノム』と『宇宙警察☆ミーティアわんわん』のクロスオーバーがB5サイズ全8ページという充実ぶり。覚えがないってことで、雑に扱わなくてよかった。

 内容は1コマ目から「パクマン」と「プロキオン」というアレな状況、しかも8ページで両作品のレギュラーが総出演するから、いつもに輪をかけてハチャメチャだった。なんとなく分かってはいたけれど、この著者の作品って混ぜても全く違和感がない。「ゲノム」「ミーティアわんわん」のクロスオーバーながら、「シノブ伝」「テンジカーズ」「ディディー」などの作品からのカメオ出演もある。あと「エルエル」のパンチラもある。忘れてただけに喜びもひとしお。


  古賀亮一『新 ゲノム〈7〉』コアマガジン 2016 メガストアコミック No.488

  古賀亮一『宇宙警察☆ミーティアわんわん〈2〉』KADOKAWA 2016 電撃コミックスEX


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マスターボックスについて

 模型関係の記事が続いてしまうが、以前ちらっと書いたウクライナの模型メーカー、マスターボックスから、またとんでもないキットが登場した。早速購入したので紹介します。

 商品名は「メイドカフェ2体・ナナとモモコ」↓

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 続きは下の続きを読むから。


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古賀亮一『新 ゲノム〈7〉』について

 

 古賀亮一『新 ゲノム〈7〉』コアマガジン 2016 メガストアコミック No.488

 あさって10月27日に古賀亮一『新 ゲノム』の第7巻が出ます。
 ロップイヤーで尻尾付きの女子大生エルフ「エルエル」が、ハチャメチャな怪ロボット「パクマン」にセクハラされたり、虫スーツを着せられたりしてる楽しいマンガです。読んでると完全に忘れてますが、コンセプト(建前)は一応学習マンガみたいな感じで、「昆虫(節足動物、軟体動物etc)の生態をマンガで学ぶ」というもの。それらしい小ネタもちょこっとだけ挿入されてます。

 で、今回はこの『新 ゲノム〈7〉』と同日発売の電撃コミックスEX『宇宙警察☆ミーティアわんわん〈2〉』を両方買って、オビに付いてる応募券を応募するとリーフレットをプレゼントってキャンペーンが開催されます。全プレです。詳しくは『新 ゲノム〈7〉』『宇宙警察☆ミーティアわんわん〈2〉』のオビにて。

 猛然と興味湧いてきた! って人には無印の『ゲノム』全4巻を再編集した『ゲノム 金』『ゲノム 銀』→『新 ゲノム』の順に読むのがオススメですが、どこから読んでも、おそらく今回出る第7巻から読んでも大丈夫だと思います。

 ※キャンペーンの告知↓『コミックホットミルク』第4編集部公式ブログ
 http://blog.livedoor.jp/comic_hotmilk/archives/66422903.html

 ※キャンペーンの告知↓『コミック電撃だいおうじ』公式ブログ
 http://daiohg.dengeki.com/blog/4593/


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GTV2.0TS(GH-91620G)のエアコンフィルターの交換について

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 今日はいつもと傾向の違う記事ですが、同じような作業をする人がいるかもしれないので、参考までに載せておきます。

 最近フロントウィンドウの内側が変に曇る、曇りを除去するとギラギラするのでちょっと調べてみたら、エアコンのフィルターが汚れてる可能性ありってことで、交換することにしました。購入したのは上の「BOSCH」のフィルター。対応車種はちょっと古めのアルファ、ランチア、フィアットです。インストには日本語が載ってませんが、わかりやすい図が載ってるので大丈夫 …… じゃなかった! 20分くらいで取り付け簡単ってなってるのに、あーでもないこーでもないと1時間くらいかかってしまった。

 ※続きは下の「続きを読む」より↓


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怪奇っぽい展覧会について 2015 夏

 というわけで、気になる展覧会に続いて全国の怪奇っぽい展覧会です。こっちも「アートスケープ/artscape」の展覧会スケジュールなどで調べてみました。すべて夏休み中に開催される展覧会です。嬉しいことに今年は豊作。下記の通り結構な数になりましたが、私設の博物館などまだ未確認なところも多いです。近所の人や旅行で近くに行く人の参考に。今年は早めにチェックできてよかった。

 ※展覧会のサイトへのリンクは、リンクフリーって表記のあったところだけ直リンクにしてます。

 ■怪奇っぽい展覧会

『学校の怪談とSF・ミステリのある風景 楢喜八原画展』2015年6月6日~2015年8月2日
「市立小樽文学館」北海道小樽市 http://www.city.otaru.lg.jp/simin/sisetu/bungakukan/
「現在までの作品約1,100点と掲載図書などの関連資料を一堂に展示し、長い経歴と常に新鮮な感覚で幅広い世代に好まれるイラストレーターの、初の本格的全作品展となるものです。」(webサイトより)
 ※画家・イラストレーター楢喜八の原画展。『学校の怪談』のイラストの人というと一番通りがいいかもしれない。

