固定表示スペース

お知らせなどをブログのトップページに表示できます。
以下、サンプルの文章です。当テンプレート使用時に削除可能です

きれいなコーディング、シンプルな見た目

  • 内部SEO対策済
  • 画像未使用、外部JSファイル未使用で表示が速い
  • W3Cで Valid 
  • HTML-lintで100点

ちょこっと試してみよう!

当テンプレートでは、HTMLをほんの少し編集するだけで、下のボタンで切り替えられるようなことはすぐにできます。その説明や方法をテンプレート内や作者サイトに記載しています。

 角丸   記事左   ブログタイトルよ、画像にな~れっ! 

 赤   ピンク   橙   カーキ   黄   緑   青   紫   デフォルト色 

 その他の特長も表示可能です。 

かんたんカスタム機能

  • 上のボタンで試せるようにブログタイトルに画像使用OK!
  • 角丸、配色、記事配置をかんたん切り替え
  • コメントの装飾を、シンプルもしくは吹き出し風からかんたん選択
  • HTMLとCSS内にカスタム用説明記述済
  • 編集方法を記載したページのURLも記述済

読者を迷わさない充実ナビゲーション

固定表示スペースを目的別に複数設置可能

  1. HOMEページに固定表示スペース
  2. カテゴリーページごとの固定表示スペース
  3. 各記事最後に固定表示スペース
  4. 各ページ下部に固定表示スペース
  5. サイドバーの背後(下部)の空きスペースを有効活用可能
  6. 上記固定表示スペースが不要な場合、CSS編集の冒頭部分で簡単に非表示可能

試しに上記3~5を非表示にできます。 非表示  

上のボタンは表示切替をした場合の一時的なイメージです。CSS編集で実際に表示・非表示を切り替えられます。作者サイトからのコピペでOKです。

記事本文がメイン、テンプレートはサブ

  • テンプレートがシンプル設計なので記事本文に注意を引かせやすい
  • IE6~8でも崩れず表示可能 (プログレッシブ・エンハンスメント)

わりと自由な使用条件

  • カスタムOK (むしろ推奨)
  • アフィリエイトサイトOK
  • 商用利用OK
  • 作者へ質問OK
  • 再配布OK (ただし作者の許可必要)
  • 作者サイトへのリンクの削除・改変NG
  • アダルト・違法サイトNG

このテンプレートは、HTMLとCSSをこれから覚えていきたい方にも使っていただけると思います。


MODEL Art (モデルアート) 2017年 04月号 No.962

 MODEL Art (モデルアート) 2017年 04月号 No.962

 めでたい!!

 今月号の内容からは外れてしまうが、超久々に第一次大戦機の別冊の発売が決定したのだ。
 一応手元には前に出た2冊のWWⅠ機の臨時増刊号があって、古い方は1991年刊のNo.369『第1次大戦機の塗装とマーキング “大空の騎士(エース)たち”』、もう一冊は2002年刊のNo.613『第一次世界大戦 ドイツ航空隊エースの塗装とマーキング』。ほぼ300号に一冊の割合だ。もしかすると他にも出てたのかもしれないけど。前者は各国の1/28~1/72の作例を数多く収めた好著で、1/48の素晴らしいフルスクラッチ作品が掲載されている。後者はエデュアルドのキットを中心に、タイトル通りドイツ航空隊のエース機を紹介。特別記事として連合国軍の機体も複数収録している。どちらも眺めてるだけでも楽しいので今でも見返すことが多い。
 今月号で告知された別冊のタイトルは『複葉機モデリングガイド』。広告に「選抜“13機”製作テーマ別テクニックガイド」「アルバトロスD.Ⅴを1/32、1/48、1/72スケール相応のテクニックで作る」とあるので、これまでのキット紹介的な内容とは異なってテクニック中心の別冊になるようだ。発売予定日は1017年3月16日。ちょっと前の記事で第一次大戦機特集希望! って書いたとこだったので嬉しかった。あと久々のイタリア機特集なんてどうでしょう。

 さらにめでたいことは続く。今月号の「でものはつもの」で紹介されていたのだが、うちの家計を圧迫してやまないメビウスモデルからついに「プロテウス号」が発売された。映画『ミクロの決死圏』(1966)に登場する特殊潜航艇である。架空の潜水艦の中でもトップクラスのかっこよさなんだけど、このキットまたしてもでかい。1/32スケールで完成サイズは40cm超え。きっとまた同社のシービュー号みたいに、電子レンジの箱みたいなのに入っているに違いない。このアイテムが新キットで出ること自体喜ばしいことなのだが、せめて1/48なら大きめの1/24カーモデルくらいのサイズになったのになー。

