Tag魚 1/1

末広恭雄『魚の風土』

No image

 末広恭雄『魚の風土』河出書房新社 1985 河出文庫 毎月JAFから送られてくる動物が表紙の冊子に松任谷正隆のエッセイが載っている。主に自動車に関連するアレコレを書いたエッセイなのだが、数号前のネタが路上の怪談だった。いつもはふわっと目を通すだけだったが、思いがけないところで好みの記事を見つけて、なんか得した気分になった。 自分にとって魚釣り関連の本は、そんな思いがけない、いい話の穴場である。実家には魚...

  •  0
  •  0

岩満重孝『百魚歳時記』

No image

 岩満重孝『百魚歳時記』 中央公論社 1980 中公文庫 前に第3巻(←前の記事へのリンクです)の感想を書いた『百魚歳時記』の第1巻。一項目につきおよそ800字、見開き2ページという構成で、魚介類にまつわるイラスト付きのエッセイが130編収録されている。さすがにネタ切れ気味だったのかマイナーなものが中心だった第3巻と比べて、この第1巻には「コイ」「キンメダイ」「フナ」「ニシン」「カツオ」「ウナギ」等々メジャーどころが...

  •  0
  •  0

秋道智彌『アユと日本人』

No image

 秋道智彌『アユと日本人』丸善 1992 丸善ライブラリー 061 以前知人に手作りの毛鉤を見せてもらったことがある。カラフルな鳥の羽毛と糸と釣り針で作られた羽虫のような形状の毛鉤が、いい感じの木箱の中にずらっと並んでいた。家族に邪魔されないように、眠る前にコツコツ作ってるのだそうだ。どっちかというと体育会系で、そんな細々した作業なんてやりそうにない人だったから意外に思った。確かその時、アユ釣りに使う黄色い...

  •  0
  •  0

岩満重孝『百魚歳時記 第三』

 岩満重孝『百魚歳時記 第三』 中央公論社 1982 中公文庫 先日明日香村に出かけた際に、電車のなかで読むために持って行った二冊のうちの一冊がこの本。奈良に行くのに魚の本ってのがちょっとあれだけど、読みかけていたのをそのまま持って出たのだ。もう一冊はシャーリィ・ジャクソンの『たたり』だった。『たたり』の方はあまり進まなかったけど、こっちはすっかり読み終えることができた。どこを開いても読めるし、全項目に絵...

  •  0
  •  0

末広恭雄『魚と伝説』

No image

 末広恭雄『魚と伝説』新潮社 1964 この本は「淡水魚の伝説」「海魚の伝説」「水産動物の伝説」「怪異」という四つの章から構成されていて、38種類の魚介類や水生動物にまつわる伝説と考察が収録されている。なかには1種類について複数の伝説が取り上げられてるものもあるので、総話数としては70話以上。魚介類限定でこれだけの数の伝説や民話が集められているというのは、結構珍しいのではないだろうか。目当てはもちろん「怪異...

  •  0
  •  1