『化け物展』2015年8月1日~2015年9月13日
「青森県立美術館」青森県青森市 http://www.aomori-museum.jp/ja/
「本展は、人間によって創造され、信仰され、そしておそれられてきた“化け物”を多彩な造形表現をとおして紹介します。今も昔も変わることなく人間を魅了し続ける存在“化け物”との交感を心ゆくまでお楽しみください。」(webサイトより)

『スサノヲの到来 いのち、いかり、いのり』2015年6月4日~2015年7月21
「山寺芭蕉記念館」山形県山形市 http://yamadera-basho.jp/
「本展はスサノヲ的な表象をたどることによって日本人の深層を文化や芸術の視点から迫るものです。スサノヲの絵画・神像による表現の歴史などから習合・変容の過程を確認します。また、最初の和歌を詠んだスサノヲを「短詩型文学と漂泊」の原型と捉え、その体現者である文人・遊行者の表現を探ります。」(webサイトより)

『異界へのいざない 妖怪大集合』2015年7月18日~2015年8月30日
「茨城県天心記念五浦美術館」茨城県北茨城市 http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/
「百鬼夜行絵巻や浮世絵、茨城県ゆかりの河鍋暁斎、小川芋銭らの日本画、水木しげるの妖怪画など、近世から現代に至る「妖怪」を描いた絵画を中心に紹介し、日本人にとって妖怪が今日まで身近な存在としてあり続ける意味をさぐります。」(webサイトより)
 ※上記のほか映画『妖怪大戦争』(2005)の着ぐるみの展示や上映会が予定されています。8月にはナイトミュージアムなどイベント盛り沢山。

『「うらめしや~、冥途のみやげ」展 ―全生庵・三遊亭圓朝 幽霊画コレクションを中心に― 』2015年7月22日~2015年9月13日
「東京藝術大学大学美術館」東京都台東区 http://www.geidai.ac.jp/museum/
 公式サイト→ http://www.tokyo-np.co.jp/event/urameshiya/
「圓朝コレクションを中心として、日本美術史における「うらみ」の表現をたどります。〔中略〕円山応挙、長沢蘆雪、曾我蕭白、浮世絵の歌川国芳、葛飾北斎、近代の河鍋暁斎、月岡芳年、上村松園など、美術史に名をはせた画家たちによる「うらみ」の競演、まさにそれは「冥途の土産」となるでしょう。」(webサイトより)
 ※夏の風物詩、幽霊画展。8月のイベントにはナイトミュージアムも予定されてます。

『画鬼・暁斎 ― KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル』2015年6月27日~2015年9月6日
「三菱一号館美術館」東京都千代田区 http://mimt.jp/
 特設サイト→ http://mimt.jp/kyosai/
「暁斎の厳粛さからユーモアまでただよわせる型破りな画業を、様々なジャンルにわたる国内外の名品約130点(展示替え有)によりご覧いただきます。/英国人建築家ジョサイア・コンドルと、幕末明治の人気絵師・河鍋暁斎の師弟愛をしのびます。」(webサイトより)
 ※「前期:8月2日(日)まで/後期:8月4日(火)から」のスケジュールで展示替えが予定されてます。

『スサノヲの到来 いのち、いかり、いのり』2015年8月8日~2015年9月21
「渋谷区立松濤美術館」東京都渋谷区 http://www.shoto-museum.jp/
「日本神話に登場するスサノヲは、大地を揺るがし草木を枯らす荒ぶる魂と、和歌の始祖としての繊細な美意識を備えた存在です。この両面を持つスサノヲの姿を、古美術品・歴史資料でたどり、さらには、「破壊と再生」というスサノヲの象徴性に触発されて制作された現代の作品も展示し、時代を超えたスサノヲの影響を見ていきます。」(webサイトより)

『幽霊塔へようこそ展 ―通俗文化の王道―』2015年5月30日~2016年5月末(予定)
「三鷹の森ジブリ美術館」東京都三鷹市 http://www.ghibli-museum.jp/
「今回の展示では、江戸川乱歩の長編小説『幽霊塔』をとりあげます。〔中略〕今展示の企画・構成は宮崎駿監督。あらためて『幽霊塔』を60年ぶりに読み直して、この小説は通俗文化の王道をゆくものであると思い至りました。展示では、その理由を自身の描き下ろし漫画にて解説します。さらに、館内中央ホールには、宮崎監督デザインによる大きな「時計塔」が出現します。」(webサイトより)