 というわけで今月号の特集は「飛燕」。店頭では雑誌のタイトルより「飛燕」の文字が目立っててかっこよかった。そのせいか売れ行きも好調のようだ(近所の本屋調べ)。
 特集記事の作例は下のリストの通り、タミヤの1/48とアオシマの1/72キットのみ。あと「P-51D」×1。旧キットや外国製のキットも交えての大特集! じゃないのが寂しいけど、今回は各務原の復元機に最新のキットを絡めての特集だから仕方ないところ。そのあたりは別冊の『飛行機模型スペシャル』でやったところだし、「製作&ディティールアップのツボ」という記事で一応フォローもされている。作例以外の記事は復元作業に携わった方々へのインタビューで構成されているが、復元機自体の画像が少ないのは、今度増補改訂版「モデルアート プロフィール」の前振りって感じだからか。

 表紙のインパクトに比べると少々寂しい特集だったけど、最近MAの紙面は「このサイズの雑誌としていかに模型を見やすく美しく構成するか」という方針で編集されているようで、実に見やすい。



 - 作例リスト (掲載順) - 航空機 戦車 艦船 車/バイク ■その他

連載記事『MA版 これだけは作ろう 第1回(新連載) Ⅳ号駆逐戦車/70(V) ラング 1945年3月以降生産型を作る1(工作編)』
『Ⅳ号駆逐戦車/70(V) ラング』タミヤ 1/35改造

連載記事『地名を名に持つ船とその場所のエピソード 艦船諸国漫遊記 Vol.16』
『日本海軍 砲艦 須磨』アオシマ 1/700改造
『日本海軍 練習巡洋艦 香取』アオシマ 1/700
『イギリス海軍 砲艦 HMS モス』アオシマ 1/700改造

特集「飛燕 -新キットと復元機、設計者の横顔に迫る-」
『川崎 三式戦闘機 飛燕Ⅰ型丁』タミヤ 1/48 ※胴体左側を透明パーツで内部再現
『三式戦 飛燕Ⅱ型改 角形風防』アオシマ 1/72
『川崎 三式戦闘機 飛燕Ⅰ型丁』タミヤ 1/48
『川崎 三式戦闘機 飛燕Ⅰ型丁』タミヤ 1/48 ※小林大尉機(マダラ迷彩)
「製作&ディティールアップのツボ」※各社キットの作例を再掲
「Foreign Fighters with Liquid Cooled Engine」※第二次世界大戦時の液冷エンジン搭載機の作例を再掲
『ノースアメリカン P-51D マスタング戦闘機』モンモデル 1/48

連載記事『モデリングJASDF 254回 赤い星を付けた仮想敵機を作る1 トランペッター 1/72 スホーイ Su-24MR フェンサー E を作る (前編)』
『スホーイ Su-24MR フェンサー E』トランペッター 1/72

特別記事
「PANDEM ロードスター (ND)」アイドロン 1/43 ※完成品の紹介記事

連載記事『LED大作戦 VOL.17』
『陸上自衛隊 10式戦車』タミヤ 1/48改造

NEW KIT REVIEW
■『ザ・盆栽』プラッツ 1/12
『天空の城ラピュタ タイガーモス』ファインモールド ノンスケール
『BMW M3 E30 ’91ドイツ仕様』アオシマ(BEEMAX) 1/24
『ソビエト軍 SU-101 自走砲 ウラルマッシュ-1』トランペッター 1/35 ※ジオラマ作品
『イギリス海軍戦艦 HMS ロドネイ (29)』モンモデル 1/700
『スズキ ジムニー (JA11-5型)』ハセガワ 1/24
『スホーイ Su-33 フランカー D ロシア海軍戦闘機』ズベズダ 1/72

連載記事『日本機大図鑑 連載第143回』
「九六式一号艦上戦闘機」

連載記事『北澤志朗のネオヒストリックガレージ 連載第81回』
『スズキ・ジムニー・カスタム』フジミ 1/24

連載記事『FOLLOW YOUR HEART 第35回』
『霧の艦隊 総旗艦 超戦艦ヤマト 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』アオシマ 1/700

