Tag『霧が晴れた時』 1/1

小松左京『霧が晴れた時』

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  小松左京『霧が晴れた時』(『霧が晴れた時 自選恐怖小説集』角川書店 1993 角川ホラー文庫 所収) ハイキングに出かけた家族四人が、霧を抜けて、迷い込んだ無人の土地で孤立してしまうという話。隠される側の視点から描かれた「神隠し」小説の一種といえるかもしれない。ごく短い作品だけど、完成度の高さと読後の寂寥感が、強く印象に残る。 家族が辿り着いた集落には、たった今まで人のいた形跡があった。かまどには鍋が煮...

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小松左京『黄色い泉』

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  小松左京『黄色い泉』(『霧が晴れた時 自選恐怖小説集』角川書店 1993 角川ホラー文庫 所収) 先日『今昔物語集』の感想文のために、著者の『霧が晴れた時 自選恐怖小説集』を引っぱりだしてきて『まめつま』って作品を読み返したところ、案の定そのままの勢いで他の作品まで読んでしまった。収録されているのは60年代から70年代にかけて書かれたものばかりだけど、どの作品もまったく古びることなく、とにかくおもしろかった...

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