『妖怪と出会う夏 in Chiba 2015』2015年7月11日~2015年9月23日
「千葉県立中央博物館」千葉県千葉市 http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=57
「この夏、千葉県内の妖怪が中央博に大集合します。いたずら好きな河童や天狗、こわ~い鬼などの妖怪をはじめ、県内外の妖怪に関係する実物や絵画、古文書などを大紹介。もちろん、昨年、皆さんから多数寄せられた“もののけ情報”も展示します。」(webサイトより)
 ※妖怪ミイラ系から、浮世絵、呪具、郷土玩具、アニキャラまで展示。イベントも色々あって大人も子供も楽しめそう。

『アートで見る南総里見八犬伝』2015年6月11日~2015年9月13日
「金谷美術館」千葉県富津市 http://kanayaart.com/
「今展覧会では八犬伝の人物・名場面を題材にした迫力ある浮世絵を中心に、若手アーティスト・宮崎勇次郎氏の「現代から捉えた里見八犬伝」の作品を展示。江戸時代から現代まで、八犬伝がモチーフとなった玩具・芸能・漫画等、「アート」をキーワードに八犬伝の世界を多角的に紹介いたします。」(webサイトより)

『古代エジプト美術の世界展魔法と神秘』2015年7月3日~2015年8月30日
「福井県立美術館」福井県福井市 http://info.pref.fukui.jp/bunka/bijutukan/bunka1.html
 特設サイト→ http://www.fukuishimbun.co.jp/jigyou/egypt/index.html
「石碑やレリーフ、さまざまな副葬品に刻まれたヒエログリフや図像のデザインを読み解き、そこに使われた素材や色から、魔術的な効用や意味を探ることができるように構成しました。「ヒエログリフの魔術」「素材の魔術」「色の魔術」をキーワードに、古代エジプト美術の魅力的で象徴的な特徴に焦点をあて、その魔術と神秘の扉を開きます。 約150点に及ぶ出品作品はすべて日本初公開です。」(webサイトより)

『漆とおばけの世界~まっくらやみから、うるわしや~』2015年7月4日~2015年9月6日
「石川県輪島漆芸美術館」石川県輪島市 http://www.city.wajima.ishikawa.jp/art/
「漆とおばけ(妖怪)、まったく接点が無いように見えるこの二つには、実は古い時代から共存してきた歴史がありました。この展覧会では、漆器が描かれた妖怪画や、妖怪をモチーフにした漆器の展示を通して、漆器の世界から見た妖怪文化をご紹介します。」(webサイトより)
 ※面白い着眼点の展覧会。『百鬼夜行絵巻』なども展示。

『魔女の秘密展』2015年7月18日~2015年9月27日
「名古屋市博物館」愛知県名古屋市 http://www.museum.city.nagoya.jp/
 公式サイト→ http://majo-himitsu.com/top.html
「魔よけのまじないの道具、「魔女裁判」に関する書物や拷問道具、“魔女”をテーマとした絵画など約100点の展示資料で、わざわいをもたらす者としてのヨーロッパの魔女像から現代日本のコミックに登場する“魔女”たちまでを紹介します。」(webサイトより)
 ※文献資料の他、魔女裁判の各種拷問ツールなども展示。非常に興味深いです。

『虫愛づる人々』2015年7月4日~2015年9月27日
「西尾市岩瀬文庫」愛知県西尾市 http://www.city.nishio.aichi.jp/nishio/kaforuda/40iwase/index.html
「岩瀬文庫が所蔵する古典籍類をとおして、我が国の精神文化や生活に深く根ざした“虫”の姿を紹介し、日本人が虫と培ってきた親密な関係をたどります。/あわせて、元西尾市文化財保護委員として活躍した故・山田満寛氏の作成になり、縁あって西尾市に寄贈された昆虫標本の一部を展示、氏の昆虫に関する業績を顕彰記念します。」(webサイトより)
 ※江戸時代の虫類図譜の他、『画図百鬼夜行』の「しょうけら」や「恙虫」など虫っぽい妖怪関連も展示。

『その手は桑名の萬古焼 桑名・妖怪ウオッチング!』2015年7月16日~2015年8月30日
「桑名市博物館」三重県桑名市 http://www.city.kuwana.lg.jp/index.cfm/24,0,235,414,html
「夏休みの子どもたちの学習支援展示として、地域ゆかりの工芸品である萬古焼の作品とその歴史や、地域に残る妖怪や不思議な話を紹介します。」(webサイトより)

『妖怪パラダイス! ―現れる異形のモノたち―』2015年8月6日~2015年9月5日
「京都工芸繊維大学 美術工芸資料館」京都府京都市 http://www.museum.kit.ac.jp/