でもの はつもの うごくもの
■「i-TANK -GENERATIONS-」Happy Cow ノンスケール ※カメラ付きRCタンクの紹介記事

連載記事『ジオラマ大作戦 NO.10 海底で活動するしんかい6500を作る(1)』
『有人潜水調査船 しんかい 6500』バンダイ 1/48 ※ジオラマ作品



 次号の特集は「そうだったのか!! ブラック塗装 (仮題)」。以前ロータスの時に「黒」の塗料についてはやってたけど、どんな内容の特集になるのか。


 

日本陸軍 三式戦 飛燕 II型改 角型風防』青島文化教材社 1/72 真・大戦機シリーズ


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

いけ『ねこむすめ道草日記〈15〉』

 

 いけ『ねこむすめ道草日記〈15〉』徳間書店 2017 リュウコミックス

 今年も無事に『ねこむすめ道草日記』の新刊が出た。しかもまだわりと早い時期なので、めっちゃ上手く行けば年末にもう一冊読むことができるかもしれない。今回は第87話~第92話+おまけを収録。前巻には4話連続、計100ページの長編が収録されていて、続き物として過去最長だったのだが、この15巻ではそれを楽々と上回ってしまった。1巻丸々続き物である。人間側に新キャラが投入され、帯に「【ねこむすめ】史上最大のアクションが展開される!!!」とある通りの長いバトルもある。

 いつものコンビニに出現する化けガエル(ガマ子)。とにかく変化が下手くそなので、現地ではすっかり「蛙人間」として噂になってしまっている。それをどうにかしようとする妖怪と人間たち。「黒菜」たち妖怪が「化け学教室」にガマ子を入門させて猛特訓に励んでいた丁度その頃、コンビニの近くの川べりでは噂を聞きつけてやってきたJK式神使い「九条小夜子」と、蛙人間に間違われた「カッパ」との壮絶なバトルが始まろうとしていた。……というのが大まかなストーリー。

 正直1話目(第87話)を読んだ時点ではそれほどでもなかったのだが、後の方に行くほど尻上がりに面白くなった。通常のまったりドタバタしたノリも維持されているし、妖怪側と人間側がそれぞれしっかり描かれているのも良かった。後半は今回微妙なフラグを立てたカッパと新キャラによる高架下のバトルが中心となるが、カッパといえば、九州にはカッパのルーツを川に流された「人形」(式神みたいな感じ)とする説がある。それを踏まえた上での式神バトルだろうか。カッパが適度にふざけているので、バトルが殺伐としてなくてほどよかった。ナイスカッパ。
 この「ねこむすめ~」に関しては、長らく続き物には乗れないなーと感じていたんだけど、それも過去の話。そのイメージは前巻で大いに払拭され、この15巻はさらに楽しく読むことができた。あと「ちーちゃん」と一緒に出てきた見習い神使の「朱音」が可愛かった。



『ねこむすめ道草日記〈15〉』
 徳間書店 2017 リュウコミックス
 著者:いけ

 ISBN-13:978-4-1995-0553-9
 ISBN-10:4-1995-0553-9


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2017年 01月号 Vol.114

 

 SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2017年 01月号 Vol.114

 祖父は戦時中、ジャワ島で飛行機の整備をしていた。海軍だったことが関係あるのかどうかわからないが、陸軍の戦闘機のプラモを作って見せても全然気に入らないらしく、ふーんって感じだった(なぜかハセガワの1/72「隼」を見せたときのリアクションだけは微妙に良かった)。祖父にとって戦闘機といえば「零戦」一択、「あれは綺麗な飛行機だった」と言ってたのを何度か聞いた覚えがある。当然ごくたまーに買ってくれるプラモも零戦。見るからに作れそうにない1/32メタルパーツ入りとか、そんなのを買ってもらっていた。メタルパーツとかいらないから、せっかくの1/32なら「スピットファイア」が欲しかった。そんな祖父がジャワ島で整備してた飛行機は「九七式二号艦攻」(←固定脚)という結構レアな機体で、当時はプラモにもなってなかったのだが。

