Tag竹書房文庫 1/5

加藤一『恐怖箱 怪生』

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  加藤一編著『恐怖箱 怪生』竹書房 2011 竹書房文庫 HO-123 人間以外の生物にまつわる実話怪談を36話収録。「人間以外の生物」には植物も含まれる。それぞれの話の長さはまちまちだが、比較的長めの話が多い。構成はランダムではなく、例によってモチーフごとにゆるく分類されている。 怪談に出てきそうな生き物というと、ぱっと思いつくのがネコ、蛇、キツネ、あとタヌキは民話っぽいか。植物なら呪いの一本杉や一本松、ドク...

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久田樹生『「超」怖い話 怪神』

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  久田樹生『「超」怖い話 怪神』竹書房 2014 竹書房文庫 HO-218 罰当たりキャラが頻繁に登場する実話怪談には、因果応報の法則に則った話が多い。神社仏閣や墓地を心霊スポットとして突撃、酷い目にあった、なんて話はその最たるものである。この本はそんな因果応報をテーマにまとめられている。タイトルには「神」とあるけど、神仏にまつわる話の他にも、幽霊、狐狸妖怪の話、なんだかよく分からないものを見た、聞いた、感じ...

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並木伸一郎『モンスターUMAショック』

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 並木伸一郎『モンスターUMAショック』竹書房 1994 竹書房文庫 寝る前に読む本と同じくらいチョイスが重要になってくるのが、移動中に読む本だ。気楽に読めて、適度な刺激があって、中断してしまうことになるから、ストーリーのある本はできれば避けたい。どこから読んでもOKならなおいい。そんな時に重宝するのがオカルト系の本、短い体験談がたくさん載ってる実話怪談集や、UMA本だ。 そこで今回はこの『モンスターUMAショッ...

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加藤一『恐怖箱 仏法僧』

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  つくね乱蔵, 橘百花, 雨宮淳司著, 加藤一監修『恐怖箱 仏法僧』竹書房 2015 竹書房文庫 HO-244 竹書房文庫、実話怪談看板シリーズの一冊。三人の著者には目次を見なくてもだいたい見当がつくほど、それぞれ特色がある。単に何かを見たという話とは違って、因縁やら呪いやら背景に暗い広がりを感じさせるエピソードが多かった。実話怪談24編収録。「猫を燃やす」体験者は困り果てていた。奥さんの可愛がっている子猫を殺してし...

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小田イ輔『実話コレクション 呪怪談』

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  小田イ輔『実話コレクション 呪怪談』竹書房 2015 竹書房文庫 HO-256 2015年に出た本。出た時に感想書いてなかったので、再読しました。「良い方の娘」(後述)以外、ほぼ忘れてしまってた。実話怪談38編収録。 本書の特徴はまず何と言っても文章が読みやすいところ。整った淡白な文体で、派手、大げさな表現がない。宮城県出身の著者らしく、所々に出てくる台詞の東北弁(宮城弁?)がいいアクセントになっている。それぞれのエ...

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渡辺正和『「超」怖い話 鬼市』

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  渡辺正和『「超」怖い話 鬼市』竹書房 2013 竹書房文庫 HO-163 凄みのある表紙のイラストに負けず劣らず、中身も充実した一冊だった。目立った特徴としては、各エピソードが関連のあるモチーフやシチュエーションごとにゆるくまとめられている点だ。この構成は似た傾向の話が連続しても退屈させないという著者の自信の表われだろう。あと器物の怪談が多いのも特徴。全27編収録。印象的な話が多かったが、気になったエピソード...

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