『かたどられた霊獣 ―拓本、タンカ、古印―』2015年6月9日~2015年8月2日
「大谷大学博物館」京都府京都市 http://www.otani.ac.jp/kyo_kikan/museum/
 詳細→ http://www.otani.ac.jp/news/nab3mq000003zehp.html
「東アジアの造形作品には、しばしば動物の姿がかたどられています。そこには、私たちが知っている鳥獣のみならず、龍や鳳凰などの想像上の動物も大きな存在感を示しています。彼らはいったい何ものなのでしょうか。〔中略〕本展では、館蔵品の中から多様な霊獣の一端を紹介します。神秘的で不可思議な「霊獣の世界」を感じ取っていただければ幸いです。」(webサイトより)

『百鬼夜行の世界』2015年6月20日~2015年8月30日
「耕三寺博物館」広島県尾道市 http://www.kousanji.or.jp/
「百鬼夜行図に描かれたもののけたちはときに恐ろしく、ときにユーモラス。彼らが繰り広げる夜行をご堪能あれ。」(webサイトより)
※メインの雲山筆『百鬼夜行図』の他、複数の夜行図を展示。

『くらしの中の信仰 ―祈祷札・守り札・魔よけの民俗―』2015年7月14日~2015年9月13日
「瀬戸内海歴史民俗資料館」香川県高松市 http://www.pref.kagawa.jp/setorekishi/
「本展では、家内安全や五穀豊穣、大漁祈願、航海安全、魔除けといった、くらしと密接に関わった御札など当館の収蔵資料を中心に紹介し、そこに生きた人々の祈りや願いについて考えます。」(webサイトより)
※主な展示資料は「虫除けの御札」「海上安全を祈願した御札」「家の魔除け」など約80点。地味っぽいけどめっちゃ面白そう。

『館蔵名品展 ―ふしぎなおはなし―』2015年6月2日~2015年8月30日
「今治市河野美術館」愛媛県今治市 http://museum.city.imabari.ehime.jp/kono/
「館蔵品の中から作品を選抜し展示公開しています。夏といえばこわい話。そんなこの季節にふさわしい伝説や怪談にまつわる掛軸や典籍など約30点を展示しています。様々な形で語りつがれてきたふしぎなおはなしの世界に触れてみませんか?」(webサイトより)

『大正のロマンとデカダンス ~高畠華宵・江戸川乱歩・横溝正史~』2015年5月23日~2015年8月31日
「高畠華宵大正ロマン館」愛媛県東温市 http://www.kasho.org/
 詳細→ http://www.kasho.org/tenji.html
「本展では高畠華宵作品に加え、丸尾末広(まるおすえひろ)、多賀新(たがしん)、杉本一文(すぎもといちぶん)が描いた江戸川乱歩と横溝正史の「犯罪」に焦点を当てた作品世界をご紹介します。「幻想」「狂気」「退廃」「美醜」「悲哀」「因習」などがキーワードになるでしょう。さらに人形作家の森馨(もりかおる)、衣(はとり)hatori、清水真理(しみずまり)、池田祐美(いけだゆみ)らの人形もデカダンな気分を高揚させてくれることでしょう。」(webサイトより)

『じごくとごくらく ~回忌ってなあに~ 十王図と極楽往生』2015年7月4日~2015年9月2日
「北九州市立小倉城庭園」福岡県北九州市 http://www2.kid.ne.jp/teien/
 詳細→ http://www2.kid.ne.jp/teien/kikakutenn/kikaku78.html
「死後に行く地獄・極楽の世界を、私達はこれまでどのように考えていたのか、十王図や当麻曼荼羅からみていきます。」(webサイトより)
 ※「曼陀羅」「地獄図」を展示。

『今昔、日本の妖怪~百鬼夜行からゲゲゲまで~』2015年7月18日~2015年8月31日
「宮崎県総合博物館」宮崎県宮崎市 http://www.miyazaki-archive.jp/museum/
「多くの人から怖がられ、そして親しまれている日本の妖怪について、その歴史と生まれた背景について紹介します。妖怪の描かれた絵巻き、妖怪のミイラ、現代の妖怪や鬼太郎なども展示します。」(webサイトより)
 ※近年の都市伝説も含む展覧会。8月のイベントにナイトミュージアムが予定されています。

『江戸のふしぎな動物たち』2015年6月6日~2015年8月31日
「有馬記念館」福岡県久留米市 http://www.miyazaki-archive.jp/museum/
 詳細→ http://www.arimakinenkan.or.jp/information/detail/43
「江戸時代の人々が描いた江戸時代の版画を中心に紹介します。動物たちのふしぎな姿かたちを楽しんでいただける企画展です。」(webサイトより)
 ※見どころとして、「海外からやってきたゾウやラクダから、日本国内で発見された人面魚や白亀、人魚や擬人化された狐といった動物のような動物でないようなものまで、いろいろな「ふしぎな動物たち」に出会えます。」とある。


 ※気になる展覧会の開催期間や休館日などは、必ず展覧会の本サイトでチェックしてください。
 ※美術館情報「アートスケープ/artscape」のサイトです→http://artscape.jp/


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