 小学生から見ても陸軍機が華やかに見えるのは、ひとえに今回の特集の機体「飛燕」によるところが大きいと思う。マーキングもハデハデありハゲハゲありとバラエティに富んでるし、何よりスマートな機首の形状が異彩を放っている。今見ると錚々たる空冷の旧軍機の中にあって、なんとなーく居心地悪そうに見えなくもないのだが、実にわかりやすくかっこいい。
 というわけで、タミヤ1/48、アオシマ1/72と、最近国産の新キットが続々と発売されている「飛燕」の特集号である。前号の感想でタミヤの1/48メインって書いたけど、1/32〜1/72の新旧キットをチョイスした感じのいい特集になっている。下のリストの通り作例数はごく少ないが、物足りなさは全く感じなかった。完成度の高い各作例をじっくり見せる構成になっている。なかでも『改造しちゃアカン リターンズ!』のレベル1/32の飛燕は、繊細な工作と凄みのあるハゲハゲ塗装ですごいインパクトだった。このレベルの飛燕、実物は中古ショップの棚でしか見たことなかったんだけど、すごい出来のキットだ。あといつもこの雑誌は途中写真が少なくて寂しい的なことをグズグズ書いているが、今回はタミヤのキットをネタに途中写真たっぷり。1/48スケールでⅠ型丁の4面図も収録されている。

 特集以外の記事では唐突に載ってたハセガワ1/32の疾風がすごかった。リベットラインの凹が徹底的に表現されていて、外板がめっちゃ薄く感じられる。まさに実機はこんな感じ! って感じの説得力だった。



 - 作例リスト (掲載順) -

特集「飛燕」
『川崎 キ61 三式戦闘機 飛燕 Ⅰ型丁』タミヤ 1/48

連載記事『Alternative modeling garage Vol.12 フィギュア編 その1』
『バイカー フィギュア』セミスクラッチビルド 1/32 ※モノクロ記事

連載記事『改造しちゃアカン リターンズ!』
『川崎 キ61 三式戦闘機 飛燕 Ⅰ型丁』レベル 1/32

連載記事『飛ぶ理由 連載第32回』
『大日本帝国前衛武装艦 アンドロメダ AAA-1』フルスクラッチビルド 1/1000 ※小林誠によるオリジナルメカ

連載記事『ちっちゃいことは、いいことだ!』
『He162A サラマンダー』ブレンガン 1/144 ※モノクロ記事

特集「飛燕」
『川崎 キ61 三式戦闘機 飛燕 Ⅰ型丙』ハセガワ 1/32
『川崎 キ61 三式戦闘機 飛燕 Ⅱ型改 涙滴風防』アオシマ 1/72
『川崎 キ61 三式戦闘機 飛燕 Ⅰ型丁』アオシマ 1/72

『中島 キ84 四式戦闘機 疾風』ハセガワ 1/32

連載記事『夢見る翼 NO.52』
『バニラエア エアバス A320』ハセガワ 1/200

『NOSE ART QUEEN Vol.54 Flight Attendant Special』坂本くるみ 佐野真彩 近藤みやび



 今回の中身とは関係無いけど、裏表紙のハセガワ1/72「二式大型飛行艇」が素晴らしくいい感じ。あとモデルカステンからギャル子ちゃんが出るらしい。次号の特集は「イラン空軍」。


日本陸軍 川崎 三式戦闘機 飛燕 Ⅰ型丁」タミヤ 1/48


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

菊地秀行『妖山鬼』

 菊地秀行『妖山鬼』徳間書店 1991 徳間文庫 き-3-4

 ホラームービーの偉い人、菊地秀行によるヒロイック伝奇ホラー。『山童子』と『剣鬼山』の二編が収録されている。ともに雑誌に発表された作品で、『山童子』は掲載時から大幅に加筆されているとのこと。
 新潟県の山奥の廃村に踏み入った強盗殺人犯の三人(男2女1)が、次々に山中の邪悪な霊の餌食になっていく。そんな山の邪気を払うために遣わされたのは、ぱっと見普通の「少年」だった。少年と魑魅魍魎との壮絶なバトルが始まる……というのが『山童子』。同様の「少年」が登場する『剣鬼山』では、自らの先祖にあたる孤高の刀鍛冶の足跡を求めて山中に分け入った青年が、山の魔に憑かれて暴走する。彼に取り憑いた邪霊は、刀鍛冶の打った妖刀に魔力につられて山に集まったらしい。彼を追って山に入った恋人の「安代」もまた強烈な霊の影響を受けるが、危うく難を逃れることができた。彼女を救ったのは超常の能力を持った一人の少年だった。

 どちらもグロと戦闘に全振りした思い切りのいい作品である。伝奇色は妖刀「餓竜剣」の出てくる『剣鬼山』の方が濃い。エロ描写にもかなりのページが割かれているが、やってることのエグさに反してエロさはほとんど感じられなかった。単に好みの問題って気もすごくするが、本作のようなキメキメの文体は、エロ描写との相性があまりよくないように思う。というか本作の場合は、濡れ場もバトルの一環って感じ。
 で、その戦闘シーンだけど、ノリノリのキレキレ。著者の作品の特徴を一つ挙げるなら、なんといってもそのスピード感だが、本作でも映像的で無性にかっこいい神速のバトルが何ページも続く。「少年」「坊ちゃん刈り」といったバトル中の呼称が煩雑で、読んでてごちゃごちゃしてくるところもあったけど、勢いに任せて一気に読んだ。「あとがき」によると人間以外のものを都会で活躍させるのはかなり大変で、『山童子』では舞台を山中に設定したことで、驚くほど楽に筆が進んだという。
 あとキャラクターについては、『剣鬼山』の「安代」がよかった。どっちの作品にも無理にキャラを立たせたような人物は出てこないが、安代はビビりながらもギリギリでど根性を発揮する蘭姉ちゃん(←コナンの)みたいなキャラクターで、少年との距離感が絶妙。ヒロインの見本のようなヒロインになっている。酷い描写が盛り沢山の作品だけど、なぜか読後感は良かった。

 本書の巻末には「あとがき」の後ろに「はじめにホラーがあった」で始まる「あとがきの逆襲 (我がSF・ホラー映画)」が収録されており、怪猫映画と吸血鬼映画について著者が熱く語っている。



『妖山鬼』
 徳間書店 1991 徳間文庫 き-3-4
 著者:菊地秀行
 解説:三橋暁

 収録作品
 『山童子』
 『剣鬼山』
 
 「あとがきの逆襲 (我がSF・ホラー映画)」

 ISBN-13:978-4-1958-9329-6
 ISBN-10:4-1958-9329-1


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

古賀新一『白衣のドラキュラ』



 古賀新一『白衣のドラキュラ』ひばり書房 1986 ヒット・コミックス 44 オカルトシリーズ 5

「僕にとってあなたは突然すぎたんだ。人同士ってこんなもんなんだよな」……これは戦闘中にチャクラが開いたアムロとララァの感応の一節だが、何から何まで突然すぎるのがこの『白衣のドラキュラ』。みごとに1ミリ先の展開も読めない、雑にいえば行き当たりばったりこの上ない作品である。著者の作品には往々にして同様の傾向が見られるのだが、だからといって面白くないとは限らない。この作品も対象とする読者を怯えさせるには充分な性能を有している。

 森の中らしき白い空間で、ノスフェラトゥタイプの吸血鬼に襲われる少女。彼女は近くの病院の入院患者だった。主人公の「綾子」も同じ病院の入院患者で、被害者「由紀子」とは同室の親しい間柄。由紀子は病院に運び込まれたあと、老婆のように衰弱して死亡してしまう。その夜、綾子は看護師が由紀子の死体をこっそり運び出すのを目撃するが、見つかって口止めをされる。この病院にはなにか怖ろしい秘密があるらしい。それをみんなして隠蔽しているのだ。頼りになるのは病院のすぐそばに住んでいる医師、「ユミ先生」だけ……。

 見知らぬ医療施設、白い壁と廊下がどこまでも続いている。両親は見当たらない、唯一の友人は死亡。頼るべき医師、看護師はどーみても怪しい。少女にはマンガ的な能力はなにひとつ備わってない。何者かに襲われたとしても、対抗する手段がないのだ。廊下の曲がり角の向こう、暗いドアの向こう側になにが待ち構えているのかわからない。こんな状況に、伏線もなく、お約束も通用しそうにない、行き当たりばったりの展開がよく馴染んでいて、吸血鬼ものというより脆弱な少女が病院内をひたすら逃げまどうシチュエーションホラーといった趣き。当然、主人公の少女に感情移入するほど作品は面白くなる。意図されてのことかどうかはわからないが、少女の知りえない情報がほとんど描かれないのも効果的だと思う。
 誰にでもオススメできる作品ではない。それでも自分はこの作品が好きだ。ちっこいビオランテみたいな怪物が出てきて以降の、ふっ切れたようなハイテンションさには変な爽快感があるし、なにより主人公の無個性なほどの天真爛漫さが素晴らしい。

 本書にはもう一編、『白衣のドラキュラ』とは随分異なる繊細な絵柄の短編、『黒髪の呪い』が収録されている。スタンダードな髪の毛の怪談かと思いきや、片足が飛び回りひたすら主人公を怯えさせるという、シンプルだが驚異的なシーンが頻出する。タイトルに偽りありの面白い作品だった。



『白衣のドラキュラ』
 ひばり書房 1986 ヒット・コミックス 44 オカルトシリーズ 5
 著者:古賀新一

 収録作品
 『白衣のドラキュラ』
 『黒髪の呪い』

 ISBN-13:978-4-8280-1044-1
 ISBN-10:4-8280-1044-0


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

飛行機模型スペシャル No.16

 

飛行機模型スペシャル No.16』モデルアート社 2016

 ようやく諸々落ち着いてきて、深夜アニメ見ながらプラモを作る余裕を持てるようになった。しかーし、こんなとき、ホイホイとっておきのキットに手を出してしまうのはまずい。勢い余って失敗しそうだし、また時間ばかりかけてるうちに中断してしまう、なんてこともありうる。まずはリハビリも兼ねてお手軽なキットから始めるのが良さそうだ。とするとエデュアルドのFw190あたりが、何機も買ってしまってるしちようどいいかな。またかって気もするが、材料も揃ってるし、なによりキットの出来がいい。中断してるキットの続きや完成品のレストアも良さそうだけど、モチベーションがなー。あと普段あまり作らないジャンルに手を出してみるのもいいかな。……まあ、こうして次なに作ろうかあれこれ迷うのもプラモ作りの醍醐味、実に楽しい。時間はどんどん過ぎていくけど。

 というわけで遅ればせながら、造形村の新キットをメインにした「F-4 ショートノーズ」特集号。各誌で取り上げられたキットだが、本誌ではパーツリストや途中写真をたっぷり使って造形村のF-4の概要を詳らかにしている。作例こそ6例と少ないものの、かなり気合の入った特集だった。特にトップのF-4Jの記事には製作上留意すべきポイントがこと細かに書かれていて、キット持ってる人には超有用だと思う。ウワサのダクト内部の構造もくっきりハッキリ。造形村のキット以外の作例記事も、途中写真がしっかり載ってる見応えのあるものだった。
 作例以外の記事も「徹底解析!」というだけに、非常に充実している。カラー塗装図、実機解説、ディティールフォトで30ページ近い。なんかもうこれだけで充分なんじゃないかって気もする。
 連載記事の『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!!』でも、特集にあわせてファントムの制作がスタートしている(ただしこっちはF-4EJ)。タミヤの1/32、でっかいキットだ。今回は塗装にかかったところで続く! となっているが、こちらも図、実機写真が盛りだくさんの記事だった。

 ニューキットセレクションではMA本誌に続いてアオシマの「OH-1」が取り上げられている。前に仮組みしてみましたって書いたけど、これなんか久々の製作にはもってこいなキットだ。
 ところでこの第16号までの特集を振り返ってみると、現用機に偏っていることに気付く。自分は現用機、大戦機関係なしに好きなので偏り自体は構わないけど、せっかくの別冊なのでMA本誌や他誌と作例がかぶらない特集の方がより望ましい。いっそ第一次大戦機特集とかどうかなー、めっちゃ嬉しいんだけど。



 - 作例リスト (掲載順) -

特集記事『徹底解析! F-4ファントムⅡ ショートノーズ編』
『F-4J ファントムⅡ』造形村 1/48
『F-4S ファントムⅡ』造形村 1/48
『F-4B ファントムⅡ』ハセガワ 1/48「F4-J」改造
『F-4N ファントムⅡ』ハセガワ 1/72
『F-4C ファントムⅡ』アカデミー 1/48
『F-4D ファントムⅡ』アカデミー 1/72「F-4J」改造

ニューキットセレクション
『陸上自衛隊 観測ヘリコプター OH-1 ニンジャ』アオシマ 1/72 ※「OH-1 バリエーションセット」の紹介もあり。
『F/A-18F “VFA-103 ジョリーロジャーズ”』アカデミー 1/72

連載記事「TOMCAT SQUADRON’S VOL.04 VF-11 RED RIPPERS second part」

連載記事「綿湯同院 #016 執着2題」

連載記事『モデリングJASDF 見たい! 撮りたい!! 作りたい!!! Vol.014 サンニイでミグファントムが作りたい!! 前編』
『航空自衛隊 F-4EJ ファントムⅡ』タミヤ 1/32


 
F-4J ファントム Ⅱ』造形村 1/48


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)